無線ブログ集
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毎日はレビュー (2024/4/25 7:05:04)
現在データベースには 718 件のデータが登録されています。
ハンディ機のアンテナってよくなくなりませんか? ダイヤモンド製とかコメット製とか、良く飛ぶ社外品が良く無くなるので、その都度買い直してます。同じ経験をお持ちの方は多いと聞きます。一時期、流行った「ソニータイマー」じゃないけれど、無線のアンテナも一定期間過ぎると勝手に消えるんじゃないかと思ったり(笑)。
先日は、DCR用のAZ350Sが消えました。
車につけてモービル用アンテナとして使用していました。仕方がないので、その後はAZ350Rを使用してきましたが、この長さの差は思いのほか大きかったです。上の写真で見ると、左がAZ350Sで右がAZ350Rです。55cmと95cmなのでその差は40cmです。普通に走っている分にはそんなに違いを感じません。ところが、商業施設の駐車場に行くとその差が出てきます。Sではこれまで普通に通れたところがRでは引っかかるようになりました。
AZ350SとAZ350Rの性能差はS1つ
でした(以前の記事)。ここぞと言う時にはRが最強ですが、普段の走行中はこれまで通りSを使いたいと考えていました。
と言うことで、ネットでAZ350Sを改めて注文しようとしていた今日でしたが、なんと車内荷室の隅からなくなったと思っていたAZ350Sを発見です!
今回は同じアンテナを買う羽目にならず済んだ次第です。精神的にダメージ大きいですからね。皆さんもお気をつけください(笑)。
送信出力10mWのハンディ無線機で、アンテナは内蔵ホイップのみ、双方がそんな無線機で交信を楽しむ世界があるだけでも驚きなのに、パイルアップになってなかなかピックアップしてもらえない世界があります。ライセンスフリー無線の特定小電力トランシーバー(以下、特小)の世界です。
アマチュア無線だけしか触ったことのない方には信じられない世界だと思います。私も特小が出たての頃には信じられませんでした。UHFのFMで10mW、さらに内蔵のアンテナです。信じられないのは確かです。実際に街中で使うと1kmも交信できないかと思います。
ところが、高い所に行くと100km以上の交信すら可能になってしまう、それが特小なのです。
先日の山岳ロールコールでは、キー局が
あきる野市の麻生山からのオペレートでした。10時からロールコールが開始し、自宅ベランダから私がチェックインできたのは30分後でした。その間、ずっとパイルアップ・・・と言っても、一緒に呼んでいる局は誰一人として聞こえません。チェックインする局が近くにいない限り、平地では聞こえない局とのパイル合戦に参加する点が、アマチュア無線のパイルアップとは大きく異なる点です(笑)。
多い時には100局弱がチェックインする特小ロールコールの世界ですから、パイルアップになるのも当然と言えるでしょう。
普段、CQを出してつながることはかなり稀です。だから、イベント時や特小系のロールコールの日に運用するのが交信のチャンスです。コロナ感染状況次第ではありますが、また早く皆で屋外の特小交信が楽しめる世界が来ることを願ってやみません。
中学生で144MHzのアマチュア無線にデビューした当時、遠くに飛ばすためにはパワーよりもアンテナの地上高を稼げと教えられました。そんなわけでひどい時には長いポール3本をジョイント金具で連結してGPアンテナを上げてました。今思えばかなりデンジャラスです。
最近、FTM-7250Dというパワーを可変にできる無線機を手に入れました。パワーかアンテナ地上高かの差を確かめてみたくなり、晩酌中の某MH160局にお願いして実験してみました。
2局間の距離は10kmちょっとです。でも、我が家から某MH160局方面には20mほどの急な山があり、その後も50mくらい上る必要があります。つまり見通しではありません。実験周波数は435.56MHz。アンテナはヤフオクで手に入れた ツインアストロプレーン
と第一電波工業の SG7900
の2つです。アンテナの地上高は2点の比較です。低いは2階の屋根を超えたあたりで、高いはそこからさらに2mほど上げた地点です。送信出力は5W、25W、50Wで比較しています。その結果が上の表です。送りのところにある数字が某MH160局で受信した際の信号強度です。無線機のSメーターには10個のSメモリがあるため、そのメモリの一番近い所を教えてもらいました。
結果は見ての通り、ある意味想定通りでしたが、自分なりに色々と気づきもありました。
・ツインアストロプレーンでは地上高を上げることが効果を発揮できませんでした。 以前、車上設置で好成績
