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2025年5月5日(月・祝)8時から12時までの4時間、海外局を含むアマチュア局とSWLを対象に、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)三重県支部主催「第48回 オール三重33コンテスト」が、3.8/10/18/24MHz帯を除く全アマチュアバンドの電信・電話で行われる。なお前々回(2023年)から、局種を判別できるように呼び出し方法の変更が行われているので注意のこと。コールサインに付加する「/ME」および「/MEJ」は必要なくなった。
本コンテストはコンテストナンバーに年齢を組み入れていることと、三重県出身者や三重県に居住したことのある人などが県外で運用する局を「県人局」と位置づけ、中学生以下とYL局の「JL局」とともに、県内局・県外局の交信対象としている点がユニークだ。
整理すると交信対象は、県内局、JL局、県人局が「すべてのアマチュア局(海外局を含む)」、県外局は「県内局またはJL局、県人局」となる。
2023年から呼び出し方法が変更され、県内局とJL局の電信が「CQ ME TEST」、電話が「CQ オール三重33コンテスト、こちら県内局」、県人局の電信が「CQ MEJ TEST」、電話が「CQ オール三重33コンテスト、こちら県人局」、県外局が電信が「CQ MEX TEST」、電話が「CQ オール三重33コンテスト、こちら県外局」で、マルチは異なる年齢の数だ。バンドが異なれば同じ年齢も有効(「00」も有効)となった。
ナンバー交換は次のとおり。年齢を送信することを避けたい場合は「00」で構わない。
・三重県内で運用する「県内局」:「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「年齢(00でも可)」+「ME」
・中学生以下の局および女性局(県内局として参加することも可)の「JL局」:「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「年齢(00でも可)」+「ME」
・三重県生まれ、または居住したことのある方などが県外で運用する「県人局」【条件1】:「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「年齢(00でも可)」+「MEJ」
※または【条件2】として、第47回(2024年)の当コンテストで入賞歴のある県外局(通称「名誉県人局」)。
・県外局:「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「年齢(00でも可)」
紙ログと電子ログの締め切りは5月31日(土)消印有効。事務局では「できる限り電子ログによる提出を希望」とアナウンスしている。書類提出は1部門のみの参加に限る。結果冊子を希望する場合は140円切手を同封のこと(SASE不可)。詳しくは「第48回 オール三重33コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第48回 オール三重33コンテスト規約(PDF形式)
・第48回 オール三重33コンテスト規約
・第48回 オール三重33コンテスト実施要綱
・オール三重33コンテスト
・電子ログのご提出方法
・オール三重33コンテスト協賛制度
・JARL三重県支部
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2025年5月4日(日・祝)12時から20時までの8時間にわたり(参加バンドにより時間帯区分が異なる)、国内のアマチュア局とSWLを対象に、JARL静岡県支部主催「第34回 静岡コンテスト」が1.9MHz~24GHz(WARCバンドを除く)の電信、電話で開催される。コンテストを盛り上げるためいろいろな「ドナー賞」や、ログ提出時に返信用封筒を同封すると、参加賞として毎年変わるペナントと結果一覧表、コメント集が贈られる。今ままで賞の対象者は“JARL会員限定”と定まていたが、今回から“限定”をなくした。なお、2024年1月1日から静岡県浜松市の区割り変更により区名や略符号が変わっているので注意しよう。
本コンテストの交信対象は、県内局はすべての国内アマチュア局、県外局が静岡県内運用局。ナンバー交換は、県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の市区町略符号(別途制定)」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県支庁ナンバー」。
県外電信運用局とこれに呼びかける局への注意として(電信運用における県内外局の識別)、県外電信運用局の呼出方法は「CQ S TEST」(県内局は「CQ TEST」) となっているので、県外局はこの呼出局を呼ばないように注意喚起している(県外局同士の交信は得点にならず、迷惑を受けている局があるため)。
バンドごと、各周波数が3時間(7MHz帯は6時間)ずつ開始・終了時刻が異なる。第30回(2021年)から、1.9MHz帯の「電話」が追加されているほか、50MHz帯のコンテスト周波数が変更されている。
・(HFローバンド)1.9~3.5MHz帯:17~20時
・7MHz帯:14~20時
・HFハイバンド(14~28MHz帯):12~15時
