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link JHGのブログ JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)

feed ICB-670 変調がかからない (2022/1/30 20:20:14)
ICB-670 変調がかからないとのことでお預かりしました。


IMGP4331

原因の調査です。

水晶発振子は金属モールドタイプに、電解コンデンサーは全数が交換されています。

IMGP4332

マイクユニットに配線がされていませんでした。

しかし、配線をしても変調はノリませんでした。

IMGP4333

マイクアンプのトランジスターQ9にAGからオーディオ信号を入力するも変調がかかりません。

Q9の不良が疑われます。

Screenshot from 2022-01-25 00-39-10

Q9のトランジスターにハンダクラックがありました。

再ハンダ後、変調がかかるようになりました。

IMGP4334

各部を調整してゆきます。

受信コイルを調整。

経年による離調がありますね。

IMGP4335

受信感度が最大になるように調整しました。


IMGP4336

受信感度測定。

ー118,0dBm 

ICB−680・670系はダントツの受信感度ですね。

IMGP4337

周波数。


IMGP4341

ロッドアンテナを伸ばした状態で、アンテナローディングコイルを調整。

出力を最大に調整します。

IMGP4342

電界強度計にて最大を確認。


IMGP4345

スプリアス。

たいへん優秀で、この時代の無線機では信じられないくらいです。

IMGP4338

出力。

0,5W

IMGP4340

抜群の性能を持った無線機です。


IMGP4346

ICB−670・680系をお持ちの方は性能を引き出すことをオススメします。

すごく良くなりますよ。

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