無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
SV2022 顛末記 (2022/8/13 19:04:01)
今回のSVは当初の予定を変更して、福島県西白河郡西郷村三本槍岳(1917m)を目指すことにしました。
前日夜、ロープウェイ乗り場のさらに奥にある県営駐車場に車内泊。
翌朝6時過ぎに登頂開始、そこから整備された緩やかな道を1時間足らずで避難小屋着。
ここからは1900m峰のピークまでなだらかな登りを繰り返し、ピークからはまた一旦大きく下ります。
木道のある趣のある平坦地を少し歩くと、三本槍岳への最後の登りです。
コロナ渦の運動不足を心配していましたが、バテないようにゆっくり進んだせいか、ほぼコースタイムの
2時間30分程度で到着できました。
全体的には急登や危険な個所も少なく、登山道もよく整備されており安心です。
市民ラジオの方は、ナゴヤYK221局/山形県蔵王を始め、トウキョウTK285局/日光男体山、
おおさと59局/山梨県北奥千丈ケ岳、等々、北にも南にも飛びは良好です。
Eスポを呼ぶ岩手コールの局もよく聞こえました。
LCR(デジコミ)も、・むさしのAM634局・ミナミタマFN533局/八王子市景信山とも
安定してQSO出来ました。
横浜市移動の局、その他にも距離表示が200Kmオーバーの局が数局いたのですが、
QSO出来なかったことが悔やまれます。
限界ギリギリで信号が弱くて復調出来ないと距離表示しか表示されず、コールサインの
表示が出ない、音声が出ない等のケースがありますので、CQ等はもう少し長めに
送信した方が良いかも知れません。
特小の方は、チバ4126局/千葉県君津市 QRB:202Kmが今回の最長不倒となりました。
みなみたまFN533局/八王子市景信山とは、KENWOODのアンテナなし特小ともQSOすることが
出来て非常に驚いています。
あれって、飲食店とかの従業員が店内連絡などに使うような機種だと思いますが、写真を見て
驚愕しました。
家にある扇風機のリモコン程度の大きさでしたから。
(エアコンやTVのリモコンよりは絶対に小さいです。)
むさしの634局/八王子市景信山とは恒例の1mWチャレンジを行いましたが、ピークではお互い
電波が来ていることは確認できたのですが、完全なレポート交換には至らずでした。
次回のイベントでの成功を約束してファイナルを送りました。
これまた余談で、周波数は異なりますが、Wii fitで使用するバランスwiiボードの出力が1mWです。
特小でおおむね100Kmを超えていそうな場合は、1mWでのチャレンジもお願いしています。
皆さんも特小の最小出力でのGWをぜひ楽しまれてください。
***********************************************
<移動地短観>
那須連山は栃木県と福島県境にあって、三本槍岳(1917m)が最高峰となります。
都心部からは結構距離がありますが、高速自動車道からのアクセスもしやすく、
広い駐車場もあるので利便性は良いと思います。
3時間足らずで登頂出来て、7エリアの2000m近い場所からオンエアできるのが一番の魅力です。
山頂はそこそこ広く、360度の絶景、関東方面へもほとんど障害物もなく、都心部まで150Km程度も
あるので、GWの交信距離が楽に伸ばせます。
登山はちょっとという方は、那須ロープウェイ利用で茶臼岳からのQRVがおすすめです。
こちらでしたら1エリアからのQRVとなりますが、30分も歩けば三本槍岳とほぼ変わらない高さから
オンエアすることが出来ます。