無線ブログ集
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毎日はレビュー (2024/4/20 17:05:04)
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本日、DJ-G7に直付け八木を持って飯能市の関八州見晴台へ。23cmバンド(1200MHz帯)にて1CQから途切れることなく17局と交信いただくことができました。
なんか、楽しいです。
なんで楽しいのか考えてみました。ライセンスフリー無線も楽しんでいる私から見ると、何となくライセンスフリー無線に通じる部分があるからじゃないかと仮説を立ててます。思い当たる部分を少し恣意的に挙げてみます。
(1) 家ではつながらなくても移動するとつながる
(2) 移動では出力が1Wに制限される
(3)
無線機を少し動かすだけで信号強度が変わる
(4) 同じハンディ機同士の交信がある
(5) マイノリティ感がある
(6) バンドは空いているが、移動局狙いで聞いている人は結構いる
(7) 昔の無線機を大事に使っている人が多い
つまり、簡単にはつながらない点が楽しいのですかね(笑)。聞こえてましたら、どうぞお相手くださいませ。
本日は蔵王花笠ロールコール狙いへ。まず立ち寄ったのがアクアライン上の海ほたる。シミュレーション的にはDCRならばここから刈田岳に届くはずですが・・・正直、今までシミュレーション通りに行ったことはありません(笑)。なのでここでダメだった場合は千葉県安房郡鋸南町の鋸山に行く想定で立ち寄りました。そもそも鋸山は8時30分にならないと車で入れないため、8時からの東北以外向けロールコールの時間を狙うには別の場所に立ち寄る必要があったのです。
まずは無指向性のアンテナSRH350DHで聞こえるか確認です。結果的にこのアンテナでも花笠ロールコールの声を受信することはできました。ただしかなりピンポイント。こちらがしゃべる無線機の位置を固定するのが難しいくらいです。なので3エレ八木を利用して正しい位置を決めて呼び出すことにしました。
新潟局が続々チェックインする中、なんとかこちらのコールをピックアップしていただき、無事チェックイン。八木をこちら方面に調整していただいた結果、レポートも53というかなり優秀なものを頂戴することができました。ありがとうございます。
そして、チェックイン完了と同時に雨が降り始めました。たかなり強い雨です。一旦車に戻り、その後鋸山に行こうかとも考えましたが、すでに達成感でいっぱいになってしまい、その気になれませんでした(笑)。ソラ友にチェックインし、23cmバンドの無線機DJ-G7で10局ほど交信いただき、帰路に着いた次第です。本来であれば鋸山で南房総国定公園のPOTAもやるつもりでしたが、300kmのDCR交信に酔いしれてしまい、すっかり忘れていました。またの機会に伺いたいと思います。
蔵王花笠RCを開催いただいた皆様、本日は楽しい時間をありがとうございました。
08:26 ざおう2021局 蔵王 M5/53 DCR 19ch
09:05 さいたまMG585局 志木市 54/55 DCR 14ch
本日JARLからQSLカードが到着したので、少しQSLカードについて書いてみようかと思います。
QSLカードは無線の世界における交信証となるものです。昔は、交換して当然という雰囲気がありましたが、最近はだいぶ変わってきているかと思います。私は、今でも紙で交換したい方の価値感もわかりますし、交信だけで十分という方の気持ちもよくわかります。
最近のライセンスフリー無線ではQSLカードは交換しないのが普通です。だからなのか、ライセンスフリー無線からアマチュア無線に移行してきた方がカード交換を嫌がっていると思われている部分もありそうです。少しはそういう傾向があるかもしれませんが、断定するのは良くないかと思います。
というのも、昔はライセンスフリー無線でも積極的にカード交換をしていたからです。我が家にも未だに何百枚とライセンスフリー無線のQSLカードがあります。
JARLのような組織はありませんでしたから、カード交換は基本郵便での交換でした。交信中に住所や名前を交換することもありましたし、「ラジオの製作〇月号に住所が出ています」と伝え、それを見て送ってもらうことをお願いすることもありました。それが発展し、交信していなくてもカード交換をするQSL
SWAPという世界も盛り上がりました。
当時のライセンスフリー無線は10代が多く、手書きのQSLカードも多かったと思います。その分、温かみもあったと感じています。貴重な交信の後にカード交換するのは自然の成り行きだったのかと思います。
冒頭の写真は、当時のQSLカードです。今でもTwitter等でつながりのあるライセンスフリー無線局さんの30年以上前のカードを何枚かピックアップしてみました。誰かはわからないようにし、個人情報もマスクしていますので、どうかご容赦ください!
