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feed <現存エンティティーは「339」に>ARRL、DXCCリストから「キングマンリーフ(KH5K)」の削除を決定!! (2016/3/29 19:00:46)

ARRLアワード委員会は、2016年3月29日付けでDXCCリストから「キングマンリーフ(KH5K)」を削除することを投票で決定した。これによりキングマンリーフは、同日付で“削除されたエンティティーリスト”に加えられ、現存するエンティティーは1つ減って「339」になり、その結果オナーロール入りは「330」以上となった。

 

 

2000年10月に行われたキングマンリーフDXペディション「K5K」のQSLカードより

2000年10月に行われたキングマンリーフDXペディション「K5K」のQSLカードより

 

 

 キングマンリーフは北緯6度23分、西経162度25分(パルミラ環礁の北北西67km)に位置する15km×7kmほどの三角形の環礁。地球温暖化の影響などから、東端部のわずかな部分以外は水没状態にあり、唯一顔を出す2つの岩礁も3フィート=約91cmが出ている程度で、常に波に洗われているという。

 

 現在キングマンリーフは、Club Log 2016の「Most-wanted DXCCランキング」でハード島に続いて第6位。過去には1974年(KP6KR)、1977年(KP6BD)、1980年(WA2FIJ/KH5K)、1981年(AD0S/KH5K)、1988年(K9AJ/KH5K)、1993年(N9NS/KH5K)にDXペディションが行われ、最近では2000年10月に「K5K」のコールサインで15名のオペレータによる10日間の大規模な運用が行われた。

 

 今回「消滅」に至った主な理由は、この環礁のほとんどが水没状態にあり、管轄する米国のU.S. Fish and Wildlife Service(合衆国魚類野生生物局)が「この環礁への上陸は危険である」という理由から、今後はアマチュア無線の運用を許可しないとしたことや、現在の状況下で独立エンティティーとしては、パルミラ環礁に近すぎることなどが挙げられる。

 

 

 

●関連リンク:
・Kingman Reef (KH5) Deleted from DXCC List(ARRL NEWS)
・Will we ever work KH5K Kingman Reef again? (HAM Radio Ireland:2014年)
・US F&W and Kingman Reef(DX Coffee:2014年)

 

 

 


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