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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/9/28 8:05:26)

現在データベースには 5912 件のデータが登録されています。

feed <まとめて出品されるのは稀だと話題に>松下電器産業(現 パナソニック)の50MHz帯SSB/CWポータブル機「RJX-610」がフルライン状態でヤフオクに登場 (2022/12/6 12:05:45)

松下電器産業(現 パナソニック)が1977年に発売開始した50MHz帯SSB/CWポータブルトランシーバー「RJX-610」と、同モデルのオプションとして用意されていたスピーカー内蔵直流安定化電源「RJX-P610」、受信ブースター付き50MHz帯用10Wリニアアンプ「RJX-L610」、144MHz帯SSB/CWアップコンバーター「RJX-T2」、21MHz帯SSB/CWダウンコンバーター「RJX-T15」、同軸ケーブル切替機「RJX-C610」のフルラインと、RJXシリーズ純正ハンドマイク「RJM112A」「RJX-610カタログ資料(複写版)」「RJX-T2+RJX-T15(各ブロック図+回路図)の申請資料」などがまとまった状態でヤフオクに登場! 過去にメインテナンスを依頼して送受信調整、トランジスタほか不良部品の交換などを実施したという「RJX-610」本体だけでなく、純正オプション類がすべてまとめて出品されるケースは珍しく、アマチュア無線家の中でも当時を知る6mマンを中心に「懐かしい」「入門時、このラインアップが欲しかった」と話題になっている。

 

 

発売から45年の時を経て松下電器産業の50MHz帯SS/CWポータブル機「RJX-610」がフルライン状態でヤフオクに登場した。出品者が公開した写真はオプションの機器類が当時のカタログや広告写真と同じ並べ方になっていてこだわりを感じる(ヤフオクの画面から)

 

 

 1970年代から1980年代は多くのメーカーがアマチュア無線機器を製造・販売していた。その中の1つが家電業界の雄、松下電器産業(現 パナソニック)だった。なかでも1973年に発売開始された50MHz帯のAM/FMポータブルトランシーバー「RJX-601」は、3W出力で4MHz幅をフルカバーすることから6mバンドの入門機として人気となり、“ナショナル”ブランドのアマチュア無線機として8年間も市販されたロングセラー機だ。今でも大切に手元に置いている無線家は多いことだろう(ちなみにRJX-601はJARDの「スプリアス確認保証」対象機だが、RJX-610は該当していない)。

 

 RJX-601のヒットを受け、同社から1977年に登場したのが50MHz帯のCW/SSBポータブルトランシーバー「RJX-610」である。まだSSB対応の6mポータブル機が少ない時代(注:先行するIC-502とTR-1300は1975年発売。その後FT-690は1981年、IC-505が1982年に発売)で、他機を圧倒する5W出力(単1乾電池を内蔵可能)、3桁のみとはいえ周波数のデジタルカウンター搭載、90度の可動式ホイップアンテナは革新的だった。

 

RJX-610の特徴とスペック。現在のリグと比較すると見劣りする部分もあるが、当時は画期的だった(当時の広告より)

 

 RJX-610はオプション類が充実していたことも特筆できる。主なものは144MHz帯のアップコンバーター「RJX-T2」と21MHz帯のダウンコンバーター「RJX-T15」、そして受信ブースター付き10Wリニアアンプ「RJX-L610」とスピーカー内蔵直流安定化電源「RJX-P610」だ。デザインもRJX-610と統一されていて、当時のカタログなどに写るフルラインアップ状態の同モデルは憧れの存在だった。

 

 マニアックな話だが、RJX-T2とRJX-T15はスタンバイ回路などを工夫すれば他社の6m機にも接続できた(保証対象外)。50~54MHzをカバーする他社機にRJX-T2を接続して146MHz帯以上の「Pch」「Fch」の受信を楽しんだ経験をお持ちの方もあるだろう(hi)。

 

 

発売開始当時、6mのポータブル機は周波数がアナログ表示のものばかりだったが、RJX-610は3桁(1kHz直読)のデジタル周波数カウンターを採用していたのが魅力的だった(当時のCQ ham radio誌の広告から)

