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Hermes Lite 2 - 3、SparkSDR (2021/1/15 17:58:14)
昨日の解読比較、もう少し改善の余地がありそうです。
Web上の情報を見て行くと、使用しているAD9866というICには受信用のアンプが備わっていて、−12dBから+48dBまで1dBステップで制御できると書いてありますが、HPSDRからの操作が分かりません。
大事なところを見落としているようです。
アナログデバイセズのAD9866データシート
そんな訳で、前後が反対ですがHermes Light 2 (HL2)の紹介ビデオを見るところから始めました。
Hermes-Lite: Amateur Radio SDR
https://www.youtube.com/watch?v=qlgq52IIUo8
確かに受信ゲインコントロールのことも話しているようです。
それと、4分過ぎから話している Digital Skimmingの話が俄然気になりました。
RedPitayaなどでのスキマーとはかなり異なる方法のようです。
プレゼンで紹介しているSparkSDRというソフトをインストールしてみました。
Spark SDR < http://www.ihopper.org/radio/ >
結果は予想外に面白いです。
百聞は一見に如かずとか・・・
キャプチャーしたスクリーンを貼っておきます。
比較を分かりやすくするためFT8で比べていますが、個人的にはWSPRなどのビーコンに良さそうです。
もちろん同じバンドで、複数のモードを解読することもできます。
HL2が6メータをカバーしていないのが残念
と云う訳で、理屈は分からないのですが、非常に面白いシステムです。
送信機能もあるので、拡張してコンテストに対応してくれると
FTxコンテストのSO2R用にピッタリかも知れません。
今のところ、送信をサポートしているのはHL2だけのようです。
送信はそのうち気が向いたらと思ってましたが、早めに手続きする事にします。