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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/9/27 16:05:31)

現在データベースには 5912 件のデータが登録されています。

feed 1エリア(関東)で3月に入って3回目の更新---2023年3月25日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2023/3/25 9:30:23)

日本における、2023年3月25日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東合通信局から更新発表があった。関東総合通信局からは3月に入って3回目の更新発表となる。

 

 

 

 各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <自作の7MHz帯GPアンテナについて>アマチュア無線番組「QSY」、第168回放送をポッドキャストで公開 (2023/3/24 8:30:43)

神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。

 

 

 

 2023年3月17日の第168回放送は、JK1BAN 田中氏の「今週の活動報告」が愛車フィットにモービルホイップ(NR-770H)とマグネット式アンテナを取り付けたという報告。
 JH1OSB 小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」はリスナーからのメール紹介(SunSDR-MB1について)と、自作の7MHz帯GPアンテナ(ステンレスロッド、カーボン釣り竿)についてだった。

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QSY 第168回放送
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ

 

 

 


feed <第3特集は「DJ-X100で聞く、おもしろ無線受信ガイド」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2023年5月号を刊行 (2023/3/23 12:25:28)

株式会社三才ブックスは3月25日(土)に月刊誌「ラジオライフ」2023年5月号を刊行する。今号の第3特集は「DJ-X100で聞く、おもしろ無線受信ガイド」。また徹底使用リポートでもDJ-X100を取り上げている。定価は880円(税込み)。

 

 

月刊「ラジオライフ」2023年5月号表紙

 

 

 hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で2023年4月号は通巻506号となる。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。

 

<第3特集>「DJ-X100で聞く、おもしろ無線受信ガイド」

 発売間近のアルインコ「DJ-X100」は、これまでの受信スタイルを大きく変える力を秘めている。影響を受けそうなおもしろ無線のジャン
ルをピックアップして、DJ-X100を活用した受信テクニックを紹介。知識をアップデートしよう!

 

・アクシデント発生が早く正確にわかる「マスコミ無線」
・現場で活動する隊員の緊迫した声が聞こえる「消防無線(署活系)」
・受信困難な無線から聞ける無線へ昇格!「タクシー無線」
・まだまだ聞こえるローカルの交通無線「バス無線」
・船乗りたちの無線には世界共通のルールがある「船舶無線(国際VHF)」

 

 

<徹底使用リポート 番外編>

・アルインコ 受信マニアが待っていた機能と操作性をチェック
 30〜470MHzデジタル受信機「DJ-X100」

 

<固定機 エアーバンド受信インプレ>

・エーオーアール 20年経っても比較対象となる高い基本性能
 0.1~3000MHz受信機「AR8600MARK2」

 

<ブルーインパルス受信ガイド>

・航空祭の前後で行われる展開と帰投

 

<RLエアーバンド インフォメーション>

・岩国海兵航空基地 受信ガイド2023

 

<おもしろ無線受信報告所>

・自衛隊/デジタルでも聞ける基地内連絡波

 

<ライセンスフリー無線の世界>

・旧スプリアス規格の市民ラジオ ハンディ機ベストバイ

 

<工作チャレンジ>

・快適&安心のモービル運用ができる充電システム「サブバッテリー充電制御器」

 

 

↓この記事もチェック!
<Kindleや楽天koboほか、読み放題も…>配信スタート! ヤバかった時代(1980年代&1990年代)の月刊誌「ラジオライフ」が電子書籍で蘇る

 

 

 月刊「ラジオライフ」2023年5月号の購入は、下記のAmazonリンクが便利だ。

 

 

 

 

 

●関連リンク: 三才ブックス

 

 

 


feed <免許を受けずに無線局を設置、バンドプラン逸脱&コールサイン不送出>北海道総合通信局、第四級アマチュア無線技士3人に対し行政処分 (2023/3/23 12:05:30)

3月22日、北海道総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置したうえ、不法に無線局を開設し437.40MHzで運用していた旭川市在住の無線従事者(第四級アマチュア無線技士)2人と、バンドプランを守らずに衛星用に限り使用することができる周波数(435.40MHz)で運用しコールサインも送出していなかった岩見沢市在住の無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の計3人に対して行政処分を行った。本件は、アマチュア無線を対象とした電波監視で電波法違反が発覚したものである。

