ホーム >> 無線ブログ集 >> <ハイブリッドSDR構成の100W機>八重洲無線、海外でHF~50MHz帯のオールモード機「FTDX10」を発表へ

無線ブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link hamlife.jp hamlife.jp (2024/11/24 0:35:45)

feed <ハイブリッドSDR構成の100W機>八重洲無線、海外でHF~50MHz帯のオールモード機「FTDX10」を発表へ (2020/10/31 12:00:40)

八重洲無線株式会社がHF~50MHz帯のオールモード機「FTDX10」を海外市場に投入する。複数の海外販売店とメディアが10月31日(日本時間)に伝えた。同社の人気モデルであるFTDX101シリーズと同様、受信部はハイブリッドSDR構成で3種類のルーフィングフィルタと250MHzのHRDDSを採用。サイズは266W×91H×263Dmm、重量約5.9kgというFT-991シリーズを一回り大きくしたボディに、タッチパネル機能を搭載した5インチの大型フルカラーTFTディスプレイを採用している。英国の販売店が発表した予価は1525ユーロ(およそ187,000円)。日本国内での発売についての言及はないが、海外では2020年12月出荷開始との情報もある。

 

 

八重洲無線「FTDX10」。同社のHF~430MHz帯オールモード機「FT-991Aシリーズ」よりも横幅で約3.7cm、高さで1.1cm、奥行で1.0cmそれぞれ大きい

 

 

 

 海外販売店の情報から、FTDX10の特徴を整理し紹介する。

 

★ハイブリッドSDR構成
 FTDX101シリーズと同様のハイブリッドSDR構成(ナローバンドSDR+ダイレクトサンプリングSDR)を採用。ナローバンドSDRは優れた受信性能を重視、ダイレクトサンプリングSDRはデジタル処理によるリアルタイム スペクトラムスコープを提供。

 

★3種類のルーフィングフィルターを採用、驚異的な多信号受信特性
 FTDX101シリーズと同様、9MHzに第1IFを持つダウンコンバージョンのダブルスーパーヘテロダイン方式を採用。これによりシャープな特性を持つ3種類の狭帯域クリスタルルーフィングフィルター(500Hz、3kHz、12kHz)を搭載。14MHz帯のRMDR(Reciprocal Mixing Dynamic Range)は116dB以上(2kHz離聴時)、BDR(Blocking Dynamic Range)は141dB以上、3次IMDR(Intermodulation Dynamic Range)は109dB以上という高スペックをマーク。

 

★250MHzのHRDDS(高分解能ダイレクトデジタルシンセサイザー)により、静かでクリアな受信を実現
 ローカル回路にはFTDX101シリーズと同じ250MHzのHRDDS方式を採用。C/N比を向上させ、局発信号のフェーズノイズ特性は14MHzで-145dB以下(2kHz離聴時)を実現。

 

★タッチパネルつき5インチフルカラーTFTディスプレイには3DSS(3次元スペクトルストリーム)を表示可能
 5インチフルカラーTFTパネルには3DSS表示が可能。周波数表示をタッチするとテンキーが表示され、直接入力でアクティブバンドの設定や周波数調整が可能。

 

★操作性に優れたフロントパネル
 VFOダイヤルの外側を取り囲む大きな多目的リング(MPVD)の採用で、クラリファイヤーのコントロールやC/S(カスタムセレクト機能)、メモリーチャンネルの呼び出しなどが可能

 

★オプションのLANユニット(SCU-LAN10)を使用したリモート操作が可能
 オプションのSCU-LAN10とネットワークリモートコントロール用ソフトウェアの使用で、遠隔操作が可能。家庭内LANに接続し、シャックから離れた場所でも大型ディスプレイでバンド状況を監視するなど、高度な操作が可能。

 

★15個の独立したバンドパスフィルター

 

★IF DSP(IF SHIFT/WIDTH、IF NOTCH DNF、DNR、COUNTOUR)で効果的に混信を除去

 

★ファイナルには新プッシュプルMOSFET「RD70HUP2」を採用し、高品質で超安定の運用が可能

 

★放熱器には低雑音の軸流クーリングファン(80mm)つき

 

★大容量100chメモリ搭載の高速オートアンテナチューナー

 

★3段パラメトリック・イコライザー付きマイクアンプ(SSB/AM)

 

★バンドスタック機能搭載

 

★QMB(クイックメモリーバンク機能)搭載

 

★オプションで新設計の外部スピーカー「SP-30」を用意

 

★オプションで300Hzルーフィングフィルター「XF-130CN」を用意

 

 

<主要スペック>
・送信周波数範囲:1.8~54MHz
・最大送信出力:100W(AM 25W)
・電波型式:A1A(CW)、A3E(AM)、J3E(LSB/USB)、F3E(FM)、F1B(RTTY)、G1B(PSK)
・受信周波数範囲:30kHz~75MHz
・受信部構成:ダブルスーパーヘテロダイン(第1IF 9.005kHz、第2IF 24kHz)
・寸法:266W×91H×263Dmm
・重量:約5.9kg
・電源:外部DC13.8V±15%

 

 

 

●関連リンク:
・FTDX10 – Compact HF/ 50MHz 100W SDR Transceiver(ML&S)
・The New FTDX10 Compact HF/50MHz 100W SDR(QRZnow.com)

 

 

 


execution time : 0.018 sec
サイト内検索

メインメニュー

ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失


オンライン状況
152 人のユーザが現在オンラインです。 (77 人のユーザが 無線ブログ集 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 152

もっと...