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【ニュース動画あり】去年8月20日、74人の犠牲を伴った広島市の大規模土砂災害時における警察無線の通話内容をTBSテレビが報道 (2015/4/21 16:27:25)
「74人死亡の広島土砂災害、警察無線記録を入手」という、当時の警察無線の音声を紹介したニュースを、4月20日にTBSテレビが伝えた。TBSテレビをキー局とする、日本の民放テレビのニュースネットワーク「JNN(Japan News Network)」が、災害発生当時に現場へ出動した警察の無線交信記録を独自に入手したとするテープには、人命に危険が及んでいる様子や、現場へ近づけないという緊迫した内容が交わされている。
2014年(平成26年)8月20日、広島県広島市北部に位置する安佐北区や安佐南区などの住宅地を襲った大規模な土砂災害は、局地的な短時間大雨によって、住宅地後背の山が崩れ、同時多発的に大規模な土石流が発生したことにより、死者は74人、重軽傷者は44人に上った。
ニュース動画で紹介された当時の警察無線の通話から、記録的な豪雨で住宅地が次々と土砂に襲われる中、現場の緊迫したやりとりが初めて明らかになった。そして、時間とともに鉄砲水による甚大な被害状況が伝わっていくる。
当時、警察本部で無線指令に当たった広島県警通信指令課の大屋律子警部補のインタビューも収録されている。
「次々と起きる土砂崩れで混乱を極めた現場。無線交信の記録は、この災害の大きさを物語っています」と締めくくっている。詳細は下記のリンクからニュース動画で確認できる。
●関連リンク:
・74人死亡の広島土砂災害、警察無線記録を入手(TBS News i)
・平成26年8月豪雨による広島市の土砂災害(ウィキペディア)