 

 

430MHz帯のアマチュア無線バンドプラン。使用目的によって周波数が細かく割り当てられてる

 

 

 

北海道総合通信局が発表した処分内容は次のとおり。

 

 

 北海道総合通信局は、令和5年3月22日(水曜日)、電波法令違反を行った者に対して、電波法に基づく行政処分を行いました。

 

1.違反発覚の端緒

 

 本件は、当局が実施したアマチュア無線局を対象とした電波監視により電波法令違反の事実が発覚したもの。

 

2.違反の内容および行政処分の内容

 

被処分者: 北海道旭川市在住の男性(30歳)
違反内容: 免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置したうえ、不法に無線局を開設し、運用したもの。※使用周波数は437.40MHz
処分内容: 令和5年3月22日から17日間、無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の従事停止(電波法第79条第1項)

 

被処分者: 北海道旭川市在住の男性(30歳)
違反内容: 免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置したうえ、不法に無線局を開設し、運用したもの。※使用周波数は437.40MHz
処分内容: 令和5年3月22日から17日間、無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の従事停止(電波法第79条第1項)

 

被処分者: 北海道岩見沢市在住の男性(45歳)
違反内容: 車両に開設したアマチュア無線局により以下の違反運用を行ったもの。
(1) 識別信号不送出(無線局運用規則第10条第3項)
(2) 周波数等使用区別違反
(無線局運用規則第258条の2)
  衛星用に限り使用することができる周波数
  (435.40MHz)において、衛星を使用せずに通信を行った。
処分内容:
(1) アマチュア無線局の運用停止
 (電波法第76条第1項)
(2) 無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の従事停止
  (電波法第79条第1項)
※ 停止期間はいずれも令和5年3月22日から15日間

 

 

 

<関連条文> (電波法)

 

第4条
 無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)

 

第76条第1項
 総務大臣は、免許人等がこの法律、放送法若しくはこれらの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したときは、三月以内の期間を定めて無線局の運用の停止を命じ、又は期間を定めて運用許容時間、周波数若しくは空中線電力を制限することができる。

 

第79条第1項
 総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
 一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。
(以下省略)

 

<関連条文>(無線局運用規則)

 

第10条第3項
 無線通信を行うときは、自局の識別信号を付して、その出所を明らかにしなければならない。

 
第258条の2
 アマチユア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別は、別に告示するところによるものとする。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成

 

 

 

<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付

 

総務省は社団局も含めすべてのアマチュア局の免許人に対して、「アマチュア無線をご利用の皆さまへ、大事なお知らせがあります」というハガキを送付した

 

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

 

●関連リンク:
・北海道総合通信局 電波法令違反者に対する行政処分
・アマチュア無線バンドプラン(PDF形式)

 

 

 


feed <前回からウクライナ情勢に関連してルール変更>日本時間3月25日(土)9時から48時間、「2023 CQ World-Wide WPX Contest SSB」を開催 (2023/3/23 11:00:53)

日本時間の2023年3月25日(土)9時から3月27日(月)8時59分までの48時間の日程で、US CQマガジン主催による世界的に有名なDXコンテスト「2023 CQ World-Wide WPX Contest SSB」が開催される。「異なるプリフィックス」がマルチプライヤーになることから、普段は聞かないようなプリフィックスを使う海外局が数多くオンエアーするため、コンテスターだけでなく、珍プリフィックスをハンティングする局も参加。開催中は各バンドが大いに賑わう世界的に有名なDXコンテストの1つだ。なお、ウクライナ情勢に関連して2023年2月9日に主催者から「CQ to Limit Contest Participation by Stations in Russia, Belarus and Donbas Region of Ukraine(CQ社はロシア、ベラルーシ、ウクライナのドンバス地域:非公式のD1プリフィックス使用の無線局のコンテスト参加制限を決定)」との声明が発表されされ( 2022年3月18日記事 )、前回(2022年)からルール変更されている(2023年3月22日時点で更新など行われていないため、2023年2月9日にルール変更されたままだと思われる)。

