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<7~21MHz帯、送信出力5W>米国エレクラフト社、ハンディタイプのCWトランシーバー「KH1」を新発売 (2023/10/23 11:30:24)
米国のアマチュア無線機器メーカー、エレクラフト(Elecraft, Inc.)は2023年10月21日、7/10/14/18/21MHz帯アマチュアバンドの送受信(CWモード)と6.7~22.0MHzの連続受信(CW/LSB/USBモード)が可能なハンディタイプのトランシーバー「KH1」を発表した。本体に取り付けるマルチバンドホイップ(20/17/15m用)とBNC接続のワイヤーアンテナの両方がチューニングできるATUや2.5Ahのリチウムイオンバッテリーを内蔵可能、CWデコード機能も装備しているという。米国の同社における本体価格は549.95ドル(約83,000円)。KH1と主要オプション類をセットにし た「Edgewoodパッケージ」が1099.65ドル(約165,000円)となっている。
米国エレクラフト社の新製品「KH1」。本体サイズ(突起物除く)は61W×35H×112Dmm。ミズホ通信のピコ6(MX-6)が66W×39H×138Dmmだったので、それよりも一回り小さいイメージだ
エレクラフト社の発表によると、KH1の本体サイズ(突起物除く)は61W×35H×112Dmm、バッグを除くオプション装着時の重量は360g。本体正面に液晶ディスプレイがあり、下部にはVFOとAF/モニターのつまみを装備、オプションのプラグイン式CWパドルを装着できる。上部にはBNC端子とホイップアンテナ取付端子、ホイップアンテナのバンド切り替えスイッチ、アース用ネジが設けられている。オプションのATUと充電式バッテリー(2.5Ahのリチウムイオン)、充電器は本体に内蔵する構造だ。
KH1の上面にはBNC端子とホイップアンテナ取付端子(M4×0.7)、ホイップアンテナのバンド切り替えスイッチ、アース用ネジが設けられている。内蔵ATUはほとんどのアンテナをSWR2.5以下にマッチングできる性能という
同社リリース資料のから一部抜粋(機械翻訳)で紹介する。
Elecraft KH1
ハンドヘルド 5バンド トランシーバー
ポケットサイズのCWステーションで、どこでも操作可能
デスクトップと歩行者モバイルの両方に最適化された新しいフォームファクター
私たちは、HFのフィールド運用の展開で最も困難な問題のいくつかに取り組みました。それは、内蔵のマルチバンドホイップとBNC接続のランダムワイヤの両方がチューニングできる内蔵ATUで、わずか数秒で送信を開始すること、本当に便利なフィールド・ロギングを提供すること、ハンドヘルドでのCW運用に最適なユーザー・インターフェースを実現。HTスタイルでも手首が疲れないほど軽いHFリグを作ること。
この努力の結果がKH1です。家に置いておきたくない超軽量のトランシーバーです。SOTA、ハイキング、休暇や出張、あるいは家事が終わった後の気ままな時間に最適です。
「Edgewoodパッケージ」を装着すると、KH1は、折りたたみ式ログトレイとペン、プラグインキーヤーパドル、バッテリー、充電器、ATU、ホイップアンテナなど、完全に統合されたステーションになります。そのすべてが、汎用性の高いES20キャリングケースに余裕を持って収まります。
★KH1の特徴
・40~15 mハムバンドをカバー(6-22MHz受信)
・CWモードで全バンド5W出力
・ATU 20/17/15m用ホイップ&高Qインダクターを装備
・2.5Ahリチウムイオンバッテリー&内蔵充電器
・ CWデコード&32K TXログ
・スキャン/ミニパン機能
・リアルタイムクロック
・フルリモートコントロール
・スピーカー内蔵
・RIT、XIT、VFOロック
・ライトグレーのケースは明るい日差しの下でも涼しく保つ
KH1単体の価格は549.95ドル(約83,000円)で電源ケーブル、USBケーブル、取扱説明書のみ付属する。
これに主要オプションの内蔵ATU+ホイップアンテナ(KHATU1)、プラグインキーヤーパドル(KHPD1)、折りたたみ式ログトレイ&ペン(KHLOG1)、リチウムイオンバッテリー(KXBT2)、内蔵充電器(KHIBC1)、運搬用ケース(ES20)を加えた「Edgewoodパッケージ」が1099.65ドル(約165,000円)で用意されている。各オプション類は単品購入も可能だ。
KH1とオプション類のプライスリスト
●関連リンク:
・KH1(Elecraft)
・KH1 Edgewood Package(Elecraft)
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