RJX-610が1台あれば単1乾電池内蔵での移動運用はもちろん、リニアアンプで5W→10Wに出力アップ、さらにコンバーターで21MHz帯や144MHz帯にオンエアーできた(当時のCQ ham radio誌の広告から)

 

 

 今回、ヤフオクに「RJX-610」とそのオプション類がまとめて出品され話題を集めている。無線機本体よりオプション類は市場に出回った数自体が少なく、発売から45年経った今日では全部まとめて入手することが不可能に近い。しかもヤフオクに掲載されている画像や説明文を見る限り、状態も悪くなさそうだ。

 

 実は、1回目の出品で設定価格が高く、落札に至らなかった。現在、即決価格を100,000円から87,000円に値下げして再出品している。現行機種というより、入手困難なコレクション性の高い状態良好なセット状態なだけに、「その価値がわかる無線家に落札してほしい」という声が聞かれる。果たして落札者は現れるだろうか。

 

 

「RJX-610」のカタログにはデザインの統一性が魅力的なオプション類が一堂に掲載されていた

 

 

 出品者の商品説明文は以下のとおり(一部抜粋)。

 

 


 

 ナショナル50MHz SSB/CWトランシーバー「RJX-610ライン」の出品です。現役機として時折使用、今季のEsでも交信実績があります。

 

出品は
①RJX-610=50MHzSSB/CWトランシーバー(社外電源ケーブル付)
 ※画像の電池は出品物に含まれません。
②RJX-P610=スピーカー内蔵直流安定化電源
③RJX-L610=受信ブースター付50MHz用リニアアンプ(電源ケーブル付)
④RJX-T2=144MHzSSB/CWアップコンバーター(電源ケーブル付)
⑤RJX-T15=21MHzSSB/CWダウンコンバーター(社外電源ケーブル付)
⑥RJX-C610=同軸ケーブル切替機
⑦RJX純正ハンドマイク(RJM112A)
⑧RJX-610カタログ資料(複写版)・RJX-T2+RJX-T15(各ブロック図+回路図)等の申請資料
⑨同軸ケーブル(両端M型コネクタ4本)
※画像の測定機やFT-817等は出品物に含まれません。
出品時の動作確認項目

 

●受信
①RJX-610=送信局が見当たらずFT-817に同室での受信テスト
②RJX-T2=144MHzSSB送信局が見当たらずFT-817にて同室での受信テスト
③RJX-T15=21MHzでの送信局が見当たらずFT-817にて同室での受信テスト
※いずれのバンドも今期実際の交信での実績あり。

 

●送信
①RJX-610=既定の5W出力確認
②RJX-610+RJX-L610≒11W
③RJX-610+RJX-T2≒9W
④RJX-610+RJX-T15≒11W
※RJX-610はメンテナンスを依頼し、送受信調整、トランジスター他不良部品の交換などを実施しております。
※全体的に経年劣化、その他の事象により傷などがあります。製造後年数が経過しておりますのでジャンク扱いでの出品とさせていただきます。製品の状態は画像にてご確認ください。

 

 

現代に蘇った「RJX-610ライン」(ヤフオクの画面から)

 

 

●関連リンク: ★☆★NATIONAL★RJX-610ライン★RJX-P610★RJX-L610★RJX-T2★RJX-T15★RJX-C610★☆★(ヤフオク)

 

 

 


feed <公式サイトに告知掲載>アイコム、デジタル波受信対応の広帯域ハンディ受信機「IC-R30」を生産終了に (2022/12/6 11:30:45)

アイコム株式会社は2022年12月5日、0.1~3304.999MHzをカバーしD-STARや国内DCR、dPMR、NXDN、P25などのデジタル波も受信可能なハンディタイプの広帯域受信機「IC-R30」の生産終了を公式サイトの製品情報コーナーで告知した。無線ショップからの情報によると一部部品の入手が困難になったことが原因で、現在のところ後継機種に関する情報はないという。

 

 

デジタル波対応の広帯域受信機「IC-R30」

 