 

 

 

 US CQマガジン主催の世界的なDXコンテストである、「2023 CQ World-Wide WPX Contest SSB」が、日本時間の3月25日(土)9時から3月27日(月)8時59分までの48時間、1.8/3.5/7/14/21/28MHz帯のSSBモードで開催される。

 

 このコンテストは最終得点が「QSO得点の合計」と、「異なるプリフィックスの和」の乗算により計算されるため、普段は聞くことのできないプリフィックスを使用してコンテストに参加する局も多い。珍プリフィックスの局は人気が高く、呼ばれる確率も増えて高得点につながるというメリットがあるためだ。

 

 交換するナンバーは「RS」+「001形式」となる。ログ提出締切日はコンテスト終了後5日以内となる3月31日(金)23時59分(UTC)、日本時間4月1日(土)8時59分まで。

 

 そのほか2021年から「マルチTX分散ロケーション(Multi-Transmitter Distributed/MULTI-DISTRIBUTED)」のルールが追加されれているので注意してほしい。

 

 なお、主催者の米国のCQコミュニケーションズ社(CQマガジン社)は同社が開催するコンテストに関して、2023年2月9日に「ロシアとベラルーシによるウクライナ侵攻を考慮して、ロシアの局、ベラルーシの局、ウクライナのドンバス地方(非公式「D1」プリフィックス)の局が、主催するコンテストに参加することを認めません」「これらの局から提出されたログは、チェックログとしてのみ受理されます。また、ほかの参加局がこれらの局と交信してもポイントにならず、マルチプライヤーにもカウントされません」との声明を発表している。

 

 コンテスト参加前に、必ず下記関連リンクから主催者のWebサイトにアクセスして公式ルールを確認してほしい。

 

 

「2023 CQ World-Wide WPX Contest」の規約(一部抜粋)

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<米国CQ社が声明>ロシア、ベラルーシ、ウクライナ(ドンバス地域)のアマチュア無線局に対して主催コンテストへの参加を制限

 

 

 

●関連リンク:
・2023 CQ World-Wide WPX Contest SSB規約など(英文)
・CQ WPX CONTEST BLOG

 

 

 


feed <スプリアス確認保証とCBT方式の国家試験>アマチュア無線番組「QRL」、第566回放送をポッドキャストで公開 (2023/3/23 9:30:13)

東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2023年3月16日 夜に放送した第566 回分がアップされた。

 

 

 2023年3月16日(第566回)の特集は「スプリアス確認保証とCBT方式の国家試験」。JARDが今年2月「免許状の備考欄に付款がある方へ」と題してスプリアス確認保証の利用促進をPRしたことから同確認保証について紹介。さらに4アマと3アマで行われているCBT方式の国家試験を案内した。

 

 

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第566回放送
・QRL Facebookページ

 

 

 


feed <待望の「DV レピータモニター機能(国内/海外)」を追加ほか>アイコム、IC-9700の新ファームウェア「Version 1.40」を公開 (2023/3/22 18:45:01)

アイコム株式会社は2023年3月22日、144/430/1200MHz帯オールモード機「IC-9700」の新ファームウェア「Version 1.40」を同社サイト上で公開した。同社の発表によるとVersion1.32からの変更点は「DVレピータモニター機能を追加(国内/海外)」「受信履歴ログ、交信ログに受信(送信)経路(RF/ターミナルモード/DVレピータモニター)を追加」「交信録音ファイルのチャンク情報に受信(送信)経路(RF/ターミナルモード/DVレピータモニター)を追加」「以下の画面に受信経路(ターミナルモード/DVレピータモニター)を追加=受信履歴画面/GPSポジション画面(RX)/交信録音のファイル再生画面/交信録音のファイル情報画面」「CI-Vコマンド1F01(DV送信コールサイン)を相手局のコールサイン(UR)だけでも設定できるように改善」「DVゲートウェイ機能のゲートウェイコールサイン設定で7文字目が空白ではないコールサインを登録できるように改善」「録音した交信内容を再生した時、再生バーの位置がおかしくなる場合がある不具合を修正」「その他、軽微な変更」の各項目となっている。このバージョンアップに伴い、プログラミングソフトウェア「CS-9700」もVersion1.40が同時公開されている。

