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カーボン釣竿アンテナ(仕舞長45cm)を高尾山で試す (2023/6/14 10:42:17)
前回に続いて仕舞い長45cmのカーボン釣竿についてのリポートです
前回はアリの目玉クリップ接続、今回は Amazonのテカテカ竿の銅テーブ結合バージョン です。
梅雨で毎日雨なのでなかなか移動ができなかったのですが、昨日、6/13(火)久しぶりにお日様が見えてました。行先は雨のあとなので舗装路で登れる高尾山です。無線運用に必要な装備はこれだけで、7~50MHzまでのFT8運用ができます(これに10mのカウンターポイズワイヤが必要)。竿は45cmしかないのでリュックに入ります。
HFの運用は、山頂で釣り竿を伸ばすとクレームがきそうなので、ルートから外れた人が殆ど通らない休憩ポイントで実施しました。ただ、周りは木が茂っており上手く飛びは???です。
●設置状況
竿を地面に差し込んで少し傾けて木に立てかけ、カウンターポイズは10mを1本貼りました。風がなかったこともあり竿は倒れることはなく、SWRは、7~50MHzまで問題なく1.5以内となりました。
●運用結果
<7MHz>
最初、0.2WでCQを出しても全く応答がなかったのですが、PSKRをみると飛んでいるようでした。よく調べてみるとスマホでデコードがされていません。携帯の電波が入らないところだったが原因のようでした。携帯の場所を少し変えたところ電波が少し受かったのでデコードもOKになりました。今回は、7~1~3エリアくらいまで広範囲に開けていたので応答率もよかったようで4局と交信できました。
<21MHz>
DX局でいっぱいでした。0.2Wでは混信で交信できそうな感じがしなかったので、端の方でCQを数回だしてPSKRを見たところPNGくらいは飛んでいるようです。
<28MHz>
交信はできませんでしたが、VK,KH6くらいまで飛んでいました。自宅で実験したときも、このアンテナで結構飛んでいるのは、28MHzでした。長さが6mくらいでハイインピーダンスなので1/2波長に近い電波の乗り方をしているのかも知れません。
<50MHz>
DX狙いのOMさんが多いのであまり出たくはなかったのですが、オープンしていなかったので飛びを確認するために久しぶりにでてみました。SWRは1近くまで落ちていますが、どのように電波が載っているのか分かりませんが、0.2Wでも100kmくらいは飛んでいるようでした。次回、DPと比較してみようと思います
●まとめ
①今回 、HF 0.2w:7MHz 4局、28MHz 2局、50MHz 1局、それ以外に144MHz 1mWで1局の合計8局交信できました。釣竿アンテナ1本で7-50まで楽しめるのは嬉しいし、0.2WでもSOTAのアクチベーションはできそうな感じです。また、 8局中7局がhQSL対応局で確実に普及しており、カード交換の点ではJARLに入らなくても楽しめますね
②木に立てかけたアンテナと地面に差し込んだ状態(地面と絶縁はされている)での電波の飛びの影響を懸念していましたが、殆ど影響はなさそうでした。あと周りに何もないところで簡単にカーボン竿を立てられる方法を検討する必要があります
③生駒山でもありましたが、携帯の電波がないとスマホアプリ(FT8CN)は上手く動かないようです。また、私の携帯(DAC含む)との相性も良くないのか全体的に送信リポートが悪いです。今回も、相手から「-10」くらいのレポートをもらっているのに、送りが「-30」という信じられないリポートを送っていたりします。なにが悪いのか分かりません。
④自作チューナーとアンテナアナライザー直結は、バンド変更が容易で使いやすいです。あとは無線機のフィルター交換が面倒なので何とかしたいですね
前回はアリの目玉クリップ接続、今回は Amazonのテカテカ竿の銅テーブ結合バージョン です。
梅雨で毎日雨なのでなかなか移動ができなかったのですが、昨日、6/13(火)久しぶりにお日様が見えてました。行先は雨のあとなので舗装路で登れる高尾山です。無線運用に必要な装備はこれだけで、7~50MHzまでのFT8運用ができます(これに10mのカウンターポイズワイヤが必要)。竿は45cmしかないのでリュックに入ります。
HFの運用は、山頂で釣り竿を伸ばすとクレームがきそうなので、ルートから外れた人が殆ど通らない休憩ポイントで実施しました。ただ、周りは木が茂っており上手く飛びは???です。
●設置状況
竿を地面に差し込んで少し傾けて木に立てかけ、カウンターポイズは10mを1本貼りました。風がなかったこともあり竿は倒れることはなく、SWRは、7~50MHzまで問題なく1.5以内となりました。
●運用結果
<7MHz>
最初、0.2WでCQを出しても全く応答がなかったのですが、PSKRをみると飛んでいるようでした。よく調べてみるとスマホでデコードがされていません。携帯の電波が入らないところだったが原因のようでした。携帯の場所を少し変えたところ電波が少し受かったのでデコードもOKになりました。今回は、7~1~3エリアくらいまで広範囲に開けていたので応答率もよかったようで4局と交信できました。
<21MHz>
DX局でいっぱいでした。0.2Wでは混信で交信できそうな感じがしなかったので、端の方でCQを数回だしてPSKRを見たところPNGくらいは飛んでいるようです。
<28MHz>
交信はできませんでしたが、VK,KH6くらいまで飛んでいました。自宅で実験したときも、このアンテナで結構飛んでいるのは、28MHzでした。長さが6mくらいでハイインピーダンスなので1/2波長に近い電波の乗り方をしているのかも知れません。
<50MHz>
DX狙いのOMさんが多いのであまり出たくはなかったのですが、オープンしていなかったので飛びを確認するために久しぶりにでてみました。SWRは1近くまで落ちていますが、どのように電波が載っているのか分かりませんが、0.2Wでも100kmくらいは飛んでいるようでした。次回、DPと比較してみようと思います
●まとめ
①今回 、HF 0.2w:7MHz 4局、28MHz 2局、50MHz 1局、それ以外に144MHz 1mWで1局の合計8局交信できました。釣竿アンテナ1本で7-50まで楽しめるのは嬉しいし、0.2WでもSOTAのアクチベーションはできそうな感じです。また、 8局中7局がhQSL対応局で確実に普及しており、カード交換の点ではJARLに入らなくても楽しめますね
②木に立てかけたアンテナと地面に差し込んだ状態(地面と絶縁はされている)での電波の飛びの影響を懸念していましたが、殆ど影響はなさそうでした。あと周りに何もないところで簡単にカーボン竿を立てられる方法を検討する必要があります
③生駒山でもありましたが、携帯の電波がないとスマホアプリ(FT8CN)は上手く動かないようです。また、私の携帯(DAC含む)との相性も良くないのか全体的に送信リポートが悪いです。今回も、相手から「-10」くらいのレポートをもらっているのに、送りが「-30」という信じられないリポートを送っていたりします。なにが悪いのか分かりません。
④自作チューナーとアンテナアナライザー直結は、バンド変更が容易で使いやすいです。あとは無線機のフィルター交換が面倒なので何とかしたいですね
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