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<打ち上げ成功>中国、9月20日に「長征6号」でアマチュア無線衛星などを発射 (2015/9/22 21:15:16)
中華人民共和国は2015年9月20日(日)午前8時1分(日本時間)、山西省の太原衛星発射センターから新型ロケット「長征6号」の初打ち上げに成功。打ち上げから15分14秒後に計20機の小型衛星と超小型衛星を分離した。この中にはアマチュア無線バンドで電波を発射する9基の衛星も含まれている。
中国のアマチュア衛星グループ「CAMSAT」の代表者であるAlan Kung氏(BA1DU)によると「長征6号」搭載のアマチュア無線衛星のうち、マイクロ衛星4基と2基のキューブサットは「XW-2A」から「XW-2F」と命名。それ以外の3個の衛星(キューブサット、ナノ・サテライト、ピコ・サテライト)は「CAS-3G」から「CAS-3I」と命名。430MHz帯→144MHz帯のトランスポンダを搭載し、打ち上げ成功後にビーコンも受信されたという。
これらの衛星は、8月に中国中部の太原衛星発射センターに搬入されていたが、当初7月中旬に予定されていた打ち上げは技術的な問題などから3回延期されていた。(ARRLニュース 9月17日、9月20日 ※許可を得て抄訳転載/(C)ARRL )
●関連リンク:
・China
Successfully Launches Nine Amateur Radio Satellites(ARRL NEWS)
・中国、新型ロケット「長征六号」の打ち上げに成功 中国ロケット新時代の幕開け(sorae.jp)
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