 アイコムのIC-R30は2016年夏の「ハムフェア2016」で参考出品として初公開、翌年の「ハムフェア2017」でも展示された後、2018年3月末から発売が始まったハンディタイプの広帯域受信機だ。0.1~3304.999MHzをカバーし、AM/FM/WFM/SSB/CWのほかデジタル波(D-STAR/APCO P25 Phase 1/NXDN/dPMR/国内DCR)の受信にも対応。さらにデジタル波を含む2波同時受信/2波同時録音も行えるほか、GPS機能も搭載しているという高機能で人気となってきた。

 

 しかし無線ショップの情報によると、使用している一部部品の入手が困難になったことが原因で長期にわたり在庫切れが続いていた。このほど生産終了が正式に決定、アイコムから各取引先にアナウンスが出され、同社公式サイトの製品情報コーナーにもIC-R30が「生産完了」となった旨が表示された。現時点で後継機種の案内はない。

 

 

アイコムの製品情報ページに掲載されているIC-R30。「生産終了品」である旨の表示が追加された

 

 一般的にアマチュア無線機が生産終了となるケースとしては「①主要な電子部品が調達不能になり、今後の継続生産ができなくなった」「②代替となる新機種を発売する(した)ため」「③売れ行き減退で継続生産のメリットが薄くなったため」などが挙げられる。生産終了情報をメーカーが公式Webサイト等で告知することはあまりなく、営業担当者が販売店へ個別に案内するのが通例となっている。

 

 

 

●関連リンク:
・IC-R30製品情報(アイコム)
・IC-R30生産終了(CQオーム Facebookページ)

 

 

 


feed <埼玉県支部と群馬県支部の「ハムの集い」参加報告ほか>Radio JARL.com、第205回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2022/12/6 10:00:20)

「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは東京都西東京市の「FM西東京」でも放送(2022年からは毎週月曜日の23時30分~)されている。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは2022年12月4日(日)21時からの第205回放送。前半ではコロナ禍の状況と冬の気候について、続いて11月26日に開催された「さいたまハムの集い」(埼玉県支部)、27日に開催された「令和4年度 群馬ハムの集い」(群馬県支部)の出席報告だった。

 

 後半では番組アシスタントの演歌歌手(JARL広報大使)JI1BTL 水田かおりが、茨城県の水戸市森林公園で開催された「2022茨城ARDF競技大会」(11月26日)と「2022関東地方本部ARDF競技大会」の参加報告。続いて「CQ ham radio」誌2022年12月号の巻末「From JARL」コーナーと「HAMworld」誌2023年1月号の「JARL NOW!」コーナーの紹介を行った。

 

 番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。

 

 

 

●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ

 

 

 


feed <CQ誌12月号の内容紹介 その3>CQ ham for girls、第437回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2022/12/6 8:30:05)

「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは2022年12月4日(日)15時からの第437回放送。前回までに続いてアマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」編集部の吉澤氏(JS1CYI)が登場。同誌12月号(2022年11月18日発売)の内容紹介(「みんなで楽しむAM通信(リユースで楽しむ2mバンドAM通信)」)と、JARLが販売していた「無線局免許申請書」が様式変更に伴い販売終了になったという話題、JARL監修の「モールス電鍵ミニチュアコレクション」の話題を取り上げた。

 

 番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。

 

 

 

 

 

 

●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ

 

 

 


feed <有効ログ提出局数、前回より139局多い1,726局>JARL主催、「第63回 ALL ASIAN DXコンテスト(電信部門)」結果発表 (2022/12/5 18:00:44)

日本時間の2022年6月18日(土)から20日(月)まで開催された「第63回 ALL ASIAN DXコンテスト」の「電信部門」結果が、12月5日に一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)から発表された。有効ログ提出局数は前回(第62回)の1,592局より139局多い1,726局だった。従来は9月開催の「電話部門」とともに、その結果が翌年の2月下旬ごろ発表されるが、今回は「電信部門」の結果のみ先行で行われた。

 

 

「第63回 ALL ASIAN DXコンテスト」の「電信部門」総合計は1,787局で、Check Log61局を除くと有効ログ提出局数は1,726局と発表された(JARL Webサイトから)

 

 

 一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)主催のDXコンテストして有名な「ALL ASIAN DXコンテスト」。今回、「第63回 ALL ASIAN DXコンテスト」の「電信部門」の結果が、JARL Webサイトに掲載された。

