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feed クリュイタンス指揮 パリ音楽院管弦楽団のラヴェル管弦楽選集 (2016/1/13 21:04:23)
フランスの作曲家 "モーリス・ラヴェル"といえば
"ボレロ"を思い起こす方も多いはず。
単純なリズムから始まるこの曲、
段々と楽器が増えていき、クライマックスは最高潮の中
突然途切れるように終わる曲想で、
1930年台の初演時は大きな反響を与えました。
今聞いても新鮮ですから、当時はもっと斬新だったと聴きながら
思っています。

この曲の名盤を選ぶにあたり、数々のレコーディングを
聴いてきましたが、どれも一長一短ある難しい選定です。
外せない所として、やはりフランスの香り、
フランス語独特の発音と言えば良いでしょうか
兎に角、どうしてもフランス独特の雰囲気が欲しいところです。

そんなところで選んでオススメできるのが
このアンドレ・クリュイタンス指揮のCDとなります。
先程述べた欲しいところ全てが詰まった名演です。
イメージ 1

1961年11月 アナログ・セッション録音

指揮者 アンドレ・クリュイタンスはベルギー生まれ。
オランダ語とフランス語が入り交じる国で生まれた彼は
ゲルマン系、ラテン系両方共に得意としました。
ゲルマン系ではベートーヴェンやワーグナーを
得意とし、今でも現役盤として通用するレベルの
演奏を残しています。

同時収録されている、"スペイン狂詩曲"と
"ラ・ヴァルス"も聴き手の願いを100%叶えてくれる
名演奏。ラヴェルの音楽にドップリと浸る楽しみを教えてくれます。


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