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feed ラジックス問題(元大口融資者さんから得た情報) (2016/9/9 22:12:26)
2016年(平成28年)1月、ラジックス社の新技適機種開発PJに対して融資を行った人がいました。
ここでは仮に【元大口融資者】氏と呼ぶこととします。

この方は、以前、えひめCA34/3局が開設しているブログ「50みりわった~ず」の記事、「各地RC&2016年第八回関西OAM 結果報告」( 2016/8/8(月) 午前 1:03掲載) のコメント欄において、ラジックス社への融資の経緯について説明をされた方です。

このたびラジックス社から出資者の皆さんあて今後の展開を問う往復はがきが送付されたことを踏まえ、 【元大口融資者】氏から 自分が知っていることを出資者の皆さんに広く知っていただきたく、情報提供をするので貴局のブログで紹介して欲しい」 旨連絡を貰いました。
私としてもこれは出資者の皆さんが知るべき内容であると判断し、掲載することを了承しました。

以下の情報は大変重要な内容であり、かつ正確に伝えなければならないため、かなり長くなりますが、最後までお付き合いください。
また、 【元大口融資者】氏の立場もあるため、匿名での公開であることをご了承ください。

以下、 【元大口融資者】氏から提供された情報です。
(体裁を整えるため、改行位置のみ適宜修正しますが、それ以外は原文ママです。)
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■融資の時系列

・2016/01/13

以下内容で金銭消費貸借契約書を締結し、250万円を振込。
------------------------------------------------------
第1条 
 甲は乙に対し、銀行振込にて2016年1月13日に、金弐百五拾万円を貸し渡し、
 乙はこれを借り受けることとする。

第2条 
 乙は借り受けた金銭について開発中のCB無線機R2014の金型発注費用に
 充てることとし、その他の用途には利用しないこととする
 やむを得ず他の用途に金銭を利用する場合は事前に甲に確認することとする。

以下、略

※ 甲: 【元大口融資者】   乙:有限会社ラジックス
------------------------------------------------------

・2016/02/10 
業者への金型見積もり返答から当初の予測を大幅に超過。

資産保護のためラジックス社宛に250万円について
一時返金を要求するもラジックス社側から返金できないとの返答(当初は謝罪もなし)
この時点では金型発注は行っていないので本来は250万円が残っていなければならないはずであった。

返金できない理由は資金繰りに流用した為とのこと。
250万円は二回に分けて返金するとのこと。

資産状況確認の為、通帳の写しを要求。
イメージ 2



イメージ 1

金銭消費貸借契約書の第2条にてやむを得ない場合は事前に相談すれば 金型発注費用以外にも利用できるとしていたが相談は一切無かった為、 即時返金を要求。

・2016/02/29 
250万円の返金完了


■振り返り

・2016年1月5日の時点で残高は 322円しかなかった。

・通帳の記録から金型発注用の資金250万円について、 入金翌日、翌々日に計35万円を引き出している。
 このことから当初から金銭消費貸借契約書を遵守する気が 無かった可能性がある。

 →発注の見積もりについても、当方からの複数回の催促で、ようやく 対応頂いた経緯もあり、当初から金型発注する気がなかった可能性もある。

・毎月末に 約28万円の支払がある模様。用途は不明。現在も支払が継続しているかは不明。
 2ヶ月に一度、約60万円の入金があるが出向による収入と推測される。

・上記とは別にATMで毎月数十万を引きだしており、収入と支出のバランスを 踏まえると明らかにショート状態。

・別の銀行口座に資金がある可能性も否定できないが、仮に資金があれば、 わざわざ手間やコストをかけて2回に分けて250万円を返金する ことはしないと思われる。

・2015年12月に取得を公表したR2014の工事設計認証費用については、 結果的には認証取消で無償扱いとなったが、当時の残高状況からは 認証費用(約40万円)を支払える状況では無かったことが分かる。

 ※工事設計認証費用は後払いとのことで、2015年12月の時点では 認証費用は発生していない。


■振り返りを元に現状況を推測

・2016年2月時点の資産状況から推測すると現時点でラジックス社には ほとんど資金が無いものと推測される。

 → 先の出資者連絡網の資料(8月5週の状況.pdf)からも 「技適用の部品や筐体及び加工費、技適取得費用、サポート人権費用等は 私が支出しており」との文言がある為、それを裏付けている。
(TK112注)送付されてた8月5週の状況.pdfファイルはこちら   http://goo.gl/p0NXJF