をたたき出したのはアースが良い具合に効いていたからかもしれません。
・SG7900は地上高を高くした効果が大でした。低い地上高で50W出したものと同じ飛びを、アンテナを2mほど高くするだけで5Wでも達成しています。
・最後にSG7900を地上高高いのままで周波数を145.56MHzに変更してみたところ、信号強度が2倍以上に跳ね上がりました。やはり見通しではない2点間では144MHzの粘り強さが際立ちました。
ということで、やはりアンテナは高い所の方が良いわけですが、雷や台風の影響も受けやすくなりますので、ほどほどで楽しみましょう(笑)。
POTA (Parks on the Air)の6-Packアワード
狙いで最近6mにもオンエアさせていただいてます。普段、HF用にお借りしているRHM7350改を使用して6mに出ると異様にアンテナが短くなって非効率な気がしてました。Twitterで何かお勧めのモービルアンテナはないか皆様のご意見をお聞きしたところ、現行の市販アンテナでは第一電波工業のHF6CLほぼ一択とのことで、早速買ってみました。
今日、家族のお買い物の送り迎えの途中、近所から試してみました。長さは2.2mありますので、モービル基台に取り付けるとさすがに長いです。でも、私は止まっている時しか使わないのでこれでも何ら問題ありません。運用はFT8、だから周波数は50.313MHzです。買ったばかりのHF6CLは50MHzに同調されているので、エレメントのカットが必要とのことでしたが、FT8ならそのまま使用できそうです。現にIC-7300の内蔵チューナーではカット無しでそのまま同調されました。
結果、30分ちょっとの運用で12局の皆様と交信いただくことができました。これはこれまでにないペースですので、HF6CLのおかげだと思われます。北茨城と宮城の局が受信デコードできましたが、さすがにこちらからは飛んでいきませんでした(笑)。受信できただけで良しとしましょう。
HF6CLは実質6,000円ちょっとでの購入となりましたが、良いお買い物だったかと思います。POTAの場合、その日のその場所での交信が嬉しいので、既に6mで交信いただいたとしても、見えていたらまた呼んでいただければ幸いです。
COVID-19関連で初のオンライン開催となった QSO Today Virtual Ham Expo
に参加させていただいたのが昨年の8月でした。その直後から次の開催は3月13日、14日とアナウンスがありましたが、特に何もせずに放置していたら改めてアーリーバードの案内がありました。
アーリーバードといえば・・・早割り。そう、今回は有料なんですね。前回は無料だったので今回も無料かと勝手に思い込んでおりましたが、よくよく考えたらオンラインといえども各種費用はかかりますから当然ですかね。
英語と言う壁はありましたが、前回のExpoでは POTA (Parks on
the Air) に出会えたり、 HamPhotos
のサイトを知ったりと得たものが多かったです。無線の世界でもグローバルを意識すると広がる世界がありますね。
ということで、今回はアーリーバードでチケット購入です。10ドルでした!
おかげさまでPOTA (Parks on the
Air)が、日本国内でも盛り上がってまいりました。
JAコールのユーザ登録が始まってから3か月少し、公園運用局を追いかけるハンターと呼ばれる種類のポイントを計上しているJAコールの方は50局ほどになりました( こちら参照
)。追いかける人が増えれば、公園運用する人のモチベーションアップにもつながります。まさに相乗効果で増えている状況です。
2021年1月7日現在の日本の上位ハンターは下記の方々です。デッドヒートが繰り広げられていて、毎日見ていて楽しいです。
1位: JG7NIF局 49公園
2位: JF7RJM局 47公園
3位: JE4URN局 33公園
世界のトップハンターはさらにすごいです。新年6日で既に189公園をマークしています。1日30公園ハントしていることになります。米国にはそれだけ、公園運用局もいるということですね。
裏を返すと、日本からも米国と交信できる設備をお持ちのDXerであれば、すぐに日本のトップハンターに肩を並べられるというわけです。
これからしばらく外出の娯楽もしづらくなりそうですので、ぜひご自宅からPOTAハントをお楽しみいただければと思います。皆さんのご参加をお待ちしております。
ガンバロー、チームJapan!
■ご参考リンク
POTA (Parks on the Air) のユーザ登録の仕方
で、POTA (Parks on the
Air)って何なの?