・V/U/SHF(50MHz~24GHz帯):14~17時
紙ログと電子ログの締め切りは5月18日(日)消印有効。電子ログの場合はタイムスタンプで判断する。なお書類は「コンテスト中に作成したログを、その後に電子ログ化する作業を知人などに依頼や助力を求めることは認めるので、極力電子ログとすること」「交信局数が50局を超える場合は必ず電子ログで提出すること(紙ログでの提出は認めない)」としている。さらに「コンテストに参加のヤング(コンテスト時に22歳未満)の皆様へお願い」として、22歳未満の参加者はサマリーシートの意見欄にコンテスト参加時の年齢を記載しててほしいとしている。
また、参加賞の「ペナント」は一度廃止されたが、第27回(2018年)から参加者の要望により復活している(長形3号封筒に110円切手を貼ったSASEを同封のこと)。あわせてコンテストを盛り上げるため「ドナー賞」の提供者を募集している。
詳細は下記関連リンクから「第34回 静岡コンテスト規約」で最新の情報を確認してほしい。主催者が公表している「静岡コンテストQ&A」も参考にするといいだろう。
●関連リンク:
・第34回 静岡コンテスト規約(PDF形式)
・静岡コンテストのご案内(PDF形式)
・静岡コンテストQ&A(PDF形式)
・参加賞(ペナント)の例(PDF形式)
・JARL静岡県支部コンテスト委員会
・JARL静岡県支部
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東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2011年4月7日からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(開始当初は隔週放送で翌週は再放送。番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2025年4月24日夜に放送した第674回がアップされた。
2025年4月24日の第674回放送の特集は「最近の話題」。世界各国から「IARU100周年」を記念した特別コールサインの局が運用中であることに触れ、さらに大阪・関西万博の特別記念局「8K3EXPO」「JA3XPO」の運用についてを紹介。最後に4月26~27日に開催の「ALL JAコンテスト」から改正されたJARLコンテスト規約に触れた。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第674回放送
・QRL Facebookページ
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アイコム株式会社は2025年4月30日、富山県にD-STARレピータ局 JP9YER(黒部430) が開局したことに伴ってD-STAR対応機のレピータリストとメモリーデータを更新、最新版(バージョン名は「250430」)の公開を開始した。また同社が作成しているPDF版のレピータマップも更新された。詳細は以下の通り。
<今回更新されたデータの内容、機種名/製品名、バージョン>
・JP9YER 新設
●CS-80/880(クローニングソフト)、ID-80/880
・レピータリスト バージョン250430
●CS-31(クローニングソフト)、ID-31
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250430
●CS-31PLUS(クローニングソフト)、ID-31PLUS
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250430
●CS-51(クローニングソフト)、ID-51
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250430
●CS-5100(クローニングソフト)、ID-5100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250430
●CS-4100(クローニングソフト)、ID-4100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250430
●CS-51PLUS/CS-51PLUS2(クローニングソフト)、ID-51アイコム50周年記念モデル、ID-51新機能プラスモデル、ID-51
新機能プラスモデルII
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250430
●CS-9100(クローニングソフト)、IC-9100
・レピータリスト バージョン250430
●CS-7100(クローニングソフト)、IC-7100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250430
●CS-9700(クローニングソフト)、IC-9700
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250430
●RS-MS1A 、 RS-MS1I(スマートフォンアプリ用)
・レピータリスト バージョン250430
●CS-705(クローニングソフト)、IC-705
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250430
