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<「電磁波過敏症を認めて」という切実な声も…>総務省、「生体電磁環境に関する検討会」からの報告書に対する一般からの意見と考え方を公表 (2015/7/1 19:29:49)
総務省は7月1日、同省が設置した「生体電磁環境に関する研究会」がまとめた『生体電磁環境に関する検討会 第一次報告書(案)』に対し、一般から寄せられた意見(パブリックコメント)をまとめ、同検討会の考え方と合わせて「『生体電磁環境に関する検討会 第一次報告書(案)』に対する意見募集の結果及び第一次報告書の公表」として公開した。
今回公表された報告書は、総務省が電波の人体や医療機器への安全性を話し合うために平成20年度から設置している「生体電磁環境に関する検討会」がまとめた「第一次報告書(案)」について、2015年4月30日から同年6月3日まで、一般からの意見(パブリックコメント)の募集を行った結果、寄せられた意見とそれらに対する本検討会の考え方を公表したものだ。
意見の中には、「電磁波過敏症を認めてください」「検討会構成員が中立公正にしてください」という意見も見られ、“電磁波”という目では見えないトラブルの数々が紹介されている。
検討会では「意見に対する考え方」という形で、「国際的なガイドラインの指針値より弱い電波ばく露条件においては、熱作用・刺激作用以外の作用が存在することを示す確かな科学的証拠は見つかっていないが、その一方で体への影響を懸念する声は依然として存在する」という認識を述べている。
アマチュア無線界でも、昔から“アクティブなハムの家庭には女の子が生まれる確率が高いようだ”といった話題が語られることがある。今回の報告書の内容はハムにとっても興味深いものといえるだろう。
●公表された「提出された意見及びそれらに対する考え方」の一部
詳しくは下記の関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク: 総務省
「生体電磁環境に関する検討会 第一次報告書(案)」に対する意見募集の結果及び第一次報告書の公表