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<入場無料で7月3日まで>千葉県立現代産業科学館、「アマチュア無線機-送信機と受信機-」のミニ展示を開始!! (2016/5/23 11:30:32)
千葉県立現代産業科学館(千葉県市川市)は、1950年代に主流だったAMモード通信や、AMからSSBへの移行期に活躍した「セパレートタイプ(送信機+受信機)」の無線機を紹介する展示、「アマチュア無線機 -送信機と受信機-」を2016年5月24日(火)から同館サイエンスドームギャラリー内で開始する。会場内にはトリオの599ラインと310ラインをはじめ、コリンズやドレークなど、セパレートタイプのアマチュア無線機を展示する。期間は7月3日(日)まで、同展示は入場無料。
千葉県立現代産業科学館は、2016年1~2月に「アマチュア無線機 ~真空管からトランジスタへ~」、2015年に「真空管展~ひとつの時代を築いた製品たち~」というテーマで無線機を展示するなど、これまでにもアマチュア無線の啓蒙につながる企画を開催している。今回の展示は、AMからSSBへの移行期に人気を博した送受信セパレートタイプのアマチュア無線機にスポットライトを当てたものだ。
同館の発表は下記の通り。
★千葉県立現代産業科学館平成28年度 ドームギャラリーミニ展示
「アマチュア無線機-送信機と受信機-」
◆名称: 平成28 年度サイエンスドームギャラリーミニ展示「アマチュア無線機-送信機と無線機-」
◆開催期間: 平成28年5月24日(火)~7月3日(日)
※月曜日休館
(月曜日が祝日の場合は翌日)
◆会場: 千葉県立現代産業科学館サイエンスドームギャラリー(市川市鬼高1-1-3)
◆展示概要:
日本におけるアマチュア無線の歴史は大正末期に始まるとされていますが、昭和になり第二次大戦が始まると、通信に関する様々な制約が設けられました。
日本のアマチュア無線が再開されたのは、大戦後の1950年代で、当初はAM通信が主流でした。AM通信の無線機は、送信機と受信機の回路に共通する部分が少ないため、その多くは1台で受信機と送信機を兼ねるのではなく、それぞれ独立していました。
その後、1960年代に入ると、音声通信の主流はSSB方式となり、送信と受信の回路に共通点が多くあることから送信機と受信機を兼ねたトランシーバが主流になっていきますが、AMからSSBへの移行期には送信機と受信機を組み合わせて使う無線機が国内外問わずに販売され、 多くのアマチュア無線家に使われていました。
本展示では、戦後、アマチュア無線が再開されてからの一時期に主流となった送信機と受信機が独立している無線機に注目し紹介します。
◆展示物:
・トリオ599ライン(TX599カスタムスペシャル、JR599カスタムスペシャル、SP599)
・ドレーク4Cライン(T4XC、R4C、MS4SP、SHURE444D) 等
◆利用案内:
開館時間: 午前9時~午後4時30分
入場料:
無料(他の常設展示を見学する場合は入場料が必要です)
●関連リンク: 千葉県立現代産業科学館