●CS-52(クローニングソフト)、ID-52
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250430
●CS-50(クローニングソフト)、ID-50
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250430
●CS-905(クローニングソフト)、IC-905
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250430
詳細は下記関連リンクから。
●関連リンク:
・D-STARダウンロード(アイコム D-STARサイト)
・D-STARレピータ全国マップ(国内)最新版
PDFダウンロードページ(アイコム)
・アイコム アマチュア無線コーナー
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株式会社JVCケンウッドは2025年4月30日、TH-D75とTH-D74のD-STARレピータリストの更新を行い、新バージョン「Ver.20250430」を公開した。
TH-D75/TH-D74のD-STARレピータリスト更新は2025年4月18日に公開された「Ver.20250418」以来となる。詳細は以下の通り。
<今回データが更新されたD-STARレピータリストのバージョンと内容>
●TH-D74/TH-D75 レピータリスト: Ver.20250430 (2025年4月30日版)
追加修正内容:
・「JR9YER A」(黒部430)を追加しました。
JVCケンウッドは「TH-D74 および TH-D75には、出荷時にあらかじめD-STARレピーターリストが書き込まれています。D-STARレピーターの開設状況などに応じて、レピーターリストが更新されることがあります。最新のレピーターリストファイルをお客様ご自身でダウンロードし、無線機に対応するメモリーコントロールプログラム (MCP-D74 または MCP-D75)、または市販のmicroSDメモリーカードを使用して、お手持ちの無線機に書き込むことができます」と説明し、その手順をWebサイトで公表している。
TH-D75/TH-D74 D-STARレピータリストの詳細は下記関連リンクから。
●関連リンク: TH-D75/TH-D74 D-STAR レピーターリスト(JVCケンウッド)
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アイコム株式会社は2025年4月30日、HF+50MHz帯の1kWリニアアンプ「IC-PW2」の新ファームウェア、「Version 1.30」を同社サイト上に公開した。同社の発表によると内容は「LAN/インターネット経由でのRS-PW2(別売)によるリモートコントロールに対応」「ネットワークネーム設定で、入力できる文字の制限を変更」の2項目となっている。なおIC-PW2のリモート制御が行えるという別売のソフトウェア「RS-PW2」に関する情報は4月30日15時現在で未掲載となっている。

アイコムのHF+50MHz帯リニアアンプ「IC-PW2」
IC-PW2の新ファームウェア公開は2025年2月25日のVersion 1.20以来となる。今回発表された新ファームウェアの内容は次のとおり。
●IC-PW2の新ファーム(Version 1.30)
Version1.20からのおもな変更点:
・LAN/インターネット経由でのRS-PW2によるリモートコントロールに対応
・ネットワークネーム設定で、入力できる文字の制限を変更
※詳しくは「仕様変更のお知らせ」をご覧ください
IC-PW2のファームアップは、SDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。ファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU: 1.30
Front CPU: 1.20
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:
・ファームウェアダウンロード・IC-PW2(アイコム)
・IC-PW2 仕様変更のお知らせ PDFダウンロード
The post <LAN/インターネット経由でのRS-PW2(別売)によるリモコンに対応など2件>アイコム、IC-PW2の新ファームウェア「Version 1.30」を公開 first appeared on hamlife.jp .

東京大学アマチュア無線クラブ/東大無線部(JA1ZLO/JA1YWX)学校社団一斉オンエア実行委員会は、「大学社団のアクティビティを向上させて相互の交流を図り、また新入部員の体験運用や初運用の機会とすること」を目的に、2025年5月1日(木)から5月31日(土)までの1か月間にわたり「大学社団一斉オンエア月間 2025春」を開催する。参加対象は「大学・短期大学社団局(国・公・私立大学に設置されている社団局)」と「一般局:それ以外の個人局および社団局」、さらに今回から「高等専門学校(高専)」や「専門学校」の高等教育機関社団局も参加できるようになった。呼び出し方法や交信内容などについては特に定めていない(一般局には初心者や体験運用者に配慮)。なお、SNS連動企画としてハッシュタグ「#大学社団一斉オンエア月間」での運用予告や活動の様子、応援などの投稿を呼びかけている。