 

 

アイコムの新製品「IC-9700」

 

 

 IC-9700の新ファームウェア公開は2022年8月6日のVersion 1.32以来となる。今回発表された新ファームウェアの内容は次のとおり。なおIC-705(2022年10月)に次いで追加搭載された「DVレピータモニター機能」については、 「仕様変更のお知らせ」(PDF) で詳しく説明されている。

 

 

●IC-9700の新ファームウェア(Version 1.40)

 

Version 1.32からの変更点:

 

・DVレピータモニター機能を追加(国内/海外)
 ※海外レピータをモニターする場合は、接続先リストのファイルを読み込む必要があります。海外用接続先リストのサンプルファイルは、 こちらから ダウンロードできます。

 

・受信履歴ログ、交信ログに受信(送信)経路(RF/ターミナルモード/DVレピータモニター)を追加

 

・交信録音ファイルのチャンク情報に受信(送信)経路(RF/ターミナルモード/DVレピータモニター)を追加

 

・以下の画面に受信経路(ターミナルモード/DVレピータモニター)を追加
 受信履歴画面
 GPSポジション画面(RX)
 交信録音のファイル再生画面
 交信録音のファイル情報画面

 

・CI-Vコマンド1F01(DV送信コールサイン)を相手局のコールサイン(UR)だけでも設定できるように改善

 

・DVゲートウェイ機能のゲートウェイコールサイン設定で7文字目が空白ではないコールサインを登録できるように改善

 

・録音した交信(QSO)内容を再生した時、再生バーの位置がおかしくなる場合がある不具合を修正

 

・その他、軽微な変更

 

 

 IC-9700のファームアップは、SDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。ファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。

 

Main CPU: 1.40
Sub CPU: 1.00
Front CPU: 1.00
FPGA Program: 1.08
FPGA Data: 1.00
DV DSP: 1.10

 

 なおこのバージョンアップに伴い、プログラミングソフトウェア「CS-9700」もVersion1.40が同時公開されている。

 

 

 詳細は下記関連リンクを参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・ファームウェアダウンロード・IC-9700(アイコム)
・レピータリスト IC-9700/IC-9700S/CS-9700(アイコム)
・IC-9700/IC-9700S仕様変更のお知らせ PDF(アイコム)
・CS-9700 ファームウェアダウンロード(アイコム)

 

 

 

 


feed <不法にアマチュア無線機や船舶用レーダー、漁業用無線機を設置>四国総合通信局、電波法違反容疑で高知県在住の男2人を摘発 (2023/3/22 18:00:51)

3月22日、四国総合通信局は海上保安庁第五管区海上保安本部高知海上保安部宿毛海上保安署と共同で、船舶に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、自己の操船する漁船に無線局免許を受けずにアマチュア無線機や船舶用レーダーを設置し、不法無線局を開設した高知県宿毛市在住の男と、同じく自己の操船する漁船に無線局免許を受けずに漁業用無線機設置を設置し、不法無線局を開設した高知県宿毛市在住の男を、それぞれ電波法違反容疑で摘発した。

 

 

 

四国総合通信局が発表した内容は次のとおり。

 

 

 総務省四国総合通信局は、令和5年2月21日、第五管区海上保安本部宿毛海上保安署と、同保安署管轄海域において、船舶に設置された不法無線局の共同取り締まりを実施し、下記の2名を電波法違反の容疑で摘発しました。

 

【摘発した電波法違反の概要】

 

被疑者: 高知県宿毛市在住の男性(61歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(アマチュア無線機および船舶用レーダーの設置)
 自己の所有する漁船に、無線局免許を受けずにアマチュア無線機及び船舶用レーダーを設置し、不法無線局を開設した容疑。

 

