無線ブログ集
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GWの出来事(前半編) (2016/5/6 15:28:49)
こんにちは。
今日から仕事です。
書き込みをさぼっていましたので順を追って報告します。
今年のGWは例年にない経験をさせていただきました。
前半の4月29日から5月1日まで、熊本市の災害ボランティアに参加しました。
連日のニュースである程度の状況は確認していましたが、実際に現地の状況を目の当たりにするとその悲惨さに思わず涙がでました。
壊れた本丸や1列の石段でかろうじて建っている飯田丸がはっきり見えました。余震も続いており、徐々にその反りが大きくなっている感じです。
すでに地震発生から2週間が過ぎていたので、市内は平常通りの生活を取り戻しているかのようにみえるのですが、路地裏や郊外に移動すると、倒壊した建物や避難所が数多くあり現実を思い知らされます。
(ボランティアとして被災家屋の写真撮影は被災者への配慮で撮影禁止でした。)
とにかく今回の訪問の目的を十二分果たす!
実際の作業は、ボランティアセンターからの指示に従って
被災したお宅での家財片付けや、避難所での荷物運び、配膳などなど
時には、依頼主宅のお隣さんやご兄弟から「うちもやって!手がつけられないの!」と急遽お仕事が舞い込む始末。
ボランティアセンターに追加作業の連絡と許可をもらって、時間いっぱいまで作業しました。
倒壊や倒壊しそうなお宅には我々ボランティアは入れません。
ただ、それ以外家屋が無事であっても宅内は悲惨な状況で、食器はことごとく割れ、ガラスは散乱しタンスは倒れ家電はすっとび・・・・
ガラスでのケガを心配し、依頼主に許可を頂き外靴のまま宅内に侵入。
初めてその状況を見たとき、言葉がなく何から手をつけていいのやら見当もつかない状況でした。
自分たちでできる範囲からやろう!
ボランティアセンターでの受付時、たまたま同じチームとなった佐賀県から来られていた中冨さん(我らがリーダー)を頭に黙々と3時間作業を続けました。
無心にがんばるとなんとかなるもんですねw
あれほど悲惨だった状況から、なんとか普通に歩けるまで片付いて、破損品んどはゴミの収集場所まで搬出できました。
作業終了の3時ごろ、依頼主さんに状況報告をして帰りのごあいさつ。
感謝の言葉を頂きながら、泣かれておられました。
次の日も、また次の日も作業終了時の報告時に依頼主さんは泣かれておられました。
現実を現実として受け入れられない、日々経験したことのない種々出来事の積み重ねによる心労。
そんなとき、我々との会話や少しだけ片付いた宅内や家屋を見て
ご自身の中で何かが動き始めたような、自分はそんな感じ
いずれにしてもまだまだ復興には長い時間とお金と労力が必要であることは間違いない事実です。
現地で少し運用したフリラでも、ローカル局以外に、東京、横浜、神奈川、山口などなど
我らフリラ仲間もたくさんボランティアに参加されていることが確認できました。
今後もできる範囲で末永く熊本、大分をフォローしていければと思います。
最後に、今回のボランティアでチームリーダーを勤めていただいた佐賀県在住の中冨さん、の後輩の千綿さん、会社の同僚の小林健吾に心から感謝します。
チーム”ナガトミ”は最高やったばい!!
また熊本で会おう!!
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