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<捜査機関との共同取り締まりで摘発>近畿総合通信局、無線従事者(第四級アマチュア無線技士)に対して43日間の行政処分 (2022/1/12 12:05:28)
近畿総合通信局は、捜査機関と共同で不法局の取り締まりを行い、免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反したことにより摘発した第四級アマチュア無線技士の資格を有する無線従事者2名に対し、その業務に従事することを43日間にわたり停止する行政処分を行った。
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近畿総合通信局が下した行政処分の発表内容は以下のとおり。
近畿総合通信局は、捜査機関との共同取り締まりで摘発した無線従事者に対して、電波法に基づく行政処分を行いました。
1.違反の概要および行政処分の内容
被処分者: 兵庫県尼崎市在住の男性(56歳)
違反の概要: 免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した。
行政処分の内容:
無線従事者(第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを、本日から43日間停止する。
被処分者: 兵庫県宍粟市在住の男性(75歳)
違反の概要: 免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した。
行政処分の内容:
無線従事者(第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを、本日から43日間停止する。
2.法的根拠
無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。
【参考】 電波法(昭和25年法律第131号)抜粋
第4条第1項
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)
第79条第1項
総務大臣は、無線従事者が次の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。
二 (以下省略)
近畿総合通信局は「法令遵守に関する周知の徹底と電波監視により電波利用秩序の維持を図り電波法令違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・近畿総合通信局
電波法違反の無線従事者に対する行政処分-無線従事者の従事停止処分-
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