被疑者: 高知県宿毛市在住の男性(64歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(漁業用無線機設置)
 自己の所有する漁船に、無線局免許を受けずに漁業用無線機を設置し、不法無線局を開設した容疑。

 

 

【被疑者が使用していた無線設備】

 

【取り締まりの様子】

 

 

 

 

【不法無線局に係る法律の適用条項(抜粋)】

 

第4条(無線局開設)

 

(1)電波法第4条(無線局の開設)
 無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
(以下略)

 

(2)同法第110条第1号(罰則)
 次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。 第1号 第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者

 

 

 

 四国総合通信局は「クリーンな電波利用環境を維持するため、今後も捜査機関と共同で不法無線局の取り締まりを実施していく方針です」と説明している。

 

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク: 四国総合通信局 不法無線局開設の容疑者を摘発≪宿毛海上保安署と共同取締りを実施、2名を電波法違反容疑で摘発≫

 

 

 


feed < “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される (2023/3/22 16:00:04)

総務省は2023年3月22日付け官報号外で、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」に関連した電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などを公布した。このうち「アマチュア無線の交信体験制度」「教育活動や研究活動でのアマチュア無線の活用の明確化」「移動しない局の無線設備の電波強度が規則で定める値を超える場所に、人が容易に出入りできないようになっていることの書類等による確認の明確化」「二次業務の周波数(2.4GHz帯、5.7GHz帯)の申請時は一次業務の無線局に有害な混信を生じさせないものであることを証明する書類の提出」「再免許申請期間始期の見直し」「養成課程で同時受講型授業と随時受講型授業の組合せが可能」「遠隔操作に含まないもの」などは公布日である本日(3月22日)から施行、その他は2023年9月25日から施行される。

 

 

こちらの記事も参考に(2023年2月8日掲載)
<改正した省令・告示等は今年3月に公布、3月と9月に分けて施行へ>総務省、「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案に対する意見募集」の結果と電波監理審議会の答申を公表

 

 

2023年3月22日付け官報号外第56号表紙より。赤枠部分が「アマチュア無線の制度改革」関連で、総ページ数は50ページを超える

 

 

 2022年1月から開催された「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線アドバイザリーボード」において取りまとめられた「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用に関する提言」などをふまえた「アマチュア無線の制度改革」がついに3月22日付けの官報で公布された。同日付の官報号外には、実に50ページ以上にわたり改正内容が掲載されている(90日間はPDF版を無料閲覧可能)。

 

 このうち「免許制度の簡素合理化」など免許事務処理のシステム改修が必要なものや、いわゆるバンドプラン(電波の使用区別)のように制度周知が必要な事項は施行を2023年9月25日からの施行とし、その以外のものは公布日である3月22日から即日施行となった。総務省が今年2月に公表した「主な事項ごとの施行時期」が次のとおり(ただし表中の「再免許申請期間の始期の見直し」は3月22日に施行されている)。

 

総務省が今年2月に公表した「主な事項ごとの施行時期」(ただし表中の「再免許申請期間の始期の見直し」は3月22日に施行された)

 

 

 なお3月22日に施行されたおもな内容については、総務省総合通信基盤局 電波部移動通信課が「JARL NEWS」2023年春号(4月1日発行予定)で9ページにわたって詳しく解説しており、その内容がPDF版で本日先行公開されている(JARL非会員も閲覧可能)。以下、その内容から本日施行された部分の要点を抜粋する。

 

「JARL NEWS」2023年春号に掲載される、総務省総合通信基盤局 電波部移動通信課作成の「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正について①」。3月22日にJARL WebでPDF版(全9ページ)が先行公開されている

 


 

◆アマチュア無線の交信体験制度(体験運用)
 アマチュア無線有資格者が自ら開設または構成員となっているアマチュア局を使用して、いつでも・どこでも・だれでも、アマチュア無線有資格者の監督(指揮・立会い)の下で体験者(無資格者)がアマチュア無線の交信体験(体験運用)をすることができるようになりました。

 

◆教育活動や研究活動でのアマチュア無線の活用の明確化
 教育や研究の場でアマチュア無線の活用が進むよう、アマチュア無線を教育・研究活動で活用できることを明確化しました。