 

 2022年6月18日(土)から20日(月)までの48時間開催された「電信部門」の有効ログ提出局数は、アフリカ1局、ヨーロッパ656局、オセアニア69局、北アメリカ152局、南アメリカ30局、アジア(JA以外)252局、JA(国内)566局の合計1,726局、Check Log61局で総合計は1,787局(第62回は1,656局、第61回は1,897局、第60回は1,489局、第59回は1,395局、第58回は1,511局、第57回は1,681局、第56回は1,823局、第55回は1,398局)。

 

 

●第63回 ALL ASIAN DXコンテスト(電信部門)結果

 

 

 毎回、国内はもとより、海外からの参加局も多く、コンテストナンバーの交換は“オペレーターの年齢”ということでも広く知られているが、JARLコンテスト委員会により「ALL ASIAN DXコンテスト規約改正についての意見募集」が行われ、集まった意見を踏まえて、シングルオペ局のコンテストナンバーは「RST+コンテスト開始時におけるオペレーターの年齢または“01”(ゼロワン)」、マルチオペ局は「RST+コンテスト開始時におけるオペレーターの平均年齢」に変更される見込みだ( 2022年12月4日記事 )。

 

 なお、「順位に対するクレームは、書面をもって具体的な違反の事実を明記し、かつ違反の事実を証明する資料を添え、記名・捺印のうえ2023年4月20日までにJARL会員部会員課宛てお送りください」と案内している。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<35名が意見を提出>JARLコンテスト委員会、「ALL ASIAN DXコンテスト」のコンテストナンバーについての意見募集結果を公表

 

 

 

●関連リンク: 第63回 ALL ASIAN DXコンテスト電信部門結果(JARL Web)

 

 

 


feed <総務省の最新データベース>無線局等情報検索(12月5日時点)、アマチュア局は1週間で84局(12局/日)減って「373,626局」 (2022/12/5 12:25:44)

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2022年12月5日時点で、アマチュア局は「373,626局」の免許情報が登録されている。前回紹介した11月28日時点の登録数から1週間で84局ほど減少したことになる。

 

 

 

 総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。

 

 その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。

 

 今回、2022年12月5日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「373,626局」の免許状情報が登録されていた。前回、11月28日時点のアマチュア局の登録数は「373,710局」だったので、1週間で登録数が84局ほど減少した。

 

 また、1982(昭和57)年12月にスタートしたパーソナル無線。最後の1局の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったため、翌日の2021年12月20日をもって「パーソナル無線」は0局となり完全に消滅している。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

 

<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映

 

<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた

 

<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!

 

 

 

 

2019年1月7日からWebサイトのデザインと仕様が変更された総務省が提供する「無線局等情報検索」サービス

例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」(左)と「移動する局」(右)の2つの免許状情報が表れる

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局38万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・消滅:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <「8J」「8N」で始まるコールサイン>2022年12月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報 (2022/12/5 12:05:23)

2022年12月に運用が予定されているJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報を紹介しよう。11月中で運用を終了した記念局が多かったが、その一方でアマチュア無線の資格を持たない人も運用できる「体験臨機局」(下記リストのE記号の局)の開設が途切れることなく増えている。

 

 

 

●2022年12月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局

 

 

 

 上記リストは2022年12月5日現在で有効な無線局免許のある記念局等を抜粋したもの。名称の後のカッコ内の記号は、1:JARL特別記念局、2:JARL特別局、N:JARL以外の記念局、A:ARISS局、E:体験局を意味する。なおこれらの局の違いについては、8j-station.infoの「記念局・臨時局とは」を参考にするとわかりやすい。

 

 

 

●関連リンク:
・8j-station.info
・特別局及び特別記念局の開設基準(PDF形式/JARL Web)
・JARL特別局または特別記念局を開設するには…(JARL Web)

 

 

 


feed <該当者は免許更新前に手続きが必要>米国FCC(連邦通信委員会)が無線ライセンス関係の申請を新システムに移行 (2022/12/5 11:30:12)

