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3分でやる理科実験 (2015/7/22 21:14:25)
■子供のリクエスト
子供たちも夏休みに入っているので、ちょっとした実験をしました。
子供が炭酸水を作ってみたいと言うので、そのリクエストに答えてみます。
■準備
準備したのは重曹(炭酸水素ナトリウム)とクエン酸、水、コップ。
重曹やクエン酸は掃除用として100円ショップで購入したものを出してきました。
■いざ投入
コップに水を入れて、同量の重曹/クエン酸を入れるだけ。
これでシュワーっとなります。
■当然の結果
当然、子供たちは飲んでみたいと言いますが・・、如何せん古いので舐めるだけに留めました(笑)
もちろん、良く冷やしたカルピス水で作ってみると美味しいと思います。
準備時間入れても3分で完了。
”夏休みでは無い”私でも平日対応出来る簡単実験でした。
■どうでも良いですが、
ついでに、起きている反応は弱酸遊離で、反応式で表記すると
HOOCC(OH)(CH2COOH) 2 + 3NaHCO 3 → C 3 H 4 (OH)(COONa) 3 + 3H 2 CO 3
と、クエン酸ナトリウムと炭酸ガスが出来上がります。
この炭酸ガスは不安定状態ですので、水と二酸化炭素ガスに分離します。
混ぜると二酸化炭素が出来るというのは、この現象の最終形態ですね。
また混ぜる量は、正確には比重も加味して算出しますが、おおよそ体積で同量混ぜればほぼ全量反応すると思います。
それにしても、久しぶりに化学式なんて書きました。
レベルは高校化学なんですけど、普通に生活する分には、全く使わない知識です(泣)
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