無線ブログ集
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1/20(日) 山岳ロールコール@蛭ヶ岳 (2019/1/22 23:59:21)
2019年一発目の定期開催
悪天候に泣く
魂と根性の交信を捧ぐ
2019年、定期開催としては一回目となります。
あのにっくきヤツがなりを潜めている冬期は丹沢山地での開催が由!
という事で丹沢山地最高峰である蛭ヶ岳での開催と致しました。
深夜家出発。
蛭ヶ岳は北側の青根から入山しますので、アプローチは奥多摩とそう変わらない想定です。国道16号、八王子バイパス、国道412号と邁進していきます。
道志みちは随分前から途中通行止め区間ある為、相模湖側より山道クネクネひた走り青根に出ます。
そこからは、最近同ルートで蛭ヶ岳へ上がりましたしんじゅくIC26局さんのブログを参考に登山口駐車場まで走ります。
入山。
まだまだ真っ暗闇の中、最初は林道歩き。途中から登山道へ入っていきます。
登りは避難小屋がある場所を見たくて最初に出会う道を選択。下山時は早く林道に下りたいので別ルート予定。
これがマズかった!
最初の頃は明瞭な、けどやや荒れてあまり歩かれていない状態の道をガツガツ登りますが、そのうち不明瞭。しまいには沢に出て道がなくなります。こりゃまずい!という事で直ぐ脇にあるはずのもう一本の道へ合流すべくルート外を直登。無事合流。合流してみたらアスファルトの林道です。これでまずは一安心。
と、この時は思ってました。
登山道へ。
林道終点よりに上げようと思われるモノレール始点より登山道へ入ります。
暫くはモノレール沿いに上がりますが、すぐにお別れ。ここからは国土地理院の地形図によると尾根伝いに稜線まで上がるはず。ガツガツ登りますが、、、ん?
(道標はあるんだよな・・・)
(あ、あっぶねぇな・・・)
(尾根ルートじゃなく谷ルートなんだよな・・・)
谷合のルートです。
堰堤まで登場。
それでもひたすら谷合に沿ったルート。
またしてもルートを外したのか??
けど今度は道が明瞭。歩かれてます。山と高原地図を見ると谷合ルートになっています。
よくある事ですが、国土地理院地形図はやや古い場合がある。ルートの付け替えや情報の新旧により100%ではない。ここは山と高原地図を信用し、この先で尾根ルートと合流して稜線へ上がると予想し先へ進む事とします。
合流、稜線へ。
無事に尾根ルートと合流。合流ポイントから尾根ルートを見ると、、、こりゃ廃道だな。すでに歩く人もなく荒れてます。
尾根ルートを上がり稜線へ出ます。
ホッ。
(おっ!)
(すごく広~い)
(す、すげぇキレイだ!)
この近くに避難小屋がある由。うろうろ徘徊すると見つけました!少し下って小屋まで下りてみると
広い草原にキレイな避難小屋!これには魂消ました。
ここでマッタリ宿泊もイイですね!!!
一通り写真撮ったり鳥見たりして再出発します。
(帰りはここを左へ)
姫次。
稜線ルートをペースを上げて進んでおりますと、7:30。そら友タイム!山陰に入ったりしてなかなかピックアップに至りません。
そうこうしているうちに姫次到着。
ここにはベンチがあったりして広い場所。眺めも最高。いいです(^^)
一旦大きく下っていざ蛭ヶ岳へ。
(猛烈爆風)
(小石が飛んできて当たり痛い!)
爆風稜線。
蛭ヶ岳へ向かって南下しますが想像を超える猛烈な強風にあおられます。
見晴らしの良い風の通り道では尚の事。じっと立っていられません。しかも小石がすっ飛んできて痛い事痛い事。
強風を避けられる木陰で一服し、弱くなった時に一気に上がりますが上がり切らずに爆風にさらされます(^^;)
そして急速に天候悪化。。。
(ありゃ、めっちゃ天気悪くガスってる)
蛭ヶ岳山頂。
山頂到着と同時にそら友チェックイン!
そして本日の山岳ロールコール運用場所の選定をしますが、ここも今までにまして強烈爆風!どこへ行ってもじっと立ってられない。蛭ヶ岳山荘の周囲も伺いますが、勝手に敷地内で無線して注意されるのも嫌なので山頂へ戻って風よけは諦めて出来るだけロケの良い場所に陣取ります。
一先ず熱いコーヒーと一服、そして急いで持ってきた防寒着を全て着込みます。
山岳ロールコール開始!