昨年の夏にアマチュア無線の積極的運用を再開させました。それまでは、アマチュア無線は、ライセンスフリー無線の仲間との連絡用という位置づけになっていました。ただ、新型コロナで状況が変わりました。ステイホームだとライセンスフリー無線が楽しめないのです。
1年での交信局数は約2,800局。交信いただいた各局、ありがとうございました。昨年までの30年間の累積でもここまで交信していないのは事実です(笑)。
せっかくなので、第2級アマチュア無線技士の資格を取りました。移動がメインなので出力は50Wのままですが、20mに出られるようになったことで楽しみが広がりました。
QSLカードを作って、JARLにも再入会しました。半年毎の更新で始めたので会員証も3枚目になりました。
流行りのFT8も始めました。我が家のような極悪ロケからも海外と交信できたりすることがあるのは、FT8のおかげかと思います。
POTA、Parks on the Air
も始めました。グローバルにやりとりしながら移動運用を楽しめています。POTAだけでなくSOTAも含め、さらに楽しむためにはCWに手を出さないといけないのだろうなぁと検討中です。
もちろん、ライセンスフリー無線については今まで通り継続中です。ただ、運用頻度が落ちてしまっているのは否定できません。身体が一つしかないのが、目下の悩みです。
どうぞ、これからも JO1LNK と サイタマAD966 をよろしくお願いいたします。
事情がありまして、ICB-770 Kaiがメーカーに里帰りすることになりました。最近、SR-01ばかり使ってましたので、送付前に最後にもう一度使ってみました。
近所の道路上でスイッチをオンするとQSBを伴いながらも強力に入感してきたのが、ヒョウゴTF246局さん。呼ぶと一発ピックアップ。記念すべき、Kaiのラスト交信は、ヒョウゴTF246局さんになりました。RS
55をいただき、こちらからも55をお送りしました。ありがとうございます。
思えば、このICB-770
Kaiは、新技適の帝王
フクオカAB182局さんが最初に世に出した量産型の新技適機種だったと思います。彼のような皆さんの努力で、今も市民ラジオが楽しめています。
銘板によると、Kaiの新技適取得が平成22年9月なので、今から11年前。月日が経つのは早いものです。その前にSONYのICB-770として活躍したのが30年ちょっと( ICB-770がグッドデザイン賞を受賞
した1978年をベースに計算)。
今回のメーカー里帰りは、このICB-770ベースの市民無線機にさらに長く活躍してもらうためです。一時期、SONY製の商品は壊れやすいことを揶揄して「ソニータイマー」なる言葉が流行りました。そんな中、既に40年以上も使われ続けているSONY製品もあることを、当時の開発者にはお伝えしたいくらいです。
送付する前に無線機から電池を取り外したところ、驚くべき事実と向き合うことになりました。8本ある電池の一つの向きが逆でした(笑)。いや、笑いごとじゃないですが、よくこんな状態でEsできたなぁ。
最後に良い思い出を残してくれました。ありがとう、ICB-770 Kai。
ちょうど2年ほど前、仕事で訪れたラスベガスで空き時間にGigaPartsという無線屋さんに足を運びました。その帰りに乗ったUberのドライバーさんの話をしたいと思います。
私が日本人だとわかったのか「日本は良い所だ、日本人が好き」と話しかけられました。海外でこの手の話かけをされた場合、最後にチップを多めに要求してきたりすることが多いので、話半分に聞き流していました。
すると、いきなり「シバタサン、オハヨーゴザイマス!」と軍人のような日本語を話し始めたものだから気になってしまい、色々と話をお聞きすることになりました。
1980年代に、クウェートの日系プラントで2年ほど働いていたそうです。当時、シバタサンをはじめ日本人の同僚には大変良くしてもらい、そこでの経験からエンジニアを目指して米国に移住したそうです。今では子供も大学を卒業させ、ご自身は悠々自適に過ごしてらっしゃるようでした。
日本人はお互いにリスペクトしていて、協調しているのが強みだと彼は言っていました。すれ違う日本車を指さしながら、日本製は違うと力説されてました。残念ながらシバタサンは既に他界されたそうですが、今でも会いたいとのこと。
異国の地でここまで日本人をほめてもらえたのは、日本の先人たちが40年前に外国で誠意ある対応をしてきた結果だと思います。当時、外国から搾取するような対応を取っていたら、当然このような評価にはなっていなかったと思います。
グローバルではグローバルなりのルールがあり、日本はこと外交は下手と言われてます。でも、現場レベルでは日本人の良さが理解してもらえる余地もあることがわかり、嬉しく思いました。
結果的には少し多めにチップを渡し、握手して車を下りたのでした。
今日はJF7RJM局がPOTAの新潟ツアーを挙行されました。自宅にいる時はハントさせていただくつもりでした。ただ、お昼に歯医者に行く時だけはあきらめるつもりでした。
ところが、たまたま同じタイミングで興味深い話を聞きました。某局が出先から自宅のPCを操作してFT8に応答しているとのこと。これは楽しそうだと早速マネさせていただきました。
