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<締め切りは3月7日(月)まで>総務省、“電波”への不安解消と安全性の評価研究に関する「基本計画書(案)」を作成し意見募集 (2016/2/8 18:00:31)
総務省は、国民の電波に対する不安を解消し、安心して電波を利用できる社会を構築するため、電波の生物学的影響に関する研究、そして電波の安全性に関する評価技術の調査研究を平成9年度より実施しているが、この度、平成28年度から実施する研究課題内容、到達目標等を記載した「基本計画書(案)」を取りまとめ、平成28年度予算の成立後速やかに研究開発を開始できるようにするために広く意見を募集するとしている。所定の意見募集要領に則り、募集期間は平成28年2月6日(土)から同年3月7日(月)まで。
総務省の「平成28年度から実施する生体電磁環境研究及び電波の安全性に関する評価技術研究の基本計画書(案)に関する意見募集」に関する報道発表(一部抜粋)は以下のとおり。
1.経緯および概要
総務省では、国民の電波に対する不安を解消し、安心して電波を利用できる社会を構築するため、電波の生物学的影響に関する研究及び電波の安全性に関する評価技術の調査研究を平成9年度より実施しています。
研究の実施に当たっては、技術的観点や経済的観点から内容を精査し、有効性、効率性、透明性等を確保するため、第三者による外部評価を実施しています。
今般、本研究の提案の公募に先立ち、研究課題内容、到達目標等を記載した基本計画書(案)を取りまとめました。
つきましては、この基本計画書(案)について、広く意見を募集します。
なお、本件は、平成28年度予算の成立後速やかに研究開発を開始できるようにするために、予算成立前に意見募集を行うこととしているものです。今後、内容などに変更があり得ることを予めご了承ください。
2.意見募集対象
平成28年度から新たに実施する予定の以下の研究の基本計画書(案)について、意見を募集します。
(1)生体電磁環境研
・超高周波の電波ばく露による眼部などの人体への影響に関する定量的調査
・局所吸収指針の拡張のための生物学的根拠に関する調査
・テラヘルツ波などにおける非熱作用の有無に関する調査
(2)電波の安全性に関する評価技術研究
・次世代電波利用システムからの電波の人体安全性評価技術に関する調査
●関連リンク: 総務省 平成28年度から実施する生体電磁環境研究及び電波の安全性に関する評価技術研究の基本計画書(案)に関する意見募集