10:00定刻開始。
いつもながら皆様よりの熱いお声がけに落ち切ったテンションアップ(^^)
ただし、コールサインをメモるだけで一杯となり運用地や交信を楽しむ余裕なし。せっかくの月一定期開催がショートQSOとなり申し訳ないことしきりです。
特小機、特小機をぶっさしたポール、延長ケーブル全てが濃いガスと爆風にあおられて凍てついて白い。それでも応答がなくなるまでは!とひと踏ん張り。
11:00を過ぎても強風は弱まらず濃いガスも変わりませんのでさすがに我慢も限界と思い、本来予定しておりましたデジタル小電力コミュニティ無線(LCR/DRCR)での山岳ロールコール試験運用は中止とさせていただきました。段取り良く中止のアナウンス出来ず申し訳ございません。
11:40、山岳ロールコール終了。そして。。。
応答もなくなり無事終了。
いつのまにか若干気温が上がったのか凍てついて白かった機材が溶けてビチョビチョ。風は相変わらず強いですが寒くて手や足が痛かったのが幾分和らいでおります。
ロールコールは中止したが、せっかくなので通常運用でデジタル小電力コミュニティ無線運用を行う事と致します。ここでも皆様より交信いただき感謝感激!
さすがに市民ラジオを行う元気はありませんでした(^^;)
(下山時にこの天気)
(げどすぐにこのありさま)
下山開始。
さて、いい加減寒さも限界なので引き揚げ、下山を開始します。
そんなときの青空。ここへきて雲が切れてきて青空が時折見て取れます。
、、、まぁ、よくある事です。
ここでまたリスタートすると帰りも遅くなりますので潔く諦めて下山開始。
(左折)
来た道を淡々下ります。一部凍結、積雪もありますのでそんな場所は慎重に。そうでないところは大胆に(^^)
時々双眼鏡を取り出して鳥を見ながら歩き、八丁坂ノ頭分岐にて左折し青根へ降りるルートへ。
ここがまた激下り!
けど下りは得意!と調子よく下りて、いい加減飽き飽きした頃に林道へ辿り着きます。
そこからは鼻歌交じりに歩いて駐車場到着。
着替えて家へ下山報告して帰宅と相成りました。
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2019年一発目の山岳ロールコール定期開催版でしたが、生憎の悪天候となりました。標高の割にはとても苦労、つらい事となりました。
風切り音や私の苦し紛れの聞き苦しい声で、皆様には大変ご迷惑、お手数をおかけし申し訳ございませんでした。とはいえ、山岳移動運用にはこれはつきもの。また安全第一となりますのでご了承いただけると幸いです。
そんな状況にもかかわらず交信、チェックインいただき本当に感謝致します。
また、今回は初めての蛭ヶ岳。しんじゅくIC26局さんにはブログ情報や途中途中でのDCR交信とありがとうございました。
次回の定期開催は2月17日(日)を予定しております。
開催地は、、、たまには楽な場所がいいな(^^;)
山岳ロールコール@蛭ヶ岳
2019年1月20日(日) 10:00~
蛭ヶ岳(1,672m) 神奈川県相模原市緑区と足柄上郡山北町の境界線
※運用地をメモする余裕なく記載できず
かながわCO512局 葉山町あじさい公園
とうきょうAR705局 長沼公園
さいたまFT727局 志木市
とうきょうMH160局 梅ノ木峠
さいたまEZ790局 春日部市
かながわST53局 相模原
やまなしFK909局 御殿場市
かごしまGL90局 風車公園
かまくらGG90局 鎌倉市
ねりまTN39局
かながわHL320局 姫次
うらわRD38局 さいたま市桜区
よこはまAA815局
まつどRX78局 松戸市
かながわCK100局
よこはまHN510局
かながわZX9局
とうきょうHN203局
とうきょうHM61局
ちばHT371局
とうきょうMS87局
ちばMR21局
さいたまAD966局
いばらきYY24局
いたばしAA415局
ねりまCX72局
さいたまMG585局
さやまAR350局
よこはまJN68局
よこはまAD503局
さいたまCM167局
としまYS81局
あつぎRM121局
ちばAC532局
とうきょうCC36局
せたがやLA807局
さいたまQBM254局
とうきょうYU815局
よこはまKZ123局
よこはまJA298局
ならしのKA361局
ちばEF65局
さいたまK7245局
さいたまUG100局
ちばKF728局
かながわHK25局
さいたまRC130局
山岳ロールコール以外での交信
アプローチ時
かながわCE47局 LCR
しんじゅくIC26局 DCR
登山途中
とうきょうMH160局 LCR 梅の木峠
しんじゅくIC26局 DCR
蛭ヶ岳山頂
やまなしFK909局 LCR/DRCR
よこはまBF35局 LCR/DRCR 35㎞
よこはまAC193局 LCR/DRCR 45㎞
とちぎSA41局 LCR/DRCR 足利市大岩山
しずおかAB635局 LCR/DRCR
ちばKF728局 LCR/DRCR 64㎞
かながわCO512局 LCR/DRCR 46㎞
とうきょうAR705局 LCR/DRCR 27㎞ 長沼公園
いばらきER501局 LCR/DRCR 尺丈山
とちぎAK900局 LCR/DRCR
さいたまK7245局 LCR/DRCR
さいたまRC130局 LCR/DRCR
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