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<機能向上&iOS9に対応!>キュービック、現在地の「JCC/JCGナンバー(ハムログコード)」「市区町村名(区番号まで)」表示するアプリ「QTH Locator QBIC Ver.4.0」をリリース (2016/1/12 18:30:39)
QSLカード印刷のキュービック(群馬県)は、GPS機能を利用しマップ上に現在地とそのJCC/JCGナンバーやグリッド・ロケーターナンバーを表示するiPhone、iPad用アプリ「QTH Locator QBIC」の最新版として、iOS9に対応した「Ver.4.0」」を1月8日にリリースした。ハムフェア会場で要望の多かった、「ハムログコード」「市区のJCC番号」「二点間測距で方位」「地名のよみがな」など機能を大幅に向上! 処理スピードの高速化と、使い勝手もアップしている。無料で利用できる。
キュービックが提供する「QTH Locator QBIC」は、iPhone、iPad用iOS対応のアマチュア無線アプリとして2014年1月に登場した。GPS機能を使いマップ上に現在地と、そのJCC/JCGナンバーを表示するほか、検索機能などで「ユーザーが指定する任意の場所」のJCC/JCGナンバーや住所が取得できる人気のアプリだ。今回、最新OSのiOS9に対応した。
最新版の“バージョン4”が1月8日からApp Storeで無償提供を開始している。主な機能向上は以下のとおり。
・「Turbo HAMLOG」、いわゆる「ハムログ」で独自に町村にコードを割り振っている「ハムログコード」を表示。一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)では市郡区番号としてJCC/JCGナンバーしか割り当てていないが、「ハムログ」で独自に、例えば東京都西多摩郡檜原村は「10002D」、大分県速見郡日出町は「44009A」と、JCGコードの最後に個々の町村別を表すアルファベットを割り当てている。
・旧来は市区のJCCコードは市までだったが、政令指定都市の区番号まで表示。例えば、宮城県仙台市青葉区は、いままで「0601」しか表示しなかったが、今回から「060101」と表示する。
・旧来は地名を漢字で表示していたが、日本語の地名は正しく読むことが難しいことから、地名のよみがなを同時に表示。
・「二点間測距で方位」使い勝手を改良。方位を表示!
・検索精度を向上させるなど、使い勝手を改善。
そのほか従来どおり、地球上を碁盤の目のように細かく細分してその位置を示す「グリッド・ロケーター」の現在地ナンバーも表示する。
移動運用のときなど、その場所がどこか、JCC/JCGナンバーは? グリッド・ロケーターは?が瞬時にわかるという、アマチュア無線家にとって必須のアプリの1つだ。さらに今回のバージョンアップで、地名の漢字表記のほかに“よみがな”を同時に表示してくれる嬉しい機能が加わった。
●QTH Locator QBIC バージョン4の概要(同アプリApp Storeから)
・対応機種:iOS 8.0 以降。iPhone、iPad、および iPod touch に対応。
・機能:ハムフェア会場にてご要望の多かった、「ハムログコード」「市区のJCC番号」「二点間測距で方位」「地名のよみがな」表示に対応した新バージョン登場。処理スピードの高速化と使い勝手の向上を実現したアマチュア無線家必須のアプリです。最新機種と最新iOS、iPadProにも対応いたしました。
・価格:無料
なお、同社では「QTHLocatorQBIC」のandroid版も用意してる。以下をチェック!(今回リリースされたiOS版の新機能には未対応)
<ついに“Android版”が登場!>キュービック、GPS機能で現在地の「JCC/JCGナンバー」「市区町村名」表示するアプリ「QTH Locator QBIC Ver.3.01」発表
●関連リンク:
・iOS
9用アプリ「QTHLocatorQBIC Ver.4.0」(App Store)
・「QTHLocatorQBIC」各部の説明など(キュービック)
・キュービック
・Turbo HAMLOG
・市郡区番号リスト(JARL Web)
・グリッド・ロケーター(JARL Web)