米国の放送・通信分野の規制監督を行っているFCC(連邦通信委員会)は、アマチュア無線を含む ライセンス関係の申請処理を「CORES(Commission Registration System)」と名付けたシステムで行っている。FCCはCORESを新システム(CORES2)へ移行させるための経過措置として2016年から新旧のシステムを併存させていたが、2022年7月15日に一部の作業を残し旧システムを廃止。11月18日までに残された作業を完了し新システムに完全移行した。 本年4月19日よりライセンスの新規発給や更新、バニティ・コールサインの申請は有料となっており、 今後これらの申請料のFCCへの支払いはすべて新システム上で行われるため、FCCは旧システムでライセンスを取得したユーザーに対し「新システムでの登録(移行手続き)」を行うよう求めている。

 

 

2022年7月15日でCORESの旧システムを廃止すると発表したFCCの告知(5月27日付け)より

 

 

 静岡県浜松市でFCCアマチュア無線資格試験(FCC試験)を開催している、ARRL/VEC 浜松VEチームから寄せられた情報を抜粋、整理して紹介する。

 


 

米国FCCの新旧システム入れ替えについての情報をお知らせします

 

 これは、本年5月にFCCから出されていた情報で、当初はあまり気に留めておりませんでした。7月にARRLから「アマチュア無線のコミュニティに周知してほしい」との働きかけがあり、先日もVECのニュースレターに本件の記載があったため、気になって関係資料を読み込んだところ、米国ライセンスを所持している方に影響のある問題であることに気付いた次第です。

 

 新システムへの移行手続きを済ませておかないと(申請料の支払いができず)ライセンスの更新やバニティ・コールサインの申請ができないという内容で、以下はその概要です。

 

★FCCライセンス関係の申請は「CORES」というシステム上で行うのですが、2016年以降、新旧システムが併存しておりました。しかし2022年7月15日から、申請料の支払いシステム等の移行作業を除き旧システムが廃止され、この11月18日ですべてのシステムの移行が完了しました。 4月19日以降FCCのサイトに設定されていた、申請料の簡易支払い窓口も11月18日をもって閉鎖されました。

 

★今後、FCCライセンスの新規発給、更新、バニティ・コールサインの申請等の申請料(US$35)の支払手続きは、すべて新システム(CORES2)上で行われるため、FCCは、旧システムでライセンスを取得したユーザーに対し、新システムへの登録(移行手続き)を求めています。ただ、すでに新システムに登録してあるユーザーは、登録し直す必要はありません(7月15日以降、FCCに登録した受験者も、新システムしか登録手段がなかったので、こちらも登録し直す必要はありません)。 新システムに移行したことによる他の影響として、新システムにログインするためのパスワードが、今後FRN Password(後述)としても使えるようになります。

 

★新しいCORES2上での手続きは「①新システムにUsernameとPasswordを登録」「②登録したUsernameと既存のFRNとの紐付けを行う」という2段階です。FCCは、Macやスマートフォン、タブレット端末をサポートしていないので、新システムの手続きはWindows PCから行うことをお勧めします(ただし、手続きの途中でエラーになることがあるので、 ブラウザにGoogle Chromeは使わず、また、ブラウザの日本語翻訳機能はOFFにしてください)。

 

★従来、ライセンスの更新、バニティ・コールサインの申請は「License Manager」で行っていましたが、この手続きは引き続き残ります。License Manager上の申請受付がなされた後(厳密には “file number” が発行された後:ULSのApplication Searchで確認できます)、申請料の支払い手続きを新システム上で行うという二本立てになります。新システム上での支払手続きの詳細は https://www.fcc.gov/payment-process-uls-individual-filers をご覧下さい。

 

◆新システムでの登録が必要かどうかの確認

 

 ご自身が新システムでの登録対象であるかどうかは、インターネットでFCC公式サイトのCORES2のページ( https://apps.fcc.gov/cores/userLogin.do )にアクセス、表示される「Username Login」の空欄にご自身のメールアドレスとパスワードを入力し、システムには入れるかどうかで判断できます(ログインできなければ新システムには未登録)。

 

 あるいは新システムでは、パスワードの設定に「半角12文字~15文字」で「大文字、小文字、数字、Punctuation(@、#、$等)を1文字含むこと」という条件がありますので、この条件に合致するパスワードを設定したことがあるようでしたら、新システムへの登録が済んでいる可能性があります。

