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<減少スピードが2か月ぶりに改善>総務省が2020年10月末のアマチュア局数を公表、前月より855局少ない39万1,083局 (2020/12/4 18:30:06)
2020年12月3日、総務省は2020年10月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2020年9月末のデータから1か月間で855局”減少し、391,083局となった。毎月1,000局以上のペースで減少傾向が続いていたアマチュア局だったが、2020年7月末のデータで前月比で800局の減少数に続いて1,000局以上/月を割った。一方、一部有効期限の残っている局を除き2015年11月末で使用期限を迎えた「パーソナル無線」は、2020年10月末の時点で244局が免許登録している。この1か月の間に23局が廃局となったと思われる。
2012年以前は1か月間に1,000局から2,000局単位でアマチュア局が減少。2013年以降は「東日本大震災」による開局ブーム!?の影響で減少数も落ち着いてきたが、5年ごとに行うアマチュア局の更新手続き(再免許申請)の煩わしさの影響からか、5年経過したタイミングの2017年12月末から、ほぼ毎月1,000局以上減少し続け、直近では減少スピードが加速している
アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から55か月間で45,306局減少したことになる。
●2020年10月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 113,511局(113,808局)
・2エリア(東海管内): 50,539局(50,533局)
・3エリア(近畿管内): 47,040局(47,198局)
・4アリア(中国管内): 23,895局(23,976局)
・5エリア(四国管内): 18,093局(18,132局)
・6エリア(九州管内): 32,655局(32,724局)
・7エリア(東北管内): 41,479局(41,553局)
・8エリア(北海道管内):359,08局(36,009局)
・9エリア(北陸管内): 9,534局(9,541局)
・0エリア(信越管内): 16,184局(16,224局)
・6エリア(沖縄管内): 2,245局(2,240局)
※カッコ内の数字は2020年9月末の局数を表す
●2020年10月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳
・関東管内: 63局(71局)
・東海管内: 21局(22局)
・近畿管内: 7局(9局)
・中国管内: 21局(22局)
・四国管内: 7局(11局)
・九州管内: 46局(48局)
・東北管内: 45局(48局)
・北海道管内: 22局(24局)
・北陸管内: 3局(3局)
・信越管内: 9局(9局)
・沖縄管内: 0局(0局)
※カッコ内の数字は2020年9月末の局数を表す
なお、沖縄総合通信事務所管内のパーソナル無線局が前回公表された2020年7月末のデータから0局となり、同総合通信事務所から,無線局免許状が交付されたパーソナル無線局は消滅した。
●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・Internet
Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)
・東日本大震災(ウィキペディア)