東京大学アマチュア無線クラブ(JA1ZLO/JA1YWX)学校社団一斉オンエア実行委員会の関係者からhamlife.jpに届いたメッセージを紹介しよう。
東京大学アマチュア無線クラブは、大学社団のアクティビティを向上させて相互の交流を図り、また新入部員の体験運用や初運用の機会とすることを目的として、2025年5月1日から31日までの1か月間、「大学社団一斉オンエア月間 2025春」を開催いたします。2024春、冬に続き今回で3回目の開催になります。
前回から引き続き、SNS連動企画としてハッシュタグ「#大学社団一斉オンエア月間」ご利用いただけます。大学社団の運用情報や、大学社団と交信した際など、本イベントに関わる内容でしたらなんでも投稿OKですので多くの方にご利用いただきたいと思っております。
●「大学社団一斉オンエア月間 2025春」実施要項
名称:
大学社団一斉オンエア月間 2025春
主催:
東京大学アマチュア無線クラブ 学校社団一斉オンエア実行委員会
目的:
・大学など高等教育機関のアマチュア無線クラブの活動を活性化し、相互の交流を図る。
・新入部員や入部希望者の体験運用の機会とする。
期間:
2025年5月1日(木)から5月31日(土)まで
参加対象:
・大学社団局: 大学や高等専門学校、短期大学などの高等教育機関に設置されている社団局。
※OB・OGは上記目的をご理解の上ご参加ください。
・一般局>大学社団局以外の個人局および社団局。
呼び出し方法・交信内容:
特に定めない。一般局には初心者や体験運用者に配慮した交信を求める。
SNS連動企画:
運用する大学社団局の皆さんへ>各種SNSで「#大学社団一斉オンエア月間」を付けて投稿し、運用の予告をしたり、活動の様子を紹介したりしてください。また、一般局の方々も大学社団局が聞こえたり、交信したりしましたら「#大学社団一斉オンエア月間」を付けて投稿してください。大学社団各局の応援につながります。
問い合わせ先:
東京大学アマチュア無線クラブ 学校社団一斉オンエア月間実行委員会
メールアドレス zlo.utokyo★gmail.com ★印はアットマーク
担当>JJ1AHS
●関連リンク:
・「大学社団一斉オンエア月間
2025春」実施要項(東大無線部/JA1ZLO/JA1YWX)
・東京大学アマチュア無線クラブ@JA1ZLO(X/旧Twitter)
・大学社団一斉オンエア月間(東大無線部/JA1ZLO/JA1YWX)
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特別な資格なくても思う存分無線が楽しめる「ライセンスフリー無線」。そんな“フリラー(愛好家)”の交信イベントが、「ゴールデンウィーク(GW)一斉オンエアデイ2025」として、大型連休中の2025年5月3日(土・祝)21時から4日(日・祝)15時までの2日間(18時間)にわたり開催される。暖かくなったこの時期、ロケーションの良い場所へ移動してライセンスフリー無線を楽しもう。多くのフリラーか参戦する、全国規模のお泊り交信イベントだ。

大型連休、そして2日間にわたって開催される「ゴールデンウィーク(GW)一斉オンエアデイ2025」。ロケーションの良い場所へ移動して、お泊りしながら資格のいらないライセンスフリー無線を思う存分楽しもうというイベントが5月3日(土・祝)21時から行われる
ライセンスフリー無線愛好者、通称“フリラー”たちが楽しみにしている、お泊りの一斉交信イベントが5月3日(土・祝)21時から4日(日・祝)15時まで、2日間にわたって行われる。最新の気象情報などを確認して移動運用を楽しもう。
●「ゴールデンウィーク(GW)一斉オンエアデイ2025」実施要綱
■開催日時:
2025年5月3日(土・祝)21:00~5月4日(日・祝)15:00
■運用するバンド:
・合法CB無線(市民ラジオ)
・特定小電力無線
・デジタル小電力コミュニティ無線
・デジタル簡易無線登録局
■集中呼び出しタイム:
・市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
・特定小電力無線は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分
※DX(遠距離)呼び出しタイム>早朝03:30~07:30の毎時30分
それぞれライセンスフリー無線では、メインに使われるチャンネルが通例として決まっている。27MHz帯の合法CB無線(市民ラジオ)でここ最近の使用頻度が高いのは8ch(27.144MHz)/3ch(27.040MHz)/6ch(27.112MHz)の順となる。
とくに市民ラジオは、この時期、Eスポの発生も多い。短時間、しかもいつ発生するかわからないEスポ。内蔵アンテナにたった500mWの出力という設備にもかかわらず、数百km離れた局と伝搬次第で交信に成功するかもしてない。
一方、「特定小電力無線」は周波数的にグランドウェーブによる交信が中心となる。使用頻度が高いのは422.225MHz(アルインコ表記で「L3」、アイコムなどの表記では「14ch」)。また351MHz帯の「デジタル簡易無線(登録局)」の場合は、呼び出しチャンネル15chを受信し、交信チャンネルを指定し移動して交信を楽しという流れだ。
市民ラジオも特定小電力無線もアンテナの交換ができないので、自宅敷地内のいろいろな地点から電波状況を確認することをおすすめする。2階の窓の外やベランダ&テラスなど、ロケーションのよい場所を見つけよう。
