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feed 着弾品の修理 FAIRMATE HP100 (2019/1/19 20:06:17)
先日到着したスキャナー(受信機)の FAIRMATE HP-100ですが、いざ使ってみると経年劣化による不具合がありました。

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マニュアルで周波数を打ち込むとしっかり受信しています。FMラジオや特定小電力の周波数では大きなずれは感じられません。

しかし、オークションの出品欄に書かれていた通り2つの不具合がありました。

① SARCH SCAN ができない。
② バックライトが付かない。

の2点です。受信はできているようなので残念です。この手のスキャナーは超高速のサーチやスキャンが命。バックライトはどうでもいいんですがねえ。

というわけで分解です。

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受信機だから分解してもいいんですよね。これが特定小電力無線機や市民ラジオだと「イケナイ」ことのようです。

小さなプラスネジでとめてあるだけなのでどんどん分解できます。もし戻せなくてもそんなに痛い金額ではないので、勉強のつもりで。

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最近のものならフレキシブルケーブルでつなぐんでしょうが、このころの無線機はカラフルな導線でつながれています。コネクタで離せるので分解は楽です。ケーブル(ハーネス)の長さがこれまた絶妙。手作業だったのかなあ?

3層になった基盤を外すと
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これはすでに修繕後なんですが、ボタンにアクセスできました。テレビのリモコンなんかもそうですが、キーが効かなくなっているのは、ボタンや基盤の汚れか、導電塗料の剥がれや酸化が原因だと思います。接点復活剤を塗った綿棒でボタンの黒いところを軽く撫でたところ真っ黒なカーボンがはがれてきました。導電塗料があればいいのですが、自分はたいてい写真のようにアルミのテープを貼って対処します。
これで何個かリモコンを救っています。職場のテレビや同僚のリモコンも。

これで動けば安いもんだ~~。

元に戻します。
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結果は……

見事復活です。ただ単に経年劣化でボタンの導電塗料がだめになっていたようです。

たぶん、この後ほかのボタンも劣化するだろうと、この後すべてのボタンの裏にアルミテープを貼って完了。

実は、バックライトが付かなかったのもボタンの劣化でした。

完全修理ではないですが、満足のゆく結果となりました。

今は爆速でサーチもスキャンもクルクル回っています。 明日のUHF-CHオンエアミーティングにも連れて行って受信感度を試したいと思います。

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