POTA実践編、いわゆる公園デビューの仕方ですかね
POTAの公園エリアを探すのに便利な環境アセスメントデータベース
電波利用電子申請の問い合わせ番号はどういう採番をしてるんでしょうね・・・。
ハイフンの前は日付ですね。それはわかります。ハイフンの後半部分が気になっています。上記はLiteで私が申請した際の問い合わせ番号です。4か月で4,000ほど増えていることになります。ひと月にすると1,000です。1か月の稼働日を20日とすると1日あたり50件。関東だけでなく全国ですから、こんなに少ないわけありませんよね・・・。
こちらはLite版ではない電子申請の問い合わせ番号です。こちらは番号が行ったり来たりしていました。
後半部分は単純な通し番号だと思っていましたが、そんな簡単なものではなさそうですね・・・。どなたかご存知でしたら教えてください。 (^^)
BU2EQ局によって、台湾の公園がPOTA (Parks on the
Air)に登録されました。地図上の黄色い〇が公園です。おめでとうございます。
太平洋の先にはPOTA発祥の地である米国がありますが、私の場合はこれまでPOTA関連の交信は20に満たないと思います。P2P
(公園間)の交信に至っては1回のみ。同じPOTA仲間がいるとはいえ、さすがに遠い国です。
その点、台湾は違います。HFを利用すれば国内交信の延長として狙いやすくなりますし、時差を気にする必要もなくなります。今後は、台湾の公園とのP2Pも増えていくことに期待しています。
少し前にはスペインの公園がPOTAに登録されました。今後、ジャマイカ、ウクライナ、ロシア、ナミビアの公園登録が予定されているとのこと。SOTAのようにPOTAによる海外通信が普通になる土壌は進行中です。
さぁ、日本も諸外国に負けないよう皆でPOTAを盛り上げて参りましょう!
■ご参考リンク
POTA
(Parks on the Air) のユーザ登録の仕方
で、POTA (Parks on the Air)って何なの?
POTA実践編、いわゆる公園デビューの仕方ですかね
POTAの公園エリアを探すのに便利な環境アセスメントデータベース
今日は買い物にいったショッピングセンターの駐車場から、DCR、デジコミ、430FMで15局ほど交信いただきました。こういうお気軽なモービル運用が好きです。お店では「長寿せんべい」を発見。気分だけ無線の聖地
四日市港に行った気分です。
さて、最近Twitterのツイートで良く見るのが、「アマチュア無線の社会貢献活動での活用」への反対意見です。同時に語られている「小中学生のアマチュア無線の体験機会の拡大」への反対はあまり聞かないので、おそらく前者のみへの反対意見なのだと思います。
反対意見を読むと、「ダンプやトラックなどの業務利用が促進される」とか「ボランティア活動への参加が強制される」等がありました。何となく、この辺りはルールの具体化や運用で回避できそうな気がしていますが、どうなんでしょう・・・。
総合通信基盤局電波部移動通信課が令和2年10月15日に公開している 資料
を拝見すると、「アマチュア無線関係団体からの要望」があったと記載されています。JARLとJARDのことでしょう。この辺りの要望申し入れの唐突感は間違いなく、JARL会員の意見集約をきちんと行わずに会員総意のように扱われている点は大問題だと思います。この点は叩かれても致し方ないでしょう。
個人的には「アマチュア無線の社会貢献活動での活用」そのものは、上手く活用していければアマチュア無線の活性化につながる気がしています。ライセンスフリー無線においては、 荒幡山岳会パトロール隊
として東京都の防犯ボランティアに登録して活動しているメンバーがいます。例えば、ここにアマチュア無線を活用しても良いという話になれば、世界は広がるのではないかと感じているのが私の考えのベースです。
反対とされている方々のご意見を私がきちんと理解できていない可能性も高いので、少し意識しながら確認させていただこうかと思っています。ただ、JARLとして会員の意見を集約いただける場が無さそうに見えるのは少々残念ですね・・・。
今日のPOTA活動の舞台の一つ、石神井公園(JA-1237)では144MHzのFM運用をしてみました。話には聞いていましたが、やはり運用されている方はあまりいらっしゃらないのですね。それでも1時間ちょっとで6局さんと交信いただけました。ありがとうございます。
最初、CQを出し始めましたが誰からも応答が無いので、周波数を書いてツイートしました。ネットをうまく活用した無線運用には肯定的です(笑)。CQを出し始めて30分近く経った頃にツイートを見たからから応答あり。その後は途切れることなく6局交信いただけました。ツイートを見たという方が4局で、そうでない方が2局でした。その2局さんも、普段は2m運用されてないらしく、今日なら誰かいるかなと覗きに来てくれたようです。普段の2mは仲間同士の連絡用に使われているようですね。
実は、私のデビューバンドはマランツC-58を使用した2mでした。アンテナを上げに来てくれたOMが設置後にメインチャンネルで一言「シグナルレポート」と言ったら、あちこちからレポートのリプライがあったのを良く覚えています。当時の2m
FMは大混雑しており、周波数の空きを探すのが大変でした。あちこちで周波数を奪い合ういざこざが起きていて、当時中学生だった私は怖いバンドでした。だから、普段は2m
SSBで楽しんでいました。
今の2m
FMの静けさには驚きなのですが、まぁこれも時代なのでしょう。正直、住宅街だと430MHzの方が小さくて高利得のアンテナが立てられますし、2mも不思議なノイズが増えていますし・・・。
話を聞くと皆さん、出られる設備はお持ちのようなので、POTA活動では今後も2m
FMには出ていこうかと思っています。タイミング合いましたら、ぜひお相手くださいませ。