「デジタル簡易無線登録局(通称“デジ簡”)」の呼び出し用のチャンネルは主に「15ch」で、そこから使用していないチャンネルに移って実際の交信を行うスタイル。アマチュア無線の144MHz帯や430MHz帯のFMモードでの運用方法と同じだと思えばいいだろう。
142/146MHz帯を使用する「デジタル小電力コミュニティ無線」は、呼び出しチャンネル(18ch)でCQを出して、ほかの空いているチャンネルに移動して交信を行う。
特定小電力無線機(10mW機)の50倍の送信出力500mWで、技術基準適合証明(工事設計認証)に登録されている利得の高いアンテナに交換すれば、遠距離交信を狙うことも期待できる。また、送信のたびにGPS位置情報を相手局に送るので、どれくらい離れた場所から電波が届いているか容易に把握することができるのも特長の1つだ。
ここで注意したいのが、GPS機能を標準装備しているデジタル小電力コミュニティ無線。規格上、GPSデータの送信を止めることができないため、自宅から運用すると、その場所が判明してしまうことになる。その点も十分理解して楽しもう。
ライセンスフリー無線のジャンルは、合法CB無線(市民ラジオ)、特定小電力無線、デジタル簡易無線、デジタル小電力コミュニティ無線などさまざまで、使用している周波数帯の違いで電波伝搬も大きく違う。思わぬ遠距離交信が楽しめるのも、一斉交信イベントの醍醐味と言えるだろう
●関連リンク:
・市民ラジオ(ウィキペディア)
・特定小電力無線(ウィキペディア)
・簡易無線/デジタル簡易無線(ウィキペディア)
・デジタル小電力コミュニティ無線(ウィキペディア)
・ライセンスフリーラジオ(ウィキペディア)
・2000年以降の移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけについて(CITIZENet
)
The post <資格不要のライセンスフリー無線、大型連休お泊り交信イベント>5月3日(土・祝)21時から4日(日・祝)15時まで「ゴールデンウィーク(GW)一斉オンエアデイ2025」開催 first appeared on hamlife.jp .

3エリア6mAMロールコールグループ主催による「第40回 6mAMコンテスト」が2025年5月4日(日・祝)9時から15時(バンドにより異なる)に開催される。国内すべてのアマチュア局が対等の条件で勝負できるルールで、コンテスト名称の“6m”に限らず28/50/144/430/1200MHz帯の各シングルバンドとマルチバンドの5部門(いずれもAMモードのみ。A3Eの全搬送 波またはH3E)が設けられ、バンドによって開催時間が異なる。コンテストナンバーに「使用送信機名」を送るのもユニークな点だろう。
使用周波数は28/50/144/430/1200MHz帯で電波型式はAMモード(A3Eの全搬送波、またはH3E)。部門は28MHzの部、50MHzの部、144MHzの部、430MHzの部、1200MHz帯の部、マルチバンドの部の5つ。マルチバンドは2バンド以上で参加した局の各バンド得点を事務局で合計。ただし、50MHz以外のバンドは得点を2倍にして計算するとしている。
ナンバー交換は、「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県支庁ナンバー」+「使用送信機名(例:FT-818ND、IC-9700、TS-600改、自作)」で、異なる局との完全な交信を1点。自作機&改造機を使用して参加した局は完全な交信を2点(2点にカウントできるのは自作機・改造機を使用した局の側だけ)。
それぞれバンドごとの開催時間と使用周波数帯、推奨使用周波数帯は以下のとおり。
●28MHz帯:10:30~12:00
(使用周波数帯:28.600~28.850MHz/推奨使用周波数帯:28.700~28.850MHz)
●50MHz帯:10:00~14:00
(使用周波数帯:50.350~50.990MHz/推奨使用周波数帯:50.400~50.900MHz)
●144MHz帯:13:30~15:00
(使用周波数帯:144.250~144.490MHz/推奨使用周波数帯:144.400~144.490MHz)
●430MHz帯:09:00~10:30
(使用周波数帯:430.250~430.700MHz/推奨使用周波数帯:430.400~430.500MHz)
●1200MHz帯:12:00~13:30
(使用周波数帯:1294.200~1294.490MHz/推奨使用周波数帯:1294.400~1294.490MHz)
紙ログと電子ログ(JARL制定のログ・サマリーを使用)の締め切りは5月31日(土)消印有効。書類は部門ごとに分けて作成のこと。詳しくは下記の関連リンクから「第40回 6mAMコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第40回 6mAMコンテスト規約(JARL Web版クラブニュース/PDF形式
※3ページ目の中央下に掲載)
・3エリア6mAMロールコールグループ(Facebookページ)
The post <28/50/144/430/1200MHz帯のAMモードのみ>ナンバー交換は「使用送信機名」、5月4日(日・祝)に3エリア6mAMロールコールグループ「第40回 6mAMコンテスト」開催 first appeared on hamlife.jp .

