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<スコープ機能の改善、その他各種変更>アイコム、IC-7850/7851の新ファーム「Version 1.40」を公開 (2021/4/30 19:30:01)
アイコム株式会社は2021年4月30日、同社のHF/50MHz帯フラッグシップモデルであるIC-7850/IC-7851の新ファームウェア、「Version 1.40」を同社サイト上に公開した。同社の発表によると内容は「スコープ機能の改善」関連がSCROLLモード追加など6項目、「そのほかの変更」が4項目となっている。
アイコムのフラッグシップ機、IC-7850/IC-7851の新ファームウェア公開は2019年3月19日以来、2年1か月ぶりとなる。主な変更点は下記の通り。
●IC-7850/IC-7851の新ファーム(Version 1.40)
お もな変更点:
【スコープ機能の改善】
・周波数に応じて表示範囲をシームレスに切り替えできるSCROLLモードを追加
・スパンまたはエッジを切り替えたときのポップアップ表示を追加
・FIXエッジ設定を4個に拡張
・リファレンスレベルをバンドごとに設定できるように拡張
・送信スコープ(センターモード)表示中、REFレベル設定をスコープ波形に反映しないよう改善
・RS-BA1 Version2のスコープ機能改善に対応
【そのほかの変更】
・以前のファームウェアから、このファームウェアにファームアップした場合、設定データやメモリーを初期化しないよう改善
※より新しいファームウェアから、このファームウェアにファームダウンした場合、設定データやメモリーが初期化される場合があります。
・データモード時に受信トーンコントロールが動作しないように改善
・CI-V USBポート設定の初期値を「Unlink from [REMOTE]」に変更
・その他軽微な変更
IC-7850/IC-7851のファームアップは、SDカードまたはUSBメモリーを使用して行うことができる。詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:
・ファームウェア/ドライバダウンロード・IC-7850/IC-7851(アイコム)
・仕様変更のお知らせ Ver.1.40(アイコム)