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feed <業界初! IPトランシーバーとデジタル簡易無線が一台に>アイコム、ハイブリッドIPトランシーバー「IP700」を新発売 (2020/3/4 14:05:56)

アイコム株式会社は2020年3月4日、携帯電話の通話エリアなら日本全国どこからでも使えるIPトランシーバーと、デジタル簡易無線機(登録局または免許局)が1台になった、ハンディタイプのハイブリッドIPトランシーバー「IP700」を3月中旬から発売すると発表した。価格はオープン。

 

 

アイコムのハイブリッドIPトランシーバー「IP700」。デジタル簡易無線の登録局タイプと免許局タイプが用意される

 

 

 アイコムの発表から抜粋して紹介する。

 

IPトランシーバーとデジタル簡易無線が一台に
業界初のハイブリッドIPトランシーバー「IP700」を新発売

 

 アイコム株式会社は、携帯電話の通話エリアなら日本全国どこからでも使えるIPトランシーバーと、デジタル簡易無線機(登録局/免許局)が一台になった、ハイブリッドIPトランシーバーIP700を発売いたします。

 

 IPトランシーバーは、一度で多人数に同時連絡できるトランシーバーの特長に加え、LTE回線を通じて広域をカバーする通話エリアと混信の心配がない使いやすさから、業種を問わず導入が急速に進んでいます。社会に必須の通信手段として存在感を増す一方、大規模災害時などにおけるLTE回線のトラブル時にも通信が途絶するのを避けたいという自治体や運輸業からのニーズも高まっています。

 

 ハイブリッドIPトランシーバーIP700は、IPによるLTE通信とデジタル簡易無線での直接通信の2つの機能を備えているため、携帯電話網の圏外や、LTE回線のトラブル時もデジタル簡易無線で連絡を取り合うことが可能です。またLTE通信は、デュアルSIM(au回線/NTTドコモ回線)に対応し、さらなる冗長性を備えています。

 

 さらに、2つの通信方式を同時に使うデュアルモードも搭載。既存のデジタル簡易無線機による通信網を活かし、IPトランシーバーとデジタル簡易無線機を組み合わせた通信システムも構築できます。またRoIPゲートウェイVE-PG4の導入により、さらなる通信エリア拡張やIP電話などの通信設備との連携も可能です。

 

<おもな特長>

 

・IPトランシーバーとデジタル簡易無線機(登録局/免許局)が一台になった、業界初のハイブリッドIPトランシーバー。

 

・LTE通信とデジタル簡易無線による通信を同時に運用するデュアルモードを搭載。

 

・RoIPゲートウェイ VE-PG4(オプション)の導入により、エリア拡張やIP電話などの既存通信設備との連携も可能。

 

・Bluetooth機能を搭載し、ケーブルレスでの運用も可能。

 

・雨やほこりにさらされる環境でも安心して使えるIP67/57/54の防塵・防水仕様。

 

・端末の位置情報をPCソフトやブラウザの地図上に表示できるGPS機能を搭載。

 

 

 

 

「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2019」のアイコムブースで参考出品されたIP700。IPトランシーバーにデジタル簡易無線(登録局または免許局)のモジュールを搭載。デュアル待ち受けが可能で、万一の携帯回線不通時もデジタル簡易無線を使用することで連絡途絶を回避できる

「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2019」のアイコムブースで参考出品されたIP700の外観。同社の輸出用トランシーバーと同一筐体を使用している

 

 

こちらの記事も参考に↓
<大規模停電に備えた無線システムに注目が集まる>「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2019」に見る、無線機器メーカーの展示

 

 

 

●関連リンク: IPトランシーバーとデジタル簡易無線が一台に 業界初のハイブリッドIPトランシーバー「IP700」を新発売(アイコム プレスリリース)

 

 

 


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