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<あなたの無線機、大丈夫?>総務省による「電波法違反行為の警告ポスター(看板)」を繁華街やスキー場で激写! (2016/2/4 9:00:20)
全国各地で、総務省総合通信局(沖縄総合通信事務所)が地元警察とともに設置した、電波法違反行為に対する注意喚起のポスター(看板)を見ることができる。今回、そんな画像の提供がhamlife.jp読者からあったので紹介しよう。
1つめは沖縄県那覇市の繁華街で撮影した、電柱に取り付けられた看板(電柱広告)だ。「あなたの無線機、大丈夫? 電波には免許を。無線機には技適マークを」「客引き等を目的としたアマチュア無線の使用は犯罪です。免許を受けずにアマチュア無線を運用すると処罰されます」という標語が確認できる。
画像提供者によると、撮影場所は沖縄県那覇市松山1-12-12付近。以前から沖縄総合通信事務所管内では、那覇の繁華街で客引き行為に外国規格の無線機やアマチュア無線機を使用する事例が多いためと推測される。これまでも「不法無線局未然防止強化期間」などを通じて、何件もの違反行為が当局によって摘発されている。
↓hamlife.jpで紹介した関連記事
沖縄総合通信事務所、沖縄市内の繁華街で外国規格の無線機8台を使用していた4人を電波法違反容疑で摘発
<外国規格の無線機を所持>総務省沖縄総合通信事務所、沖縄市内の繁華街において3名を摘発
Googleストリートビューでもそれらしき看板が確認できる!
もう1つは、北海道のスキー場で有名なニセコ地域にあった、北海道総合通信局の警告ポスター。「Warning The use of Australian UHF-CB and New Zealand PRS is Prohibited.(警告!オーストラリアのUHF-CBとニュージーランドPRSの使用は禁止)」「Stirctly prohibited in Japan(日本では厳密に禁止)」と書かれている。
同地はオーストラリアやニュージーランドからのスキーヤーが多く訪れ、連絡用に持ってきた自国規格のトランシーバーを無意識に使用する事案が後を絶たないためだと思われる。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・総務省
外国規格の無線機(FRS・GMRS)について
・沖縄総合通信事務所 沖縄市で不法無線局の取締りを実施-不法無線局開設の4人を電波法違反で摘発-
・北海道総合通信局 外国規格無線機使用禁止