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「JR2」プリフィックス終了まで残り64局分! 関東、東海で発給進む----2015年12月12日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2015/12/12 10:00:38)
日本における、2015年12月12日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。前回12月5日にお知らせしたデータから、さらに1エリア(関東管内)と2エリア(東海管内)で、各総合通信局から12月に入り2回目となるコールサイン発給が発表された。今回の発表で2エリアの発給は「JR2XXO」となり、残すところ「JR2XXP」から「JR2XZZ」まで(すべて発給された場合)63局分。「JR2」のプリフィックス再割り当てが終了すると、「JS2」プリフィックス再割り当てへ移行する。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と1度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JR6QQZまでの発給が終了後(JR6のQ符号以降は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
●関連リンク: The Enigma of Japanese Call Sign System