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)東京都支部は2025年5月3日(土・祝)9時から15時までの6時間、国内のアマチュア局(都外局同士の交信も有効。社団局、特別局、特別記念局を除く)とSWLを対象とした「第47回 東京コンテスト」を21/28/50/144MHzの電信・電話で開催する。「ヤング部門の局はコンテスト開催当日現在の年齢18才以下とし、サマリーシートの意見欄に年齢を明記すること。明記ない場合は、一般部門へのエントリーとする」と案内している。なお、前回から引き続き「『SNS等公表禁止』の項目を一旦削除」などの規約は継続している。
JARL東京都支部コンテスト委員会では「令和6(2024)年3月31日 全規約一部改定(規約は5月3日の東京コンテストから運用される)」の規約改定にともない、以下の案内を継続して行っている。
●今回の規約改定の経緯説明とお願い
1.以前に「自局のコンテスト参加状況をSNS等で公表することは禁止する」を加えた規約改定を行いましたが、多くの方から、具体的に何をしたらいけないのかなどの問い合わせが多数あり、大きな反響がありました。
一方、JARL本部が主催するコンテストでも、別の表現で類似の規定(セルフスポッティングやスポットを依頼する行為の禁止、アマチュア無線以外の手段を使用して自局の運用情報を他者に伝えることの禁止)があり、JARL本部もこうした問合せを受け、JARL本部コンテスト「コンテストガイドライン」で、一般的な回答を示しており、本年2月に行われた第71回理事会において、この規定の見直しが議論され、継続審議になっている状況です。
このような状況のため、東京都支部コンテスト委員会では、現在のJARL本部の「コンテストガイドライン」を尊重しつつ、各コンテスト規約から「SNS等公表禁止」の項目を一旦削除し、JARL本部での審議の結果を待つことといたしました。その検討結果が出たあとで、再度規約改定を検討してまいります。
なお、JARL本部主催の各コンテスト規約には、「コンテスト終了後に、データベースや録音、電子メールまたはその他の手段を使って交信ログを作ったりあるいは交信を確認したり、コールサインやナンバーを修正することを禁止する」として、ログの創作や改ざんの禁止がうたわれています。ログの創作や改ざんは、スポーツマンシップのモラルに反する行為であり、東京都支部の規約本文には記載されていないものの、各参加者には遵守いただくよう、お願いいたします。
2.総合得点が同点時の順位にについて、当委員会では支部創設以来、最終交信時刻が早い方を上位としてきました。規約にその旨の記載が無かったことから、あらためて明文化いたしました。
ナンバー交換は都内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用地点を示す市区町村ナンバー(別途制定)」、都外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用地点を示す道府県ナンバー」となる。都外局同士の交信も有効で、得点になる(相手局が「都内局」の場合は2点、「都外局」の場合は1点)のがユニークだ。マルチプライヤーは「各バンドで交信した異なる都内の市区町村と道府県数」となっている。
また、コンテスト時間内に全市(002~030)、または全区(101~123)、あるいは全郡・島(201~204の4マルチプライヤーと401~431のうちの1マルチプライヤー計5マルチプライヤー)と、それぞれ完全な交信が成立した局には「東京コンテストアワード」が発行される。シングルバンド、マルチバンドの制限はなく、特記の記載は行わない。
ログの締め切りは5月17日(土)必着。紙ログのほかに電子ログによる受け付けも行っている。なお、入賞者は「JARL会員」に限られる(JARL未入会者については順位付けを行うが、表彰はしない)。詳しいルールは、JARL東京都支部主催「第47回 東京コンテスト規約」を確認してほしい。
●関連リンク:
・第47回
東京コンテスト規約(※2ページ目/PDF形式)
・コンテスト規約・アワード規約 申請用紙等
資料類(JARL東京都支部)
・JARLコンテスト 電子ログサマリー作成ページ(R1.0用)(JARL Web)
・JARL東京都支部
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