PCとAndroidのスマホにそれぞれ、Chromeリモートデスクトップをインストール。設定は2つで5分ほど。簡単なPINコードだけでリモートのネットワークからルータ越えの自宅ローカルIP網にアクセスできます。仕組みがどうなっているのかはわかりません。ただ、便利な世の中になったことだけは確かです(笑)。
歯医者に到着し、スマホでリモートデスクトプをオン。PINを入れると自宅PCの画面が良く見えました。残念ながら交信成立には至りませんでしたが、小さなスマホでも慣れればタイミング良くFT8を操作できることは実感できました。
ローカル局には歩荷が好きな山屋さんがいます。この仕組みをうまく使えば自分の無線機一式を担いで山の上に行ってもらうことができる気がしてきました。こちらは自宅でコーヒーを飲みながらのんびりオペレート(笑)。ネットが到達するエリアであれば、ご病気等の事情で移動運用できない方のサポートも可能になりそうです。
ちなみにアマチュア無線でリモート運用する場合、「 電波法関係審査基準
第15(アマチュア局)の26アマチュア局の遠隔操作(人工衛星に開設するアマチュア局の無線設備の遠隔操作を除く。)について
」に適合していて、申請が必要ですので、その点はご留意ください。
なるほど、アマチュア無線ではリストQSO(今回の話題では厳密にはセルフリストQSO?)と言うものにはかなり嫌悪感をいだいてらっしゃる方が多いのですね。ネットを拝見していて気づきました。CQを出している方が呼ぶ方のコールを最初に聞き取ってリストを作り、そのリストに従ってコールを聞き取れた方と順番に交信していくスタイルです。
非効率であるとか、不公平感があるとかがその嫌われる理由としてありました。確かに急いでる時やコンディションが急変しそうな時には、リストの順番を待たされるのは正直、気持ちよくありませんね。私も同感です。
一方でライセンスフリー無線のロールコール等では、このリストQSOが一般的に行われていたりもします。どうしてなのか考えてみました。一番の理由は電波形式なのかもしれません。デジタル簡易無線やデジタル小電力コミュニティ無線はデジタル形式です。こいつが曲者で、複数の局がかぶった場合、FMのような弱肉強食にはなりません。何も復調(復号?)されなくなります。インジケーターは振れるので誰かに呼ばれているのはわかりますが、完全なる無音状態です。これはかなりやりづらく、ちょっとズルしてずらして最後に呼んできて人しか聞こえない状態になります。ピックアップする側からすると、ちょっとズル目の方しか取れないのは気持ち良いものではありません(笑)。
こう考えると、デジタル無線では最初からあえて「ずらしめで呼んでください」とアナウンスし、リストを作るのは合点が行くかと思います。リストQSOで欠点と言われている非効率とか不公平感は、デジタル無線ではむしろ効率的であり、公平なのかもしれません。
色々な考え方があるのが自然なので、個人的には広く許容できる心を持ち続けて無線を楽しんで行けたら良いなと考えているところです。
(写真は、Googleフォトで「リスト」を検索したら出てきたもので、本文とは関係ありません(笑))
POTA (Parks on the
Air)を一緒に楽しんでくださる方が増え、無線運用がますます面白くなってきています。移動運用にはパークアクティベーションの張り合いが、自宅運用にはハンターポイント稼ぎのモチベーションが生まれています。
今の状態を作ってくださった雑誌「 HAM world 」、ラジオ番組「
ハムのラジオ 」「 QRL
」に改めて感謝いたします。
せっかくなので、POTAについて簡単にまとめた資料を作りました。ダウンロードしてご自由にお使いください。
→
POTA楽しく無線.pdf
もし、話も聞いてみたいという方がいらっしゃれば遠慮なくご連絡ください。拙い話ではありますが、一所懸命お話しさせていただきます。
立川ミーティング、いわゆる「立ちミー」 から1年が経ちました( 最終回は28局のご参加あり
)。今年は名古屋ミーティング、略して「なごミー」として帰ってきました。キー局を名乗り出てくださった
JH2XEM局に感謝です!
コロナ禍にあって、人と人との物理的な接触は回避する必要があります。そんな中で、無線+オンラインを活用することで、このコロナ禍の閉そく感を打破することが「立ちミー」や「なごミー」の狙いです。アマチュア無線の資格をもっており、Echolinkを利用できる方であればどなたでもご参加可能です。初めての方も大歓迎です。喋りたくはないけれど聞いてみたいという方もウェルカムです。どんどんタヌキワッチしてください。
日時: 2021年5月2日 (日) 22:00 ~
(KTWRの日本語放送が終わったら「なごミー」と覚えておいてください)
テーマ: 立ちミーでもテーマとしたツチノコ捜索状況(笑)を含む近況報告
アクセス方法: 上記の通り、JH2XEM-Lを中心としてリンクに対しネットもしくは無線からアクセス
(上記の絵にあるノードは現時点で接続が決まっているものです)
お願い:
・JARLの「アマチュア無線と公衆網との接続のための指針」に従って運用ください。
・1回の送信時間は2分30秒以内にしてください。
・ブレークタイムは5秒以上空けてください。
参加したいけれど参加方法がわからないという方、ご心配なく。あと1週間ありますのでゆっくり準備していきましょう。