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<当初の予定から1日ずらして実施>若手無線家の育成プログラム、日本時間7月18日(日)19時から12時間「YOTA Contest 2021(2nd round)」開催 (2021/7/16 10:00:43)
国際アマチュア無線連合 第一地域委員会(IARU R1)ユース・ワーキンググループの主催により、「若者のオンエアを活発にすること」「IARU R1による若者ハム育成プログラム『YOTA(Youngsters on the Air)』を広め、またより良いものにすること」「国境を越えた若者支援の具体的な形を示すこと」を目的に、今年からスタートした「YOTA Contest」。年3回(5月/7月/12月)の実施で、日本時間7月18日(日)19時から19日(月)6時59分までの12時間にわたり「YOTA Contest 2021(2nd round)」が開催される。当初の計画では7月17日(土)からの開催だったが、翌日からの1日ずれての実施となる。全世界、全アマチュア無線家が対象だが、若手局との交信は10点以上と得点が大きく、若手のアマチュア無線家の運用を奨励するコンテストとして注目を集めている。
2021年6月24日付のARRLニュースによると、5月に行われた「1st round」には世界中から5歳以上の参加局が600エントリーを超え、最年長は87歳だったと伝えている。
本コンテストは、「a.ルールを遵守する世界すべてのアマチュア局」と「b.YOTA局:25歳以下の若者(IARUの定義による)」が対象で、3.5/7/14/21/28MHz帯のCWとSSBで行われる。同一バンド内において、同一局とはCWおよびSSBモードでそれぞれ一度ずつのみの交信が有効。
部門は「シングルオペ 電信電話 3バンド(オープン)」「シングルオペ 電信電話 3バンド(YOTA)」「シングルオペ 電信電話 オールバンド(オープン)」「シングルオペ 電信電話 オールバンド(YOTA)」「シングルオペ 電信電話 オールバンド 6時間(YOTA)」「マルチオペ 電信電話 オールバンド シングルTX(YOTA)」「SWL 電信電話 オールバンド」「ステーション・スポンサー」の8つ。
コンテストナンバー交換は、シングルオペが「相手局のRS(T)レポート」+「年齢(2021年1月1日時点)」、マルチオペが「相手局のRS(T)レポート」+「オペレーターの平均年齢(2021年1月1日時点)」.ただし,オペレーターの平均年齢が25を超える場合は「相手局のRS(T)レポート」+「25」。
得点は、自局と同じ大陸(北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセアニア)内の26歳以上の局との交信が1点。自局と異なる大陸との26歳以上の局との交信が3点。若者との交信は11歳以下の局との交信が13点、12歳以上16歳以下の局との交信が12点、17歳以上21歳以下の局との交信が11点、22歳以上25歳以下の局との交信が10点となる。
マルチプライヤーはバンドごとの異なるコンテストナンバー(年齢)の数。 総得点(スコア)は「各バンド・モードで得た得点の合計」×「各バンドで得たマルチ」の合計だ。
ログ提出期間はコンテスト終了から7日間まで、指定したサーバーへファイルをアップロード。ログ形式は「Cabrillo形式(V 2.0以降)に限る」。なお、提出後に受理確認メールの受信を各自確認すること。
コンテスト規約は英語だが、オフィシャルページには日本語を含めて20か国以上に翻訳したものが選択できる。また、日本において健全な若手アマチュア無線家を育成・支援するためのコミュニティー「YOTA Japan」により、「YOTA コンテスト 2021 規約(日本語版)」が公開されている。どちらも記事下の関連リンクから確認できる。
●We will operate YOTA Contest!(Youtube)
※画面をクリックすると動画がスタートします。
●関連リンク:
・YOTA Contest 2021規約(英文 ※選択で日本語表記)
・YOTA Contest 2021規約(YOTA Japan翻訳/日本語)
・Youngsters On The Air First-Round
Contest Claimed Results Posted, Next Round is July 18(ARRL NEWS)