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KENWOOD TH-45 / TH-25用 DC-DCコンバーター制作 (2022/9/21 13:49:48)
令和4年4月10日
DC-DC降圧コンバーター アマゾンから購入しました。
ML2596S
こんな もんかなぁ・・・・
KENWOODオリジナルのDC-DCコンバーターに取り付けられていた基盤を引き抜いて 、交換しました。
理由は、TH-25/TH-45へ、13.8Vの電圧をかければ、OUTPUT 5Wが出来ます。
しかし、パワーモジュールへの負担が激増し、壊れるのは明白です。
DC-DC降圧コンバーターを使って、 13.8Vを9.0Vに降圧 して運用する計画です。
Amazonから購入したDC-DCコンバーターを、KENWOODのアダプターに移植完了。
ケースにLEDを取付します。
材料は、壊れた精米機の基板から取り外した、LEDと抵抗を使います。
壊れた精米機の基板 から 緑色のLEDを取り出し ました
精米機の基板から 取り外した 緑色LED
ジャンク基板が付いたままです。
LEDの適正DC電圧は、2ボルトから3ボルトなので・・・・
安定化電源やシガライターからの 13.8Vの電圧を、直接LEDに加えると 、瞬間に 壊れてしまいます 。
Ω(オーム)の法則 の方程式に、電圧値・電流値を代入して、必要な抵抗値を調べました。
直流電圧 (DC.V) = 直流電流 (DC.A) ☓ 抵抗 (Ω)
13.8 V = 0.02A ☓ Ω
13.8 V ÷ 0.02A = 690 Ω
今回、このLEDには、690Ωの抵抗を繋げれば、良いようです。
しかし、 自動車のシガライターの電圧は、DC14Vを超えることもある ので、
14.8 V ÷ 0.02A = 740Ω
740Ω前後の抵抗を用いれば、LEDを安心して発光させられます。
精米機の基盤を覗き見ると、750Ωの抵抗が付いていたので、これを使うことに。
本当に、適当な改造で、 自己責任と実験研究です
私のブログを参考に 自作チャレンジをされる方・・・・・・ 自己責任で計算をして、チャレンジをして下さい。
アマチュア無線通信士から、アマチュア無線技士になった気分は、いいもんですよ
ジャンク基板から再利用したLEDが光ってます。
ジャンク部品のみで改造してます
ジャンクの基板は、宝のお山です。
DC-DCコンバーターですが 入力電圧 13.8V 出力電圧 9V
正常に動作してます
このDC-DCコンバーターは、激安で入手出来、しかも小型、自作する手間暇を考えたら、簡便ですよね
完成したDC-DCコンバーターとTH-45
右の基板は、精米機の基板です
精米機の基板
廃棄するには、もったいない部品が・・・・ 宝のお山です
ジャンク基板の部品を再利用 して、DC-DCコンバーターの出来上がり
オレンジ色 と 赤色の LED・・・・・
プッシュ式のマイクロ・スイッチ・・・・
ALINCO社のハンドマイク のPTTスイッチが、非常にお粗末なので、交換予定です。
7MHz帯、430MHz帯等々、ラジオ代わりに聴きながら、楽しい時間を過ごしました。
最後にネットでの情報によると、
このDC-DCコンバーターにつかわれている ML2596S は、 オリジナルメーカー製品ではなく、偽物とコメントがありました。
このことから、さっそく 動作の確認をしました。
送信時(ダミーロード接続)
試験機は、TH-45
DC-DCコンバーター出力電圧 9V
TH-45・・・9V時
送信出力 3.5W
送信時の消費電流 1.4アンペアー
受信時の消費電流・・・60mA
この試験条件で検証したところ
① 出力電圧の変化は無し
② ハム音は無し
③ 周波数カウンターを使って、周波数の変動を見ましたが 無し
④ 発熱は、高温になることはありませんでした。
送信30秒、受信30秒を繰り返してみました
送信時はの不具合は無く、ノーマルでした。
受信時
まったく不具合は、無し
ハンディー機ですから、消費電流も少なく、不具合は無かったと思います。
このDC-DCコンバーターの最大許容電流3アンペアーですから、
2アンペアーを流したら、発熱などで、電圧が不安定になるかもしれませんね
不具合が発生したなら、このブログに残すことにします。
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