・量産用の部品についてもほとんど無いものと推測される

 →「進捗5」には量産向けの部品が揃いつつある旨の記載があるが
  こちらの記載は信用できない。

・ラジックス社に資産が無い以上、ラジックス社から届いたハガキのいずれの 案についても進めることはできないと推測

・現状況では外販を行うにも購入者に対して先に入金して部品発注等を行う方法となる 可能性が高く、万が一、自転車操業が失敗した場合、第2の被害者が発生する恐れがある。

・この状況下でもAB303局からは外販に対して自信があるとの返答を頂いたが こちらとしては懐疑的にならざるを得ない状況。


■いずれも2016年2月時点での通帳からの推測である為、状況は変わっている可能性もある。
その為、ラジックス社に改めて現状況について詳細を貴社Webサイトへ公開するよう依頼したところ、 以下回答を田中氏よりメールで頂く。
しかしながらこちらから要求した具体的な回答は無く、回答の要件を満たしていなかった。
再度、9月9日23時迄に不足・追加事項を含めてラジックス社のWebページへ掲載を 依頼するが対応は頂けなかった。

(以下、メールの内容)
==================================

From: 【元大口融資者】 <【元大口融資者】>
日付: 2016年9月8日 23:29
件名: Re: ラジックス社口座写しの公開について
To: Toshiyuki Tanaka <car06000@pop11.odn.ne.jp>

ラジックス 田中様

 【元大口融資者】です。ご連絡ありがとうございました。

返答内容を確認いたしました。
こちらからのご依頼としては【貴社Webサイトに掲載】頂くことを 条件としておりますので、お手数ですが明日の23時迄に 貴社Webサイトに掲載をお願いします。

申し訳ありませんが、【フクオカTK112】様に通帳の写しの件は公開を依頼しておりますので、 【元大口融資者】宛のメールにご返信頂いても、9日23時の時点で貴社Webサイトに掲載が無ければ、 回答が無かったものと判断される可能性がありますのでご注意下さい。

→「開発進捗6」等で公開頂ければと思います。

 尚、3点、追記・修正をお願いします。

■Q2:財務状況については具体性に欠けるため訂正をお願いします。
  また、貴社通帳の残高部分のみで構いませんので同ページに
 現時点の残高の公開をお願いします。
  残念ながら貴社の信用状況では例え”100万あります” と書いても誰も信じて頂けない状況です。

■Q7:「時間がかかっても」の具体的な日程を記載下さい。

■Q8:外販が全く売れない場合はどのような対応を予定しているか頂戴したハガキには外販が失敗した場合の対応が明記されていない為、確認したい方が多くいらっしゃいますので、ハッキリさせておく必要があります。

 以下内容を貴社Web上に公開をお願いします。

ここから 
Q: 【元大口融資者】からの質問 A:ラジックス社の回答. 
--------------------------------------------------------------
【元大口融資者】からの 質問事項についてラジックス社として回答します】

■Q1:外販について販売台数の見込み、及び、現状況下での外販可能と判断
    された具体的な根拠

 【補足】競合他社で新型の合法CB無線機を販売開始済み。
       更に後継機を¥64,800で販売予定です。
        他社のプロト機は性能評価も申し分無く、 R2016の外販は絶望的な状況下です。
       どのような根拠を元に何台規模で外販できると 考えていらっしゃるのかを返答下さい。

A1:R2016を2台新技適を取得してフィールドテストを行いました。
    ハムフェアーに出店して好評だったと聞いています。
    また、大阪でのペディションに貸し出し運用してもらいました。
    運用結果は好評だと言うレポートを貰っています。
    他社の廉価版の無線機が有るようですが価格競争をするつもりも有りません。
    性能がどの程度の物か判りませんがR2016の性能はICB-707を超えています。
    今、一番受信感度が良いと言われているCB ONEjrと比較しても同等かそれ以上の 受信性能を有しています。送信の輻射レベルの比較でも他社の無線機より大きい 事を確認しています。
  CBerは価格で無線機を選ぶのでは無く性能を重視しているようです。
     外販台数については100台作って50台売れれば技適費用製造費用は出ます。

