「交流戦、広島－オリックス」（１９日、マツダスタジアム）
　広島の「神ってる」鈴木誠也外野手（２１）が、３試合連続となる１０号ソロで勝ち越しに成功した。

　４－４の同点で迎えた八回。先頭で打席に立つとオリックスの左腕・山崎福の４球目。高めに抜けた１３３キロ直球を完璧に捉えた。高々と舞い上がった打球は、左翼スタンド上段に突き刺さる一撃。自身初の２けた本塁打でリードを奪った。
　１７日のオリックス戦では延長十二回にサヨナラ２ラン。さらに翌１８日の同戦では２点を追う九回、サヨナラ逆転３ランで試合を決めた。
　緒方監督は同戦の試合後に「神ってる」と独特の表現で称賛。急成長を遂げる２１歳が三度（みたび）「神ってる」打撃で、球場に詰め掛けたファンの大歓声は、しばらく鳴りやまなかった。

記事はデイリースポーツからの転記。