無線ブログ集
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C5900 接触不良 (2022/9/14 18:49:31)
STANDARD C5900 セパレート部が接触不良です。
本体側セパレート部の接続ピン。
コントロール側のコネクタが破損したようです。
ピンを立てて苦労して修理がされています。
修理するためには、液晶及びその周辺の部品を外す必要があります。
オーナー様はそこをよく修理されており、ハンダ付けもキレイです。
取り外しました。
接続部のコネクタです。
部品はオーナー様が手配したものです。
取付け。
動かすと電源が落ちたりしましたが、接触不良が解消しました。
表示もOKです。
本機にはSRマークの商標があります。
TANDRAD REDIOの略で本機は日本マランツの製品です。
C5900の製造年は1994年
高級オーディオも手がける通信機器メーカーの製品は造りがよいですね。
発振器にもいい部品が使われています。
TCXOです。
KHOは京セラ製か
50、144、430Mhzのトリプルバンド機です。
50Mhzのパワートレン。
貴重な 2SC1971
モトローラ社 MRF492
測定と調整。
周波数。
安定しています。
出力。
50W弱
50Mhz
40W
スプリアス良好。
145Mhz
良好。
433Mhz
良好。
51Mhz
受信感度。
SINAD感度 ー12dB
145Mhz
ー126,1dBm (SINAD)
ラジオチューナーの感度には力を入れていた日本マランツの技術です。
この無線機は当たりです。
433Mhz
ー123,3dBm (SINAD)
51Mhz
ー124,7dBm (SINAD)
受信感度スペックシール添付しました。
受信感度もよく、貴重なトリプルバンド無線機ですね。
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