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2019年 秋の一斉オンエアデイ 顛末記 (2019/10/9 19:15:47)
今年の秋の一斉オンエアデイは何とか3連休を取れたので遠征を計画。
1つ目の候補はヘルメット等の装備を買いそろえる必要があるのと、山頂滞在時間に制限があるため断念。
そこで9年前のSVで移動した鳥海山へ足を延ばしてみることに。
片道約500Kmあるので、行くだけでも半日がかりです。
秋オン開始の21時に合わせてこちらを昼すぎに出発、高速を乗り継ぎ開始時刻の1時間前に
鳥海山南側、山形県側の登山口である湯ノ台口の駐車場に到着。
21時の開始時間には数局入感してきましたが、皆さんマッタリラグチューモードのようですし、翌日は早朝出発のため早々に休むことにしました。
翌日は3時30起床、4時30出発、月が明るく照らしてくれますがヘッドライトは必須です。
滝の小屋を過ぎてからは河原宿小屋まで多少きつくなりますが、登山道はよく整備されているので登りやすい。
このあたりで6時開始の富士山ロールコールに合わせてワッチするも、全く入感なし。
しかし、こんな登山途中の中腹でも、おおさと59/1(北奥千丈岳) がRS41で入感してくる。
呼ぼうとするも、QRMが激しいらしくQRXの宣告で交信ならず。
そこから雪渓を見ながら進んでいくと、最大難所のアザミ坂。
ここから外輪に上がるまでが頑張りどころで、外輪まで上がってしまえば外輪山最高地点の七高山まではもうひと踏ん張り。
懐かしい外輪山の最高地点七高山へ到着、早速開局。
7エリアの移動とあって、普段は交信できない局や初めて聞く局が多くて新鮮。
いわてB73局は久々のGW(グランドウェーブ)での交信。
吾妻小富士に遠征しているサイタマAB960局も強力だが、途中の中腹で聞こえていた時の方が強かったかも。
横手山のネリマTN39局、ニイガタHR660局、300Km越えだが安定してQSO出来る。
みちのくロールコールが開催されているとのことなので、少々ワッチしてみる。
キー局が北海道を指定、数局チェックインしているが聞こえない。
しかし、何局かのち、 いぶり4233/8 (北海道松前郡松前町)がチェックインしているのが聞こえる。
(コールサインのメモを失念、後日調査の結果コールサイン判明)
ロールコール中でこちらから呼び出すことが出来ず、その後ワッチしていそうなチャンネルで北海道宛てのCQを出すもQSOには至らずでした。
今回の移動で9年ぶりに再度8エリアとのQSOを狙っていましたが非常に悔やまれます。
みちのくロールコールには無事チェックイン出来ました。
キー局のアオモリAA113局(岩木山)とも久しぶりのQSOとなりました。
その後、中腹でも聞こえていた、おおさと59局(山梨県山梨市北奥千丈岳)がかすかに入感。
1エリアの壁が厚くなかなか順番が回ってきませんが、根気よく呼び続けて何とかQSO成立。
QRB378Km、1エリアも栃木県や群馬県はQSOの可能性があるとは思っていましたが、まさか山梨県とQSO出来るとは全くの想定外でした。
特小は全体的に出ている局が少ない印象でした。
ネリマTN39局と無理やりお願いして特小でのチャレンジもしましたが駄目でした。
朝方は月山辺りまでは視界が開けていましたが、徐々にガスが濃くなり、正午ごろには視界があまり良くなかったのも原因かと思います。
特小のDXはガスで視界が悪いとあまり期待が出来ない印象です。
周波数が高い分、水蒸気の減衰が如実に表れるのだと思います。
カラッと秋晴れでDXも成功を期待していたのですが残念です。
ともあれ、いくつか心残りの点もありましたが、全体的にはほぼ満足の結果が残せました。
鳥海山、メチャメチャ飛びます。
7エリアはほぼ全域、そして北は8エリア南部、そして過去実績から1・9・0エリアまでグランドウェーブで交信可能エリアがある山と言うのは、そうそうないと思います。
またチャンスがあれば訪れたいと思います。
<今後の課題>
(CB) 日本アルプス方面の高所移動局迎撃
8エリア各方面の伝搬実績作り
(特小) 日本海ダクトがらみでの交信実績作り
8エリアと特小での交信