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link こちらはサッポロ-RX178 無銭実験局運用中 こちらはサッポロ-RX178 無銭実験局運用中 (2019/12/16 10:37:15)

feed モービル時のデジタルコミュニテイ小電力無線用アンテナ(アマ用アンテナ) (2019/1/22 16:26:34)
 最近デジタルコミュニティ小電力無線用のモービルアンテナとして、第一電波の業務アンテナ(周波数指定特注のあれ)を用いる方が増えていますね~
 私自身第一電波の業務アンテナは使った事が無いので何とも言えませんが、確かに業務アンテナは「バシッ!」っと指定周波数に合ったアンテナになりますので、気持ちよく使える事でしょうね~

 逆言えば「指定周波数以外使わせねぇよ?」的な特性(指定周波数帯域型のアンテナじゃなく、1波指定のもの)がありますから、どんな感じになってらっしゃるんだろう?って疑問もありますんでレポートが欲しい所であります。
 ただ同社のHPに掲載されているデータシート的に指定周波数から3MHzのずれがあった場合SWRは0.15くらい増加するっぽい「誤差」みたいなもんですから、145.5MHzくらいにあわせておけば、概ね指定周波数から1.5MHzのずれがあった場合SWRは0.05程度しか増加しない事を考えると、とても使いやすいアンテナになるんでしょうね~、と机上論。
 実効値を見てみたい感じがたまらないところであります(笑)
 ま、SWRが全てじゃないんですが目に見えてわかる一つの性能ですからね~
 ちなみにこれって普通に注文して買ったらエレメントは9千円弱くらいでしょうかね?それに基台(M6ネジ型)か、Mコネに変換するやつ(商品名知りませんが)が必要になるのかな~。業務な各局はありますよね、無駄に(笑)

 さて、それはそれとしてあくまで「楽に」楽しみたい私。専用設計品が出てくれば普通に購入するつもりですが、それまでは検証も含めてあくまでアマチュア用で代用。

 以前「アマチュア用アンテナ」の中で、堂々と使ってもOKなアンテナを羅列した事があるわけですが、あくまで「規格的に使って良いアンテナ」です。
 ここでもSWRを前面にして話をするのはアレなんですが、基準となり得る物が無いのでSWR的に低いアンテナはどれじゃ?と調べてみました。無線機屋さんに協力を頂き基準内のアンテナ全てを測定させて頂きました(笑)

 屋内で測定ですから不確かでありますが、測定位置は全て同じ。
 色々試しましたが、モービルホイップでは「NR-760H」が最もSWRが低い(あくまで在庫内で、私が測定した結果です)ようでした。
 どのアンテナも「143.9MHz」付近は似たようなSWR1.1とか1.2くらいなのですが、「146.9MHz」側はSWRが軽く2以上という状態です。
 まぁ中心周波数が145.0MHzで143.9MHzは1MHzしか差が無いのに対して、146.9MHzは2MHz近くの差がある事と、設計的に144.0~146.0MHzのアンテナですから143.9MHzはほぼ144.0MHzですので範囲内みたいなもんですけど、146.9MHzは1MHzも離れている為に完全に設計外と考えるか、範囲内に収めるようにあれこれ付けているわけで、そりゃ止む無しですわな。
 モノバンドとかなら気にしないで中心周波数から前後1MHzをSWR1.3以下に出来ればいいわ~的な作りなんでしょうけどね。

 測定した中で、比較的良かった印象があるのは他だとNR-770H(146.9MHzでSWRが2.0)とかあったわけですが、この二つにと第一電波の業務アンテナに共通しているのは「見るからにシンプルなアンテナ」です(笑)
 良い意味で「余計なものがついていない」アンテナですかね。

イメージ 1

 ちなみにNR-760Hの146.9MHzあたりのSWRは1.7でした。
 NR-770Hの2.0より低かったわけですが、普通に考えると長い分NR-770Hの方が有利だったんじゃないかなぁ、、、屋内だから長い分なんか変に影響しちゃったかな~とか考えたんですけど、外に出ても760の方が◯でした。

 ま~どっちも実用範囲内じゃねぇの?って私あたりは思っちゃうわけですが、SWRは1.5以下じゃないと使えない!って方も結構いらっしゃるようですから、そういう方にはオススメできませんね(笑)
 ぜひ今後出るであろう専用設計品か第一電波やら日本アンテナの特注アンテナをお使いくださいな。

 ちなみに以前紹介させて頂いた、アローライン「AL-144FL」は最大でSWRが1.2でした。じゃあ黙ってアローライン使っておけよって言われそうですが、それが難しい「試される大地北海道」。
 吹雪いて一晩明けたら凍りついてひどいことになるんですよね、あの形状のアンテナって。一時期ディスコーンをつけていた事があるんですが、ラジアル周りに着氷したり無理に取ろうとして折れたりなんだりで(汗)
 よって、「運用するときだけ」設置をする時期なんです。
 それが面倒だから、常設できるテキトーなモービルホイップが欲しいという事で、あれこれ試して探した一品という事になります。

 実売が5千円弱ですから、まぁこれなら第一電波の業務アンテナ買った方がいいかね?って感じもします(基台等があるのであれば)。
 なんか限界を感じたら買うかも知れませんが、とりえあずはこれで良しとします。

 実際どーせそんなに運用しねぇしなぁ~って所もあるんですけどね(照)

 という事で、道内各局には何気に言っている方もいるのですが、近々にアンテナの比較実験をするどーと。
 アローライン信者みたいな私ですが、確たる証拠がないんですね。
 「アローラインいいよ~」って口だけで言っても、SWRだけで比較しても実際の電波の飛びっぷりは異なるわけですから。

 なので、同じ1/2λの2.14dbiでどんだけ電搬が異なるかを試します。
 数局にご協力頂き、同一箇所から電波を発射し比較する。ただこれだけの試験です。
 メーカーが言う「神秘的な」飛びがアローラインにはあるのか。
 また専用設計品では無い(業務アンテナも含む)アマチュア用アンテナのNo.1を決めたいけど全部の規格内アンテナで実測は無理だから、一番SWRが低いアンテナと比較しようという目論見。
 それに加えて、他の5/8λ等のモビホあたりと繋げてみて受信っぷりの比較もついでにやってみる無意味な試験も実施。

 ちょっと専用設計やら業務アンテナよりもアローラインの方が高い感じがしますが、神秘的であることを期待して実験したく思っております。

 今週末あたりに出来ればいいなぁ、、、って思ってはいる所であります。

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