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無線従事者(アマチュア無線技士)が電波法を守らず行政処分、不法局運用の関連記事が多数ランクイン--3月26日(日)~4月1日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2023/4/2 9:30:23)
先週のアクセスランキングで1位と2位、さらに5位、6位、8位に電波法違反の関連ニュースがランクインした。1位は、第四級アマチュア無線技士の資格を有する無線従事者4人が、総務大臣の免許を受けずにダンプカーにアマチュア無線局を開設し運用した電波法違反により、東海総合通信局がその業務に従事することを17日間停止する行政処分を行ったことを伝える記事で、2位には信越総合通信局が同じく不法無線局を開設した第四級アマチュア無線技士の資格を有する無線従事者に対し、無線従事者としてその業務に従事することを42日間停止する行政処分を行ったというものだ。無線機を購入して安易に電波を発射する行為が多数見られ、各地の総合通信局などは、地元警察などとともに不法無線局の取り締まりや電波監視システム、不法無線局探索車により発信源を特定し摘発に努めている。
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<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
3位は、4月中旬の発売予定で発売開始前から注目を集めている、アルインコ株式会社の30~470MHz帯(各種デジタル波に対応)ハンディ受信機「DJ-X100」のPDF版カタログ(カラー4ページ)を、同社の製品情報ページで公開した話題。カタログには「本格的なデジタル受信機能を、このサイズに凝縮しました。今でも多用されるアナログの通信モードに加えて、国内で使用されている代表的なデジタル通信のフォーマットに対応。周波数範囲は30MHzから470MHzと、無線通信で使われなくなった帯域は大胆にカットして、代わりにローVHFからUHFの通信バンドはエッジまで感度差の少ない、フラットで快適な受信を実現しました」と紹介している。同社によると標準価格は99,000円(税込)。
4位は、先々週のランキングで1位だった「< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省『アマチュア無線の制度改革』、3月22日の官報号外で公布される」。総務省は2023年3月22日付け官報号外で、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」に関連した電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などを公布した。このうち「免許制度の簡素合理化」など免許事務処理のシステム改修が必要なものや、いわゆるバンドプラン(電波の使用区別)のように制度周知が必要な事項は2023年9月25日からの施行とし、それ以外のものは公布日である3月22日から即日施行された、我が国のアマチュア無線制度が大きく変わる内容だけに関心を集めている。
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1)<「違反運用している」との申告に基づき探索>東海総合通信局、免許を受けずにアマチュア無線局を開設・運用していた無線従事者(4アマ)3人に対して17日間の行政処分
2)<監視活動中に電波法違反を確認>信越総合通信局、アマチュア無線機器を使用して免許を受けずに不法無線局を開設した無線従事者(4アマ)に対し42日間の行政処分
3)<話題の受信機の特徴がわかる!>アルインコ、新製品デジタルマルチモードレシーバー「DJ-X100」のPDF版カタログを公開
4)< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される
5)<免許を受けずに不法に無線局を開設>近畿総合通信局、取り締まりで摘発したアマチュア無線技士2人(3アマ、4アマ)に対して行政処分
6)<免許を受けずに無線局を設置、バンドプラン逸脱&コールサイン不送出>北海道総合通信局、第四級アマチュア無線技士3人に対し行政処分
7)<PDF版カタログもダウンロード可能>八重洲無線、Webサイトに新製品「FTM-500Dシリーズ」の商品情報を掲載
8)<不法にアマチュア無線機や船舶用レーダー、漁業用無線機を設置>四国総合通信局、電波法違反容疑で高知県在住の男2人を摘発
9)<待望の「DVレピータモニター機能(国内/海外)」を追加ほか>アイコム、IC-9700の新ファームウェア「Version 1.40」を公開
10)<第3特集は「DJ-X100で聞く、おもしろ無線受信ガイド」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2023年5月号を刊行