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feed <12月24日から12月31日まで>国際宇宙ステーションからのアマチュア無線運用「ARISS」の20周年を祝うイベントでSSTV画像(145.80MHz)を送信 (2020/12/18 12:05:45)

1998年11月20日から軌道上での組立が開始され、2011年7月に完成し、米国、ロシア、日本、カナダ、欧州宇宙機関 (ESA) が協力して運用している国際宇宙ステーション(ISS)。滞在中の宇宙飛行士がアマチュア無線を使って地上と交信を行う「ARISS(Amateur Radio on the ISS=国際宇宙ステーション上のアマチュア無線)」が20周年を迎え、それを記念して2020年12月24日から12月31日までの間(日程変更の場合がある)、アマチュア無線バンドを使ってSSTV(Slow Scan Television)画像を送信するイベントが実施される。ISSからのSSTV送信周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)のFMモードで、コールサインは「NA1SS」が使用される予定だ。

 

 

 

ARRL NEWSから

 

 

 

 ISSからのアマチュア無線運用の歴史は、2000年12月21日に米国・イリノイ州ルーサーバーバンク小学校の生徒との間で行われた交信で、これはアマチュア無線を利用した教育プログラムの一環だった。この20年間に、約1,400件に及ぶ学校、学生グループ、そのほか教育機関とアマチュア無線を利用した定期的な交信実験を行ってきた。

 

 ARISSでは、2021年11月までSSTVイベントを継続的に行うほか、ISS研究開発会議(ISSRDC)のパネルセッションにおいて「ISSでのSTEM実験の20年」に参加。会議のために作成したビデオで、プログラムについての説明を行い、過去20年間に学んだいくつかの重要な教訓とARISSチームの将来のビジョンについて説明するとしている。(ARRLニュース 2020年12月17日 ※許可を得て抄訳転載/(C)ARRL )

 

 現在、ISSには日本の野口聡一宇宙飛行士(KD5TVP)を含む6人の宇宙飛行士人が搭乗している( 2020年12月7日記事 )。

 

 

左からシャノン・ウォーカー宇宙飛行士(KD5DXB)、ビクター・グローバー宇宙飛行士(KI5BKC)、マイケル・ホプキンス宇宙飛行士(KF5LJG)、野口聡一宇宙飛行士(KD5TVP)=ARRL NEWSより

 

 

 使用される周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)で、FMモードにSSTV信号(PD120)を載せて送信される。ISSの軌道はインターネット上で公開されているほか、「ISSディテクター」など便利なスマホアプリもある。

 

 なお、ISSから送信されるSSTV信号は、ロシアのISSサービスモジュールに搭載されているJVCケンウッド製のセパレート型V・UHF帯トランシーバー「TM-D710E」から送られる。

 

 

アマチュア無線機「TM-D710E」がロシアのISSサービスモジュールに搭載されている

 

 

 受信方法などは、下記関連リンク「ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)」などが詳しい。また、最新のスケジュールは関連リンクの「ARISS-SSTV images」で確認できる。

 

 また、地上で受信できた画像は、オンラインで投稿(画像アップロード)でき、「ARISS SSTVギャラリー」で閲覧ができる。過去に実施されたISSから送信されたSSTV画像は多くの局が受信に成功し、TwitterやFacebookなどで受信画像がアップされている。

 

 

 

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<437.80MHzを受信してみよう>国際宇宙ステーション(ISS)に次世代のアマチュア無線システム設置、144/430MHz帯のクロスバンドレピータが運用開始

 

 

 

 

●関連リンク:
・SSTV Event to Help ARISS Mark 20 Years of Continuous Ham Radio Operation in Space(ARRL NEWS)
・ARISS 20 years of operations on ISS(SSTV event)(ARISS-SSTV images)
・ARISS Japan
・ARISS SSTV Image Submission(画像アップロード)
・ISS SSTV October 4-8 on 145.800 MHz FM(QRZ NOW)
・ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)
・SSTV通信ソフト「MMSSTV」
・日本各地の衛星通過時刻の予報(JAMSAT/日本アマチュア衛星通信協会)
・「きぼう」を見よう(JAXA)
・ISSディテクター(Google Play)
・TM-D710E Caracteristiques(KENWOOD France)
・国際宇宙ステーション(ウィキペディア)

 

 

 


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