 

◆電波の強度に対する安全施設について
 安全・安心な電波利用環境を確保する観点から、移動しないアマチュア局については、その無線設備(平均電力が20mW以下のものを除く)から発射する電波の強度が、電波法施行規則別表第2号の3の3に定める値を超える場所に人が容易に出入りすることができないように施設されていることを書類等により確認することを明確化しました。
 ※人が通常出入りする場所における電波の強度が基準値以下であることを確認した書類(電波の強度の算出資料など)を申請書に添付することが必要に。

 

◆二次業務の周波数の使用
 アマチュア局における二次業務の周波数の使用にあたっては、一次業務の無線局に有害な混信を生じさせることがないよう、適切な措置を執ることができるものであることを、必要に応じて書類等により確認することとしました。
 ※アマチュア局の無線設備が、一次業務の免許不要局と周波数を共用している2,425MHz帯及び5,750MHz帯を発射可能な場合は、申請に当たり「一次業務の無線局に有害な混信を生じさせることがないよう、適切な措置を執ることができるものであること」を確認できる書類を提出する。

 

◆再免許申請期間の始期の見直し
 再免許の申請期間が他の無線局と同様に「6か月前から1か月前まで」と始期が変更となります。

 

◆その他の改正事項
 その他、令和5年3月に施行された主な内容は次のとおりです。詳細は、必要に応じて電波利用ホームページ等に随時掲載していきますので、御確認ください。

 

・養成課程の授業において同時受講型授業と随時受講型授業(eラーニング等)の組合せによる授業が可能となりました。

 

・非常時や緊急時の通報及び人工衛星に開設するアマチュア局の送信する通報は、他人の依頼による通報を行うことができるようになりました。

 

・申請者が過去に使用していたアマチュア局のコールサイン(呼出符号)の指定を希望する場合、過去に開設したアマチュア局の廃止の日または免許の有効期間満了の日から5年を経過していないときは、確認書類の提出が原則不要となりました。

 

・アマチュア局(人工衛星等のアマチュア局を除く)の遠隔操作のうち、電波の送信の地点(設置場所または常置場所に限る。)と無線設備の操作を行う地点のいずれもが、免許人が所有または管理する一の構内(自宅地内やマンション等の自室内など)であるものは、無線局の適正な運用の確保について免許人により適切な監督が行われているものに限り、遠隔操作に含まないこととなりました。

 

・いわゆる記念局、人工衛星等のアマチュア局、レピーター局・アシスト局の審査基準を明確化、簡素合理化しました。

 

・設置場所または常置場所と申請者の住所とが異なる場合について、必要に応じて開設同意書の提出など確認を行うことについて明確化しました。

 

・審査基準の「ゲストオペレーターについて」は、電波法施行規則第5条の2の規定に基づく告示にまとめ、また、日本でアマチュア局を開設していない外国の資格者が個人局同様に社団局をゲストオペレーター運用することができることを明確化しました。

 

・審査基準の「公衆網接続について」を整理して簡素化しました。改正前後で実質的な変更はございません。

 


 

 なお総務省総合通信基盤局 電波部移動通信課はJARL NEWSの中で『次回は、今回御紹介できなかった、令和5年9月に施行予定の内容を御紹介させていただければと存じます。
 具体的には「無線従事者免許と無線局免許の同時申請」「一括表示記号」「適合表示無線設備の手続簡素化」「アマチュア局特定附属装置」「特例様式」「いわゆるバンドプラン」などとなりますが、随時、電波利用ホームページにおいても御紹介させていただきますので、どうぞよろしくお願いします』と述べている。

 

 

 

●関連リンク:
・3月22日、電波法施行規則等の一部を改正!!~アマチュア無線を活用したワイヤレス人材育成等に期待~(JARL Web)
・総務省総合通信基盤局電波部移動通信課「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正について①」PDF(JARL Web)
・インターネット版官報 令和5年3月22日(号外 第56号)
・ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案 要旨PDF(総務省 2023年2月公表)

 

 

