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feed 夏休みの宿題(工作:アルコールバーナー) (2017/8/9 21:45:26)
某局のブログでアルコールバーナーなるものが紹介されていて、しかも作れるらしいということで自分も真似して作ってみました。

アルコールバーナーってこんなのです。

イメージ 15

用意した材料 350mlのアルミ缶(もちろん空き缶です) 
       アルミテープほんの少し
道具 カッターの刃 定規 プッシュピン ピンバイス きり 丸くなった棒やすり
   ニッパー 油性ペン ハサミ 
燃料 メタノール

イメージ 1  

あ~なんか写真の縮小の仕方間違えたかな?

空き缶の裏側に穴をあけます。ちゃんと測ったほうがいいとは思いますがどうせあとでやすりでごしごしするのでだいたいで。
この穴の大きさと燃焼時間が変わってくるのだと思います。

イメージ 2

穴と穴とをニッパーで切り取りできるだけ滑らかになるようにやすりで仕上げます。
使った空き缶は100円ショップで売られている3缶108円の炭酸水です。
やすりをかけるときかなりの不快音が発生しますので、静かな時間帯にはやらないほうがいいかもしれません。

イメージ 3

紙の切れ端に空き缶の底にはまるくらいの大きさの円を描きます。
アルコールが気化して出てくる穴をあけるための型がみです。もちろん分度器なんかで測って書いてもいいかと思います。

イメージ 4
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3回折ったら開きます。8等分つまり45°の線が引けます。

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こんな風にして、空き缶に油性ペンで印をつけていきます。

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こんな感じで8個の点がかけたら、点と点との間を3等分して点を加筆します。
合計24個の点を書きました。

この穴にプッシュピンで穴をあけます。写真撮り忘れました。そのままでもよさそうですが、自分はコレで2mmの穴に広げました。

イメージ 8

100均で2本入ってました。昔じゃ考えられません。

穴の大きさで炎の具合が変わったりするようですが、そこまで研究してませんのでとりあえず2mmの穴を24個開けました。

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机から3cmのところにカッターの刃が来るように調整します。

缶の下から3cmのところにカッターの刃を当ててアルミ缶を切断するということです。何回か押し当てていくとあるところでペコッと穴が開きます。
イメージ 10

一か所切れたら親指でていねいに押していくとどんどん切れていきます。
もちろん刃の当たり方にむらがあると切れなくなるので、またカッターの刃にあてます。

もう一個の缶は下から2.7cmのところで切断します。

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この部品のふちをラジオペンチで曲げていきます。
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ホントはもっと浅くでいいです。底までべこべこにするとそこからアルコールの気体が噴き出てえらいことになります。(自分は1回そうなりました)

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次に残ったアルミ缶で3.7cm幅の部品を作ります。
この部品は、空き缶の内部に設置します。空き缶の底の丸みに少しゆとりをもってはまるくらいの円を作ってアルミテープで止めます。
その下側に3か所ハサミで2~3ミリのスリットを切り込みます。ほんとはちゃんと測ったほうがいいのでしょうが、これもだいたいで切りました。

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この3つの部品ができます。

これを組み合わせます。

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あ~ちょっと隙間ができちゃいそうですね。

隙間ができたらアルミテープでふさげばOKです。

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とりあえず出来上がり。

さて点火です。

メタノール(燃料用アルコール)を10ml程度上の大きな穴から注ぎ、ライターで点火します。
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アルコールは芯がなくても燃えるのである意味注意が必要です。

しばらくして全体が温まってくると、24個の穴からアルコールの気体が噴出して自動的に点火が始まります。

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これは下側が漏れちゃったのでアルミテープで止めたタイプです。
結構勢いよく炎が噴出します。想像以上の火力ですが、風にはめっぽう弱く、炎が揺れてしまいます。

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途中で消火するには酸素の供給を止めないと消えません。これまた100均のキャンプ用品をかぶせることで消火が可能です。
ま、消火せずに燃え尽きるまで放っておくのが楽かもしれません。

さてその性能ですが、実験の結果は

燃焼時間
アルコール10mlで約3分。20mlで6分30秒くらいでした。
湯沸かし性能
100mlの水(28℃)を約3分で沸騰させることができる。
200mlの水を6分で95℃にできる。

という実験結果となりました。
カップ麺のお湯約400mlを沸かすのにはアルコール40mlを入れて12分くらいかかるという計算になります。あくまでも比例だということが原則ですがまあだいたいこんなもんだと思われます。
カップ麺ならば完全に沸騰していなくても大丈夫なのでもう少し早くできるかもしれません。いずれ検証してみます。

実用的かどうかは別として、初めての自分でも30分ほどで空き缶を使ったバーナーが作れるってことがビックリです。
屋外で使うには風防などの工夫が必要ですが、揺れる青い炎を見てるだけでもなんだか癒されます。

しかし、もっと詳しいサイトもたくさんありますので、製作する際にはどうぞそちらを参考にしてください。

お読みいただきありがとうございました。










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