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link ひたかたSC64 ひたかたSC64 (2019/12/16 10:37:09)

feed ご縁 (2016/2/1 23:11:00)
昨年のクリスマス前に老猫が旅立ち、少し寂しい年明けだったのですが、
やはり猫のいない生活が考えられず、 年明けから 保護猫のお世話をしながら、
もしご縁があれば、その子達をひきとろうと取り組んでおりました。

その子達は、数日間、 腐乱した 母猫の死体に寄り添っていたそうです。
保護主さんに保護されて、里親探しであちこちに行くものの、
なかなか見つからないということで、うちでしばらく世話をしてみて、
問題なければ譲渡していただくことになっておりました。

さすがに15年間暮らした先代老猫と違い、やんちゃ盛りの子猫で、
しかも2匹同時で、彼らも我が家のルールもわからないということで、
もう毎日が運動会のようでした(笑)

お世話の大変さよりも、猫のいる生活が戻ってきたこと、そして、
子猫たちの元気なしぐさ・振る舞いにエネルギーをもらい、
我が家にも活気が戻ってきたなぁ、 と家族で話しておりました。

子猫たちとの共同生活は順調に進み、お互い勝手もわかってきて、
もう我が家の一員として、日常の風景にすっかり溶け込んでおりました。

しかし、もうすぐ正式譲渡という日の数日前に、先住のフェレットが
体調を崩してしまいました。

先代の猫とうまくやっていたので大丈夫だろうと思っていたのですが、
相手は2匹、しかもやんちゃ盛りの子猫で、加減も知りません。
直接の接触は人間がコントロールしているとは言え、フェレットにとっては、
それなりにストレスだったようです。

フェレットは先住ですし、体も小さく、寿命も猫より短いため、
フェレットに負担にならない形で猫達と暮らす術を検討しましたが、
そうなると、今度は猫達にストレスをかけることになり、結局、
みんながストレスを感じながら共存することに「それでいいのかな?」
と悩みました。

そして、家族で話し合った結果、子猫達を保護主さんに返すことにしました。

昨日、 笑顔で 子猫達 とお別れしたのですが、なぜか今日になって、
CM中に、なんだか 涙が出てきました。
(さすがにドン引きされる(笑)ので、 そっと席を外し、深呼吸して
心を落ち着かせて席に戻りましたが)

結局のところ、子猫 達とは「ご縁が無かった」ということなのかぁ、
と最初は思いました。

無線やってて、繋がらなくて、「あ~あ、 今日はダメか」なんて
諦めかけていた時に、急に誰かと繋がることってありませんか?
しかも1stQSOとか。

あれって、やっぱり「ご縁」なのかなぁと思うわけです。

実生活での人や動物との出会いって、リアルに会うから「ご縁」を
感じやすいのですが、無線で繋がるのも、その日、その時、
たまたま電波が伝播するところにいた、というのはスゴイ「ご縁」だと
思います。

きっと当局は、ここのところ、日々暮らしている中で、
ちょっとした出会いがあたりまえのこととして、
殊更特別に感じなくなっていたんだろうと思います。

半月程度でしたが 子猫達と過ごし、彼らと別れることで、
それを思い出させてくれたのかなぁ、と。

だから、「ご縁」が無かったのではなく、彼らと出会えて、
ほんの短い期間でしたが、 一緒に過ごせた「ご縁」は、
当局にとってかけがえの無い宝物になったかな、なんて。

彼らがどこかで元気でスクスク育っていくことを心より願っています。

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