 


feed <3月27日まで見逃し配信中! 和文モールス通信の沼にハマったさん>NHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」、生放送で小6(3アマ)コウスケくん登場 (2023/3/22 12:05:01)

2023年3月20日(月)に生放送された“沼にハマった”10代の若者たちの多種多様なる世界を深く掘り下げていく30分の番組、NHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」で、「トンとツーで世界と交信!モールス信号沼」と題し第三級アマチュア無線技士の資格を持つ小学校6年生のコウスケくん(JF6BHX)が登場し話題になっている。コウスケくんは欧文はもちろん、和文モールス符号を操り、司会のDJ松永&サーヤ、取材を行ったわたげ(タレント)、ゲストの譜久村 聖(モーニング娘。’23)を交えて、スタジオからモールス通信の魅力やモールス符号を使ったクイズなど、一般の視聴者にもわかりやすく“モールス信号沼の奥深さ”に迫った。すでに放送は終わっているが、NHKが提供する動画配信サービス「NHK+(プラス)」で、2023年3月27日(月)20時まで見逃し配信が行われている。

 

 

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

 

 今回、NHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」で放送された「トンとツーで世界と交信!モールス信号沼」は、大分合同新聞(2022年9月16日付)に「宇佐市にモールス交信界のホープ 資格取得の12歳、全国の愛好者と交信」として紹介された大分県宇佐市在住、小学校6年生、コウスケくんこと上田航輔君だ。

 

 沼にハマったきっかけは大ヒット映画タイタニックのSOSのワンシーンだったと言う。さらにモールス通信の魅力を「人生で会うことのない人と、モールス信号だと会うことができる。それが最大の魅力だと思います」と番組内で語っていた。

 

 

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

 

 

 モールス符号の練習は鉛筆のキャップを使って練習をはじめ、1年前の小学生5年生のときに第三級アマチュア無線技士の資格を取得。神奈川県立磯子工業高校電気研究部(JA1YQK、8N1ITH)からオンラインで指導を受けながら、自作(園芸用の支柱)したV型ダイポールアンテナを使って、近くに住むモールス友達のヒロオカさん(61歳)とのモールス通信を50MHz帯で楽しむ様子などが流れた。ちなみにヒロオカさんは、宇佐アマチュア無線愛好会(JG6YOF)の社団局のコールサインを用いて交信を行っていたようだ。

 

 

 

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

 

 スタジオでは、和文の「ア(--・--)」は「アーユートコーユー(あー言うとこう言う)」、「イ(・-)」は「イトー(伊藤)」など、モールス符号を語呂合わせで覚える「合調法」を紹介するパネルが用意され、普段着が和服というコウスケくんを中心に、モールス符号を練習しながら、生放送ならではのリモコンボタンを使った視聴者が参加できるクイズやトークを交えながら生放送で進められた。

 

 これからのコウスケくんのモールス通信の夢を聞かれると「今後はアメリカやヨーロッパなど海外の交信したいです」と答えていた。

 

 

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

「沼にハマってきいてみた」2023年3月20日放送回より (C)NHK

 

 

 この放送は、NHKが提供する動画配信サービス「NHK+(プラス)」で、2023年3月27日(月)20時まで見逃し配信が行われている。NHKと受信契約を行っていれば全国どこからでも見られるので、期限内の視聴をおすすめする。

 

 

↓この記事もチェック!

 

<生放送でモールス信号の奥深さを体感>NHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」、3月20日(月)19時30分から「トンとツーで世界と交信!モールス信号沼」を放送

 

 

●関連リンク:
・トンとツーで世界と交信!モールス信号沼(NHK 沼にハマってみた)
・NHK 沼にハマってきいてみた(Twitter)
・沼にハマってきいてみた(ウィキペディア)
・宇佐市にモールス交信界のホープ 資格取得の12歳、全国の愛好者と交信(大分合同新聞 2022年9月16日)
・第65回 神奈川県立磯子工業高等学校 電気研究部(JA1YQK、8N1ITH)の皆さん(月刊FBニュース)
・譜久村聖(ウィキペディア)
・わたげ(ウィキペディア)
・神奈川県立磯子工業高校

 

 

 


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