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<負傷兵が意思を伝えるために…、CW愛好家必見の映画>「ジョニーは戦場へ行った」、1月29日(金)23時45分からNHK BSプレミアムで無料放送 (2016/1/26 12:30:11)
戦争の悲惨さとともに、意思表示もままならない負傷兵が唯一取った行動にあるとき看護師が気づく。「SOS、僕を助けてくれ」…というモールス符号だった。1973年に公開されたアメリカ映画「ジョニーは戦場へ行った」が、、1月29日(金)23時45分からNHK BSプレミアムで放送される。
第一次世界大戦をテーマに、ヨーロッパ戦線に出兵した青年が戦場で両手足、耳、眼、口など体の多くを失い、心臓だけが動いているという大怪我を負った状態で前線の手術室に横たわっている。
軍医は彼には意識もなく、ただ生きているだけだと言うが、彼にはしっかりとした意識があった。献身的に看護する看護師が、彼が頭を規則的に打ち付ける行動にあるとき気がつく。
少年時代から前線で戦っているシーンなど、過去に見た光景はカラー映像で、大きな傷を負い手術室に運び込まれて起こる数々の情景はモノクロ映像でと、巧みな演出でストーリーは進む。
なお同作品は1971年に「カンヌ映画祭審査員特別賞」、そして国内では「1972年度芸術祭大賞」を受賞した。“モールス符号(CW)”が彼にとって唯一コミュニケーションツールになるだけに、CW愛好家のみならず、アマチュア無線家必見の映画と言っていいだろう。
●関連リンク:
・NHK BSオンライン
映画カレンダー
・ジョニーは戦場へ行った(Movie Walker)
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