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■Q2:貴社の現状の財務状況
     (信頼に足りうる資料と共に公開して下さい)

 【補足】工事設計認証を取得する資産があるのか、 部品を発注する資産があるのか不明確な状況です。

 A2  ★不足★
 
(赤字部分はラジックス社の回答が不足だとして
追加の回答を求めている部分 以下同じ。
       現時点のラジックス社の資産状況を通帳の残高部分のみを添えて記載下さい
   ※残高以外は伏せて頂いて構いません。

    認証は外国の機関を使います、国内の認証機関より安く支払いは2か月後でOKです。
     製造費用も同様でISO9000を取得している工場で作ります。
    支払い条件は月末〆の翌月末払いです。
     つまり月初1日に納品してもらえれば翌月末の支払いになり2か月の時間が出来ます。 この間に50台売れれば認証費用及び製造費用が捻出できます。

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■Q3:貴社Webページの「進捗5」について”量産の部品が揃いつつある”と
        記載されているが、現時点で保有している具体的な部品名、及び、数量を返答下さい。

A3:現時点でラジックス社側で保有している量産用部品(支払済)は下記3点。
    ・LCD     :2000枚
    ・変調トランス:100個
    ・ロータリーSW:100個

--------------------------------------------------------------
■Q4:手紙①の金属ケース案での販売予定が2016年10月末~11月中旬と
    記載されておりますが、このスケジュールの根拠を返答下さい。
      (見積書もしくは発注書等、信頼に足りうる資料と共に公開して下さい)

A4:見積もり依頼のための資料を作成中です。
    認証を受ければ出来た順に出荷が出来て資金繰りが楽に回せます。

--------------------------------------------------------------
■Q5:手紙①の外販を優先させるとあるが、
      外販台数見込みと配布における具体的なスケジュールを返答下さい。
     (最低でも月間単位で台数を公開して下さい)

A5:75,000円で販売すれば月50台売れれば次の生産が可能になります。
    売れなければ出資者に配布します。従って月50台が目安になります。
      正確に言えば40台の販売で回せます。
      75,000円x40台=3,000,000円です。

--------------------------------------------------------------
■Q6:手紙①の外販価格75,000円の根拠を返答下さい。
      (前回のような、推定での見積もりでは金型見積もり時と同じ過ちを犯すことに なります。部品メーカからの信頼できる見積もり情報と共に公開願います)

A6:部品コストは前回の見積もりをして貰った協力工場の購買資料から 算出しています。筐体は試作筐体より小さく安い物に変えました。
推定の見積もりは殆ど有りません。

--------------------------------------------------------------
■Q7:手紙②の「時間がかかっても」当初の金型とありますが、 具体的なスケジュール目処、及び、当初の金型での推定費用総計、 及び、費用捻出元を返答下さい。

 【補足】こちらの独自試算では当初の金型案で製造するには 2000万円規模の資金が必要と考えておりますが、 調達できる見込みがあるのかを返答願います。

A7: ★不足★
   「時間がかかっても」の具体的な日程及び根拠を記載下さい。 1年なのか、5年なのか、10年なのか。また、その根拠。

 金型を作るのは2000万円は掛けません。機構の変更を行い外観を 変えず構造を簡素化します。例えばラバーキーの金型見積もりが 400万円でしたが部品コストは上がるが自己発光出来るSWを使います。
 サイドジャックのラバーは削除(今回のフィールドテストで判った 事ですがコンデンサマイクの了解度がダイナミックマイクより落ちる 事が判った)従って、マイクを直接無線機に着けるのでは無く コネクタにすればサイドジャックは外部電源を除いて不要になる。
目標は金型800万円です、例え1000万円になっても134台多く売れば 金型費用は捻出できます。
再度記しますが前回の見積もりでの金型のコストが高い物は構造を変えます、
外観を変えないで目標800万円で出来る物に変更していきます。

--------------------------------------------------------------
■Q8:外販が全く売れない場合は、どのような対応を検討しているのか?

   A8:★追加項目★


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情報は以上です。
出資者の皆さんにおかれましては、上記情報をしっかりお読みいただいたうえで、本PJの実態及び今後の展望について正しく理解していただき、今後自分がどう行動を取るべきか判断材料の一つとしてください。
それが 【元大口融資者】氏と私の願いです。

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