無線ブログ集
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初期のRCサクセション (2016/3/13 6:22:02)
RCサクセションがデビューした頃の映像が残ってました。貴重なものですね。
「僕の好きな先生」
初期のヒット曲です。それまで「帰ってきたヨッパライ」とか「走れコータロー」とか、コミカルなフォークの曲がヒットしていたので、当時はこの曲もそんな感じの曲かなと思っていました。こんな先生がいたらいいでしょうけど、現実にはなかなかいないでしょうね。
「2時間35分」
彼女と長電話したという曲ですが、「にっじっかんさんじゅっごっふん」というフレーズが、やたら耳に残って離れないというか、すごいインパクトです。美しいメロディに綺麗な日本語を乗せるというのは簡単なのですが、ビートのある音楽に日本語を乗せて勢いを出す、ということは至難の業です。サザンオールスターズの「今何時?そーねっだーいたいねー」の元祖みたいな曲だと思います。
「ぼくの自転車のうしろに乗りなよ」
後年はロードレーサーに乗って旅をしたりしていましたが、昔から自転車が好きだったんですね。不思議なメロディーの曲で、おそらく音程を採るのが難しいと思うのですが、さらっと歌っています。
「石井さん」
RCサクセションを解散してソロになってからの曲です。「石井さん」というのはなんと清志郎の奥さんの旧姓だそうで。嫁さんの旧姓をサビのフレーズにするって、すごい発想だなあ。ストレートというか、ダイレクトというか、単刀直入というか。すごく幸せな曲ですね。まあ、多分にゴマスリもあるとは思いますが(笑)。
清志郎の書く曲は一言で言えば個性的ということになるんでしょうが、絵にたとえれば、真っ白い紙に自由に思った絵を描いていくように曲を作っているように感じますね。この人は高校3年の時にデビューしていますが、中学生の頃に音楽をやり始めて、最初からずっとオリジナルを作って歌っていたのだそうです。プロになる人であっても、好きな曲をコピーして、誰それ風に演奏できるようになるのを目指すのが普通だと思います。YouTubeには楽器の講師が弾き方を教える動画が山ほどupされています。なるほどとは思いますが、心に響くということはないですね。しょせんは塗り絵というか、綺麗な色の塗り方を教えているだけだからだと思います。
ではまた
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