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feed <20/15/10mで合計796局と交信か>P5/3Z9DX、北朝鮮からのテスト運用を終了し帰国 (2015/12/24 9:01:00)

2015年12月20日から21日にかけて、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)からテスト運用された「P5/3Z9DX」はすでに終了し、オペレータの Dom Grzyb(3Z9DX)はポーランドへの帰途についた。すでに交信データはCLUB LOGにアップされ、それによると運用は12月20日の00:09UTCから21日08:47UTCにかけて行われ、合計796QSOだった模様。以下、ARRL NEWSから抄訳で紹介する。

 

 

P5/3Z9DXをテスト運用したDom Grzyb氏(ARRL NEWSより)

P5/3Z9DXをテスト運用したDom Grzyb氏(ARRL NEWSより)

 

 

 世界中で最も要求度が高いDXCCエンティティ―である北朝鮮からの予想外の運用で(ほとんどがアジアの)数百局をログに記録した後、Dom Grzyb氏(3Z9DX)はホテルに戻り、休息と風邪からの回復を図った。DX-Worldの情報によると、彼は12月22日に北京に出発する。来年始めに予定される運用に先立って、今回北朝鮮へ輸送した無線機器は北朝鮮当局によって保管されている。

 

 Grzyb氏は今回のサプライズ運用を12月20日の早い時間(UTC)から開始し、20m、15m、10mで行ったが、磁気嵐のために伝搬は好ましい状況とはいえなかった。また非常に高いレベルの雑音に直面したという。

 

 運用は平壌市内の政府高層ビルの間の、地上高約7フィート(213cm)上の金属フェンスに設置されたバーチカルアンテナで出力は100Wだったが、オンエア中は北朝鮮の官僚が、近くで監視するように行き来していた。

 

 彼は「2016年2月頃に行う予定の“本当の運用”は、今回とは異なる場所になるかもしれない」と12月20日にDX-Worldに伝えた。Grzyb氏はクリスマスまでにポーランドに帰国する。(ARRLニュース 12月21日 ※許可を得て抄訳/(C)ARRL)

 

 

●関連リンク: P5/3Z9DX Concludes Demonstration Operation from North Korea(ARRL NEWS)

 

 

 


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