 

 ちなみに新システムに新たに登録する12文字~15文字のパスワードは、FRN Password(ライセンスの詳細を閲覧したり、ライセンスをダウンロードしたり、更新申請を行う「License Manager」にログインするためのパスワード)とは異なりますのでご注意下さい。

 

(ARRL/VEC 浜松VEチーム)

 


 

 

 浜松VEチームからの情報では触れていなかったが、新システムに登録されていないと思われる場合は、CORES2のページ中央にある「Need a Username」下の「REGISTER」ボタンを押し、表示されるCreate New Accountページで必要事項(自分のメールアドレス、自分で決めたパスワード、性別、名前と名字、連絡先となる日本の電話番号、本人確認のための“秘密の質問”設定など)を記載し、新規登録(Create Account)を行い、FCCから届くメールによる認証を受けて本登録が完了する。 FCC作成の説明動画① を見ながら進めるとわかりやすい。

 

FCC公式サイトにあるCORES2のページ。赤色の円が「Username Login」。新システムに登録されていないと思われる場合は、青色の円(Need a Username)の「REGISTER」ボタンを押してCreate New Accountページへ飛ぶ

Create New Accountページで必要事項を記載する

 

 その後は登録したログインアカウント(Username)と、ライセンスに書かれているFRNとの紐付け作業を行う。このときはFRNの番号とLicence Managerにログインする際のパスワード(FRN Password)が必要になる。 FCC作成の説明動画② を見ながら進めるとわかりやすい。
 紐付け作業に必要なFRN Passwordを忘れてしまった場合、FCCに「FRNの秘密の質問と答え」の設定を依頼し、FRN Passwordの代わりに、この「FRNの秘密の質問と答え」を使って紐付けすることもできるようだ。

 

Licence Managerのページで本登録したアカウント(Username)と、ライセンスに書かれているFRNとの紐付け作業を行う。自身のライセンスに書かれているFRNの番号とLicence Managerにログインする際のパスワードが必要

 

 FCCが発給した米国のアマチュア無線ライセンスを保有している人は十分注意し、有効期間が来る前に、余裕を持って新システムへの登録確認や新規登録などを行うことをおすすめしたい。

 

 なお浜松VEチームからは、「当チームはARRL/VECの管理下にあるボランティア組織であり、FCCとは何ら関係がなく、本件に関する問い合わせ等には対応できません。ご不明な点等は直接FCCにお問い合わせ願います」とのコメントがあったことを付記しておく。

 

 

 

●関連リンク:
・2022年7月15日で旧システムを廃止することを発表したFCCの告知 PDF(FCC PUBLIC NOTICE)
・FCC Legacy CORES System to be Retired(ARRL NEWS 2022年7月7日付)
・FCC作成の新システム登録(2段階の移行手続き その1)の説明動画
・FCC作成の新システム登録(2段階の移行手続き その2)の説明動画
・FCC CORES2のページ

 

 

 


feed <「進め!ハムの道」「ハムハムイングリッシュ」の10回目>ハムのラジオ、第518回放送をポッドキャストで公開 (2022/12/5 8:30:43)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。

 

 

 2022年12月4日の第518回放送は、3月からスタートした月1回の企画「進め!ハムの道」「ハムハムイングリッシュ」だった。今後も毎月第1日曜日の放送でこの企画を継続していくという。

 

 公開されたポッドキャスト音声は51分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。

 

 

 

●関連リンク: ハムのラジオ第518回の配信です

 

 

 


feed <35名が意見を提出>JARLコンテスト委員会、「ALL ASIAN DXコンテスト」のコンテストナンバーについての意見募集結果を公表 (2022/12/4 21:30:24)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のコンテスト委員会は2022年12月1日、JARL Web コンテストページに「ALL ASIAN DXコンテスト規約改正についての意見募集結果発表」と題した告知を掲載した。今年7月、JARL主催の「ALL ASIAN DXコンテスト」における現行コンテストナンバー(OM局はRST+オペレーターの年齢。YL局はRST+“00”またはオペレーターの年齢)の想定される変更案を提示、JARL会員からの意見を募集していたもので期間中に35名から意見が提出された。これらを踏まえて10月22日に同委員会で検討した結果、シングルオペ局のコンテストナンバーは「RST+コンテスト開始時におけるオペレーターの年齢または“01”(ゼロワン)」、マルチオペ局は「RST+コンテスト開始時におけるオペレーターの平均年齢」に変更することを理事会に答申。11月19~20日に開催された第63回理事会で承認された。

