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link JK4HNN/とっとりLC575のブログ JK4HNN/とっとりLC575のブログ (2019/12/16 10:36:00)

feed オーバードライブの製作 その3 (2018/4/25 7:40:38)
ケースとパーツが届きました。
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オーバードライブとディストーションの原理や製作についてシズオカAR96局が記事と動画にまとめておられます。

https://blogs.yahoo.co.jp/kurosuke_0422/33668522.html

https://blogs.yahoo.co.jp/kurosuke_0422/33705177.html?type=folderlist

オシロスコープを使った実験もやっておられて、とても興味深いです。僕は持っていないので出来ませんが。

クリーンな音はサイン波ですが、歪んだ音は山の部分を削って変形させる(クリッピング)ことによって作ります。使う部品はダイオードです。順方向にしか電流を流さないという性質の半導体で、ゲルマラジオやLED電球にも使われる部品です。
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ダイオードを2つ使って上下の波形が対称になるようにするやり方と、3つ使って非対称になるようにするやり方があります。対称クリッピングだと奇数倍音が少なく暖かい音に、非対称にすると奇数倍音が多く尖った音になるそうです。
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ブースター、オーバードライブ、ディストーションは基本的な設計は共通していて、クリッピングの有無や位置によって変わってくるのだそうです。

ブースターはオペアンプといわれる集積回路(IC)で信号をそのまま増幅します。
オーバードライブはオペアンプの内部で負帰還路(ネガティブフィードバック)にクリッピングをかけて柔らかめの歪みを作ります。
ディストーションはオペアンプで増幅されて出てきた信号をクリッピングします。バサッと切り取るので倍音成分が多いトゲトゲしたサウンドになります。
イメージ 4

スイッチでダイオードを切り替えれば、一台でブースター、オーバードライブ、ディストーションの音が出せるのではと思います。てんこ盛りというか、幕の内弁当というか、日替わり定食といった感じでしょうか。出音は作ってみないと分かりませんが。

ではまた




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