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<読売新聞が動画を公開!!>若田宇宙飛行士(KC5ZTA)、アマチュア無線への「応援メッセージ」を寄せる (2016/3/8 11:45:43)
読売新聞社のニュースサイト「YOMIURI ON LINE」は2016年3月8日、JAXA宇宙飛行士の若田光一氏(KC5ZTA)によるアマチュア無線への“応援メッセージ”動画を公開した。同紙でJARL元会長の原 昌三氏(JA1AN)が連載中の大型企画「時代の証言者 ハローCQ」に関連したもの。約3分50秒にわたる動画では若田宇宙飛行士がARISSスクールコンタクトなどの活動を説明し、「私も次に宇宙に滞在するときは、スクールコンタクトだけではなく、“CQ”を出してみたいと思います」と述べている。
JARL元会長の原 昌三氏(JA1AN)が2月16日から30回にわたって読売新聞朝刊で行っている連載、「時代の証言者 ハローCQ」に関連した動画はこれで3本目。これまでの2本は同氏へのインタビューで構成されていたが、 今回はJAXA宇宙飛行士としてISS(国際宇宙ステーション)に長期滞在した若田光一氏(KC5ZTA)によるアマチュア無線に関する応援メッセージを紹介した 。
動画は約3分50秒。若田宇宙飛行士は「ISSに長期滞在の宇宙飛行士の大部分はアマチュア無線の免許を持っています。私のコールサインはKC5ZTAです。日本人宇宙飛行士の野口さん、古川さん、星出さん、油井さんなども、ISSからのアマチュア無線の交信に参加しました」と述べ、「誰もが携帯電話やインターネットを使う時代になりましたが、アマチュア無線には“相手がハムならば誰とでも話せる”という、アマチュア無線ならではの良さがあります」とこの趣味の特徴を紹介した。
さらに「私も次に宇宙に滞在するときはスクールコンタクトだけではなく、CQを出してみたいと思います」と、無線家には嬉しい“決意表明”があり、最後に「この連載をきっかけとして、子供も大人も、少しでも多くの人にアマチュア無線と我々の宇宙活動に興味を持ってもらえればと願っています」と結んだ。
なおYOMIURI ON LINEでは、3月28日まで続く原 昌三氏の連載の進行状況に合わせ、今後も新たな動画を公開していく模様だ。
●関連リンク:
・動画「時代の証言者」原
昌三さんへ若田さんから応援メッセージ(YOMIURI ON LINE)
・動画「時代の証言者」原 昌三さん アマチュア無線の魅力を語る(YOMIURI ONLINE)
・動画「時代の証言者」原 昌三さん 苦難の歴史を語る(YOMIURI ONLINE)
・時代の証言者(読売プレミアム)