無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |



アイコム株式会社は2021年7月9日、144/430/1200MHz帯オールモード機「IC-9700」の新ファームウェア「Version 1.31」を同社サイト上で公開した。同社の発表によるとVersion1.30からの変更点は「スコープ(センターモード)表示中、送信時REFレベル設定をスコープ波形に反映しないよう改善」「以前のバージョンからファームウェアを更新した場合に、設定データやメモリーを初期化しないよう改善」「スコープ(センターモード)表示中、中央を示す太い白線が表示されない場合がある不具合を修正」「その他、軽微な変更」の4項目と発表されている。また同時にIC-9700用プログラミングソフトウェア、CS-9700も新バージョンの「Version1.31」が公開されている。
IC-9700の新ファームウェア公開は2021年2月326のVersion 1.30以来となる。今回発表された新ファームウェアの内容は次のとおり。
●IC-9700の新ファームウェア(Version 1.31)
Version 1.30からの変更点:
・スコープ(センターモード)表示中、送信時REFレベル設定をスコープ波形に反映しないよう改善
・以前のバージョンからファームウェアを更新した場合に、設定データやメモリーを初期化しないよう改善
※より新しいバージョンからファームウェアを戻した場合は、設定データやメモリーが初期化されることがあります。
・スコープ(センターモード)表示中、中央を示す太い白線が表示されない場合がある不具合を修正
・その他、軽微な変更
IC-9700のファームアップは、SDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。ファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU: 1.31
Sub CPU: 1.00
Front CPU: 1.00
FPGA Program: 1.07
FPGA Data: 1.00
DV DSP: 1.06
なお同日、IC-9700用のプログラミングソフトウェア、CS-9700も新バージョン(Version1.31)が公開されている。
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:
・ファームウェアダウンロード・IC-9700(アイコム)
・プログラミングソフトウェア CS-9700ダウンロード(アイコム)