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<今でも多く利用されている古い無線機は?>JARD、「スプリアス確認保証機種」の “トップ10” を公表 (2023/4/12 11:30:40)
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は2023年4月11日、同協会が2016年9月から実施している「スプリアス確認保証」において、本年3月末までの6年半を通算し、最も同保証制度の利用者が多かったアマチュア無線機の「トップ10」を発表した。その結果を紹介しよう。
JARDが実施している「スプリアス確認保証」の案内ページより
「スプリアス確認保証」は、現在アマチュア局として登録済み(免許を受けている)、旧スプリアス規格の無線機を、新スプリアス規格に登録替えするための手続きで、JARDが2016年9月から実施、2023年3月末までの約6年半で976機種、46,621台の保証を行ったという。
JARDによると、保証件数の多かった「トップ10」の機種は次のとおり(メーカー名は発売当時の社名で表記)。
「スプリアス確認保証」がスタートした2016年9月から2023年3月末までの間で、利用が多かった機種のトップ10
1位は八重洲無線のFT-817(ND含む)、2位はアイコムのIC-910D、3位はバーテックススタンダード(当時)のVX-7となった
八重洲無線のFT-817(ND含む)が「1,227台」と、他機種に大きく差を付けて1位になっているのが興味深いところだ。また2位はアイコムのIC-910Dとなったが、こちらは20WタイプのIC-910でないところが注目される。
JARDは今回、次のように「スプリアス確認保証」についてPRしている。
無線局免許状の備考欄に使用制限の注意書き(「平成34(令和4)年11月30日までに限る」あるいは「他の無線局の運用に妨害を与えない場合に限る」)がある場合は、新スプリアス規格への対応が必要です。
◆「スプリアス確認保証」のお申込みはこちらからどうぞ!↓
https://www.jard.or.jp/warranty/spurious/index.html
【ご注意ください】
まだ無線局に未登録の旧スプリアス規格機で開局、増設・取替をするには、「スプリアス確認保証」ではなく「基本保証」が必要です。「基本保証」を受けることで新スプリアス規格として登録されます。
◆「基本保証」はこちらをご参照ください↓
https://www.jard.or.jp/warranty/kihon/index.html
★お問い合わせ先:
JARD保証事業センター スプリアス確認保証担当
・電話:03-3910-7286
・メール:sp-con@jard.or.jp
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・多く利用されている古い無線機トップ10
~スプリアス確認保証機種トップ10~(JARD)
・スプリアス確認保証(JARD)
・基本保証(JARD)