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アイコム株式会社は2023年11月30日、新製品の144~5600MHz帯オールモード機「IC-905」と「IC-905XG(10GHz帯トランスバーター付属)」の新ファームウェア(Version1.12)を公開した。同社の発表によると変更内容は「CX-10Gを接続した状態で無線機の電源をONにすると “RFユニットが見つかりません” のダイアログが表示されることがある現象を改善」「その他軽微な変更」の2項目だ。さらにIC-905/IC-905XG用の10GHz帯トランスバーター「CX-10G」の新ファームウェア(Version 1.02)も同時公開された。こちらは「IC-905と接続した状態で電源ONしたとき、まれに認識されないことがある現象を改善」「その他軽微な変更」となっている。
IC-905/IC-905XG、CX-10Gの更新ファームウェアが公開されるのはこれが初めてとなる。今回発表されたファームウェアの内容は次のとおり。
●IC-905/IC-905XGの新ファーム(Version 1.12)
Version1.11(初回出荷時のもの)からのおもな変更点:
・CX-10Gを接続した状態で無線機の電源をONにすると「RFユニットが見つかりません」のダイアログが表示されることがある現象を改善
・その他軽微な変更
アイコムは『起動時に「RFユニットが見つかりません」のダイアログが表示された後にファームウェアを更新すると、RFユニット側のファームウェアが更新されず、再起動後に「RF CPUのファームウェアバージョンが異なります。ファームアップをやり直してください」のダイアログが表示されます。この場合は、RFユニットが正常に認識されている(「RFユニットが見つかりません」が表示されない)状態から、ファームウェアの更新をやり直してください。再起動しても「RFユニットが見つかりません」のダイアログが繰り返し表示される場合は、CX-10Gを取り外してからファームウェアを更新してください』と案内している。
◇
●10GHz帯トランスバーター CX-10Gの新ファーム(Version 1.02)
Version1.01(初回出荷時のもの)からのおもな変更点:
・IC-905と接続した状態で電源ONしたとき、まれに認識されないことがある現象を改善
・その他軽微な変更
それぞれのファームウェア更新方法など、詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・IC-905/IC-905XG ファームウェア ダウンロード(アイコム)
・CX-10G ファームウェア ダウンロード(アイコム)
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