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feed チャイコフスキー 交響曲第6番"悲愴" 3名盤紹介 (2017/10/3 0:01:00)
チャイコフスキーが最後に書き上げた、交響曲第6番"悲愴"で
愛聴している名盤3枚を紹介したいと思います。


+ モノラル録音
イメージ 1

・ 指揮: ウィレム・メンゲルベルク
・ 演奏: アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
・ 1937年録音
・ Opus蔵レーベル
弦楽器の美しさと、メンゲルベルク特有のポルタメント & アゴーギクが見事にマッチした演奏です。
大きな感情移入も相まって、全曲に渡り独特な雰囲気を感じる事が出来ます。
(バックにハム音が盛大に混入していますがライナーノーツ通り
テレフンケン社録音時、コンデンサマイクのアース不良が原因との事。聴き込んでいる内に慣れます。)


イメージ 2

・ 指揮: ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
・ 演奏: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
・ 1938年録音
・ Opus蔵レーベル
この曲はどの様に演奏するべきか、と聴き手に問いかける様な哲学的演奏ながら
起伏の激しい構成です。特に第2楽章ティンパニ連打部分において
何とも言い難い間合いで聴き手を引き込みます。


+ ステレオ録音
イメージ 3

・ 指揮: ジャン・マルティノン
・ 演奏: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・ 1958年録音
・ DECCAレーベル
フランス人指揮者 & ウィーン・フィル、異色のコンビながら
辛口のキレを持って解釈した演奏でウィーン・フィルから
ゲルマンでもスラブでもなく、フランス系の音色が出ている貴重な音源です。
ホルンを始め金管楽器、弦楽器の音色が美しい事この上無い。
今から約60年前のステレオ初期とは思えない程の優秀録音もお気に入りです。


後は特筆すべき事として、カラヤンは生涯に"7回"もこの曲を録音しています。
青年期~円熟期の各種解釈を楽しむのも良いでしょう。

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