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5.6mロッドアンテナを使ったデルタループアンテナテスト (2023/2/5 16:49:00)
先週はV型DPアンテナとしてテストした自作アンテナ。
山勘、いや経験に基づいた(笑)設計製作により、実部もドンピシャとなってくれました。
このアンテナはDPよりも利得が取れ、電離層反射により偏波面が楕円偏波となった電波伝搬にも有利となる「ループアンテナ」にも変形することを考慮しています。
なんて立派な事を書いてますが、 DPの上を繋いで、バランを変えるだけ です。
今回はあくまでもマルチバンドをターゲットにしていますので、給電点インピーダンスがバンドによっては異なるややこしさがあります。
ですので、後々バランは作るものの、AH-705のATUをバラン代わりに使います。
早速設置。
拡げるとこれも圧巻。
Vの字間を繋ぐワイヤーは、ロスと重量を減らす為に被覆が薄く、かつ細くて抵抗値の低い特殊な撚線を使いました。
それでも…
さて、実際の使用感ですが、
・DPよりも利得は有りそうな雰囲気
・サイドのキレはあんまり強く無い?
・フェージングに対しては相当強くなった印象
当然V型とすぐに切替比較出来るわけではないので、あくまでも「個人の感覚」です。
ただ、学生時代からループアンテナは好きで、八木よりも多く作りました。
ただ、それは殆ど50MHzから上。HFのループはどうしても大型化するので、学生にとっては「憧れ」でした。
こうやって 大人になってから夢が叶う のも、悪くは無いもんだなぁ…と、思うのでした。
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