 

 

 

 

 JARLコンテスト委員会の発表内容から抜粋で紹介する。

 


 

JARLコンテスト委員会が行った意見募集結果と規約改正について
2022年12月1日 JARLコンテスト委員会

 

 当委員会では本年7月1日から7月31日までの間、ALL ASIAN DXコンテストのコンテストナンバーについての意見募集を行い、35名の方からご意見をいただきました。10月22日にコンテスト委員会を開催して、意見募集結果およびコンテスト規約改正について検討したので、その内容を報告します。

 

①コンテストナンバーについて

 

 意見募集の結果は以下の通りでした(重複有り)。

 

・変更に反対:8件
・CQ ZONEナンバー:6件
・グリッドロケーター:5件
・年齢もしくは“00”:5件
・シリアルナンバー:4件
・その他:12件

 

 検討の結果、これまでの伝統、海外局への告知、ロギングプログラムの対応などを考慮しつつ、ジェンダー問題や個人情報保護など昨今の流れを加味し、以下の規約改正案を作成しました。

 

1. シングルオペ局: RST符号による信号レポートとコンテスト開始時におけるオペレーターの年齢または”01”(ゼロワン)

 

2. マルチオペ局:RST符号による信号レポートとコンテスト開始時におけるオペレーターの平均年齢

 

 2000年には男女とも年齢もしくは“00”を送るという規約改正を行いましたが、「“00”は送受信が効率化されるため、競技性を損ねる」という理由で翌年には旧規約に戻しました。
 前回の改正から20年以上が経ち、性差別や個人情報に対する社会の目はより厳しいものになっています。JARL事務局や関係官庁へも意見が寄せられているとの報告も聞きます。この問題を放置することはできないと判断し、性別問わず固定のナンバーを選択可能とするよう改正します。
 “00”は数字が連続していることから、もっとも送受信の効率が高くなるので、これを避けるために“01”というナンバーにしました。

 

②その他規約改正

 

★AA DXコンテストのナンバー以外の規約改正
 AA DXコンテストではナンバー変更に加え、以下の改正案を作成しました。
・賞状を電子化する(総務大臣賞状を除く)
・世代別オーバーレイ賞を設ける

 

★その他コンテスト規約改正
 全コンテストに係る一部規約の改正案として以下を作成しました。
・書類の提出締切日を「必着」とする
・アマチュア無線以外の手段(携帯電話、電子メールなど)による運用情報伝達を禁止する
・QRP種目(6D、FD)の周波数制限を撤廃する
・マルチオペ2波、マルチオペ・シングル TX(AADX)の10分間ルール起点を「最初に交信が成立してから」とする

 

 これらの規約改正案を理事会に提案します。

 

 各局からの意見の詳細につきましては、JARL Webのコンテストページ「コンテスト委員会からのお知らせ」より、ご覧いただけます( https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/Contest.htm )。

 


 

 なお、この規約改正案は11月19日と20日に行われた「第63回理事会」の第2号議題として審議され、賛成9名、反対6名で原案どおり承認されている。

 

 

こちらの記事も参考に↓

<JARL会員を対象に7月31日まで>JARLコンテスト委員会が「ALL ASIAN DXコンテスト規約改定(年齢を送るコンテストナンバー変更)」について意見募集 (2022年7月5日掲載)

 

<4つの議題を審議、「ハムフェア2023」の開催日決定>JARL、第63回理事会報告を会員専用ページに掲載 (2022年11月28日掲載)

 

 

 

●関連リンク:
・JARLコンテスト委員会からのお知らせ(JARL Web)
・JARLコンテスト委員会が行った意見募集結果と規約改正について PDF
・AADX規約改正意見リスト PDF
・第63回理事会報告(JARL Web 会員専用ページ)

 

 

 


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